5月12日(日)
晴れ。日射が強く、気温も高くなった。28度に達したようだ。
毎日の出来事を「下書き」で保存してるが、それが精一杯で、画像などの編集まで手が回らず、ブログをアップするのは
「1月遅れ」になって来てしまった。
この日、認知症の母を先に寝かせて、夕食の食器を洗う前に、日付が変わった午前0時過ぎから、私は食卓のテーブルにうつ伏せて、うたた寝してしまった。
その状態で、午前3時頃、認知症の母が部屋から出るチャイム(メロディー)で起こされる。
私はすぐに台所を出て、駆け付けるが、母の姿は無い。
母は起きて、トイレへ行こうと部屋から出るか、戸を開けただけで、布団に戻ってしまうのだ。最近、こういう事が多い。
母をトイレへ誘導。トイレに入ったら、「ズボンを下ろせ」と指示しないと出来ない。
いや、言ってもなかなか下ろそうとしない。最後はやはり私が母のオムツパンツを下ろすが、
もう
パンツの中には大量の軟便が。
昨日の夕方と同じパターンか。12時間以内に同じ事が繰り返される。
なんとかそのウンチが他に付かないように、パンツを下ろして、便座に深く座らせる。そうでないと、極端に浅く座って、汚れた肛門をそのまま便座の前の縁に乗せてしまうから。
座らせてから、私はズボン下などを脱がせる。今晩はパジャマのズボンが乾いておらず、長いズボン下を代わりに履かせてる。その中には半ズボン下という2枚重ね状態。
大量かつ広範囲のウンチには無力かと知りながら、ウォシュレット。
タンクが空になるのか、自動停止するまです。
今度は少し浅めに座り直させてから、さらにウォシュレット。シャワーでなるべく広範囲を流すつもりで。
それを終えてから、紙で拭かないと、濡れた滴が落ちるか、足をつたい流れるとイヤだし。
厚く取った紙を母に手渡して、「それでお尻を拭け」と言っても、最近はなかなかお尻まで拭こうとしない。前のほうをチョンチョンとして終わる事が多い。
母は股間の前から手を入れて、そのまま後ろの方まで手を伸ばしてお尻を拭く。横や後ろからだと、巨大なお尻で届かないみたいだから。
ところが、昨夕と同様に、散々ウォシュレットで流してから、紙で拭かせても、ウンチがベットリと付く。そして、指に付けてしまう事も多い。
それで、母の右手にもゴム手袋をさせて、その手に紙を持たせて、お尻を拭かせた。
案の定、ウンチがベットリで、上にしてる親指にも付いた。ゴム手袋なので、即座に脱がせて捨てる。
立たせて、後ろを向かせて、私もゴム手袋をした状態で、トイレの外から手を伸ばして、母の尻を専用のウェットティッシュで拭く。我が家のトイレは幅が狭く、奥行きがあるので、横に並ぶ事は出来ないから。
そして拭いても拭いても、ウンチが付く。母もその都度「痛い」を繰り返す。
お尻を拭き過ぎて、
尻の周囲の皮が剥けてるようだ。
ウォシュレットをしても、効果がないのは、うまく肛門に当たってないのか、垂れた尻の肉が肛門を塞いでるのか。
立った状態だと、その肉が垂れて、肛門を覆っているので、尻の肉の割れ目から、ウンチを掻き出すように拭く事を繰り返す。
その紙にもうほとんど色がつかない状態(かすかに付く)で終わりにしようと、先に用意しておいたティッシュにオロナイン軟膏を付けたので、尻を改めて拭くと、またウンチがベットリ。
肛門からウンチが次々と漏れ出てるようだ。
また最初から、専用のお尻拭きのウェットティッシュで繰り返し拭く。
色が付かなくなったら、またティッシュにオロナイン軟膏を付けたもので拭く。
こうして、
1回のトイレで30分以上かかる事もざらである。
そうして、母をトイレの外へ出して、手を洗剤で洗わせ、部屋で新しいオムツパンツを履かせる。
その後、私は部屋に戻り、ブログの下書きしていて、そのまま寝てしまったようだ。
起こされたのは、また母の部屋の戸の開くチャイム(メロディー)が鳴った8時過ぎ。
慌てて下りていくが、母が姿は無い。またしても戸を開けただけで、布団に戻ってしまったようだ。
トイレへ誘導し、オシッコ。
オムツパンツはもう真っ黄色。幸い、ウンチはしてない。
次は10時頃。母がトイレ。やっぱり
パンツにはウンチが付いてる。量こそ多くはないが。
ここでようやく、便器の中にもウンチしたようだ。
トイレの中で、ズボンと半ズボン下を脱がせて、オムツパンツも交換。
お尻はウォシュレットだけでなんとか。しかし、厚く取った紙を渡して「これで拭け」と言っても、なかなか拭こうとしない。特に、お尻を拭こうとしないのだ。
もう母を起こす。パジャマを脱がせて、布団もあげる。
テレビを見させておいて、朝食兼昼食の支度。
食べさせたのはもう正午だ。
午後2時頃にも母はトイレへ。この時は問題はなかった。
午後4時前のトイレでは、オムツパンツはオシッコで黄色くなっていて、またしても
パンツにウンチが付いてる。量は多くはないが、トイレの中で、便座に座らせたまま、ズボン、半ズボン下を脱がせて、オムツパンツを交換。
ウォシュレットを入念にして、紙で拭かせてOKとする。
こうして
日に何回となく、母のオムツ処理や、お尻拭きに追われる。
この日の夕食はアジのポテト焼き。冷凍品で358円。ポテトを混ぜた衣がつけてあり、フライパンで焼く。
その前に、先にナス2本を輪切りにしてフライパンで蓋をして蒸し焼く。母は4切れを食べさせるのが精一杯。
昆布豆は袋から出すだけ98円。これを二人で分けてあり、母のは少なめ。
いつもの汁物はカツオだしの粉末に、カツオ風味のしょうゆベースのつゆを入れて、マイタケ1袋、エノキ1/2袋、豆腐1丁300g、ほうれん草をたっぷり3/4袋くらい。それがしんなりしたら溶いた卵1個でとじる。
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認知症 | 暮らし/家族
Posted at
2013/05/12 08:55:43