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2020年11月18日

MiCarBa 3Dアラウンドビューの取り付け(3)

MiCarBa 3Dアラウンドビューの取り付け(3) 4つのカメラの取り付け後、このようなシートを車の回りに配置して、キャリブレーションが必要となる。
この広さの場所が自宅敷地内にあればいいんだが。
我が家の両隣の家には、それが可能と思えるガレージの広いスペースがあるんだけど、私は自宅から直線距離で110mのこの場所で行うしかない。

戸建て住宅の団地への入る道路の終端で、誰の邪魔にもならないのだが。
しかも1時間ほどしかかからない。
ところが、周囲の住宅の誰かが通報したのだろう。この写真の撮影直後、
警察が来た。いわゆる職質を受けた。
まぁ、職業を聞くわけでは無く、免許証の提示と何をしてるのか尋ねられた。
自宅から歩いて1~2分の距離なので、免許証はいいかと思ってたけど、ちょっとイヤな予感がして持って行ってよかった。
結局、「問題ありません」と言われてバイクの警官は去って行ったけど。
ここでコレをするのは3回目だったかな。最初の1回目はサイドカメラの向きが違っていて不成立。
納得行くまで調整するのは、何度か必要になる。

調整シートの配置はこんな感じ。
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この市松模様シートは、カメラの発売元から購入してる。この製品はこちら
そして「マニュアル・アジャスト」で必要になるのが、以下の60cm四方の黒いシート。
私はこれを段ボール紙で作ってる。
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リモコンの中央の「OK」ボタンを押すと「メニュー」が表示され、
「Calibration」を選んで、「OK」ボタン。
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ここで、車の長さ「Length(cm)」、車の幅「Width(cm)」をリモコンのテンキーで入力。
オフセット「Offset(cm)」は「マニュアル・アジャスト」の場合は入れなくていい。
車の幅は「vehicle actual width + 20cm」と実際の幅+20cmと書かれてるが、まぁ左右のカメラの位置の間隔と思っていいのか。
この車の幅の数値によっては、なんかズングリした縦横比率のおかしな感じの車の画像になってしまうので、+20cmでいいのかどうか?
ここでの数値は後から変更は出来ない。変更しても反映されず、この画面に戻ると、前の数値になってる。
以降のキャリブレーションの前に入れておく必要がある。

次に4つのカメラごとの「Lens Correct」を行う。カメラの向きなどの補正と思える。
リモコンの前後左右の△ボタンでカメラを選び、「OK」ボタンを押すと、
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↑スマホで撮影したが、逆光で。

映っていた市松模様シートが画面に張り付いたようになる。
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この時、最初から表示されてる緑の格子と市松模様のズレが大きい場合は、もう一度、そのカメラの「Lens Correct」をやり直したほうがいい。

これを4つのカメラで行う。次の手動調整では市松模様シートは不要なので、1枚でも順に移動させれば何とかなるが。
終了したら、リモコンの右上の青いボタンで戻り、

「Panoramic Calibration」→ 自動調整
「Manual Adjust」→ 手動調整

のいずれかを選ぶ。

「自動調整」は簡単だが、四隅の■シートを黒く塗ってなかったからか、明らかに変。
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それで、もっぱら「手動調整」の「Manual Adjust」を選択する。
「手動調整」は前後左右の順で、それぞれのカメラに映る左右の■シートの4隅を順に押さえて行く。
十字カーソルと右上に拡大画像が出るので、リモコンの前後左右の△ボタンで■シートの角に合わせてから「OK」ボタンを押す。
すると押さえたポイントに小さな赤十字が表示される。
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↑逆光で手は映るし、緑の光が入るし、散々な画像。
 これはナンバープレートネジ穴に取り付けたフロントカメラの画像。

この作業を左右の■シートの4点×2を行う。
その押さえる順番が前に上げた調整シートに書かれた番号だ。
これを×4のカメラに対して計32ポイント行う。
順番を間違えたら、右上の青ボタンで戻り、最初からやり直しとなる。

ここではリアカメラも鏡像では無いので、番号が書かれた取説のページの向きを変えながら見たほうが順番を間違えないと思う。
気付かないうちに順番を間違えてると、そのカメラの画像は表示されない。
32点を終了すると、自動的に再起動する。

ちなみに、この時のmicroSDカードに録画されるドラレコ画像は以下。
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左上が左、左下が右、右上が後ろ、右下が前という変な配置の合成ファイルが2分単位で作られる。録画されるのは、補正無しのそれぞれのカメラの生画像で、4つのカメラで4つのファイルでは無く、1つの合成画像ファイルになる。
またmicroSDカードは32GBまでのSDHC規格。

ともかく、このキャリブレーションが落ち着いて出来ない。
自宅敷地では無いので、警察沙汰になる位だから焦るし、リモコンで操作しながら撮影するのは無理。
次回は別の場所で、スマホで撮影では無く、映像出力をキャプチャーするつもり。

このキャリブレーションは、
前後カメラをナンバープレートネジ穴(右側)に付けた状態で行ってる。
最初は前後の市松模様シートは車の中心にセットした。
シートの中央にマークがあり、それを車の中心に合わせたのだ。
左右の市松模様シートはドアミラーのカメラの真下に中心が来るようにした。
すると、調整完了後、俯瞰画像では右側のシートの端が自車画像の下に入ってしまうのだ。

それで、今度は前後は市松模様シートの中心がカメラの位置に来るようにした。
この状態で録画されたのが先のドラレコ画像。
つまり、市松模様シートが車に対して右寄りになってる感じ。
それで少しは改善されたが、まだ右側は自車画像の下に入る。

何度も使ってる以下の画像だが、
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↑左側の真上からの映像を見て戴きたい。
車の右側の白線が車体の下に入ってる。

ところが、実際は車から降りて見ると、白線は踏んでもいない。
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これはどうも、前後(あるいは前だけ?)のカメラは車の中心にある事を前提としてるみたい。
左右のオフセットの値を入れるような項目は無いし。
作り出した3D映像に、車の画像を合成する時、前のカメラの中心にその車の画像を乗せてるのではないかと思える。

つまり、やはり前後のカメラは車の中心にないといけない事になり、
ナンバープレートネジ穴取り付けでは中心からズレてる。
しかし、そのズレの量から見ても、右に行き過ぎな気もする。
もしかすると、カメラを中心に取り付けても、右側へ車体画像がズレるのかもしれない。そのようなレビュー(質問)もあったと思う。

さて、どうするか。もうこれ以上の事は「気にしない?」
カメラを車の中心に取り付けようにも、もう後戻り出来ない加工をしてしまってるし。
ナンバープレートネジ穴に取り付けるカメラはボツにするか?

しゃあない。予備にあってもいいかと、もう1台の3D天光のアラウンドビューカメラを購入してみると、
なんと、前にも書いたように、
コネクタのゴムリングが無くなり、フロントカメラもデザインが違っていた。
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左が新しいフロントカメラ。右は従来のフロントカメラ。
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上の画像の「旧」のフロントカメラは、前からある2D天光のカメラなのだ。
新しいフロントカメラのステーはネジ留めされていて、そのステーのネジ穴が大きいというか、ちょっとネジを締め直せば、簡単にネジがステーをスリ抜けてしまい、カメラはポロリと外れてしまう。
だから、この新しいフロントカメラは車に取り付けても、振動などでステーを残して、
カメラが外れてしまう可能性がある。

それだけでなく、新しいカメラは視野が少し狭くなってる。
フロント、リア共に。

実は、フロントカメラを車の中心に取り付けるには、
ナンバープレート下しかないという事で検討中だった。
実際に愛車の前で検討出来ればいいんだが、そのような広い場所が自宅には無いので、
室内に前述の手動調整用の60cmの■シートをテープで角だけ貼って、間隔などを再現すると。
例によって、寝たきりで介護してる母の部屋で、そのベッドの前での画像。
ナンバープレート下を想定した床からの高さ28cmでの映像は
旧タイプのカメラは以下(床に貼ったテープは写真では見えにくいので後からラインを描画した)
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新タイプのカメラは以下
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この違いはこういう感じ。新しいカメラは少しズームアップした感じになってる。
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旧タイプのカメラでは左右の赤枠の外にある縦の柱が映ってるのに、それが新タイプのカメラでは少ししか見えない。
新タイプのカメラはわずかに視野が狭くなってると言える。これは前後カメラとも同じなのだ。

そして、上の室内でのテスト画像を見ても、
ナンバープレート下のカメラでも手動調整(Manual Adjust)が可能に思える。
そんな低い位置にカメラを付けるには、手動調整用の■シートが十分に視野に入る必要から、
少しでも視野が広いほうがいい。

さらに、フロントカメラとリアカメラを逆に使う。
リアカメラはバックギアに入れた時に「鏡像」になるけど、
それはカメラ側では無く、本体側で作り出してる。
だからフロントカメラとリアカメラを入れ替えても、問題は無い。
しかも、後述のような取り付け方をするには、旧タイプのステーと一体型のほうがいい。

以上の事から、新しいタイプの3D天光のカメラは採用せずに、
前からある2D天光のカメラを使うしかない。

実は、ステーと一体型のフロントカメラが欲しくて、もっと安いバージョンの
黒の普清とベージュの星光も購入してみたが、確かにフロントカメラの外見はステー一体型でよかったのだが、やはりカメラの中身が違っていた。暗視性能で差が出る。
黒の普清のカメラは暗いと何かモヤモヤとした映像になる。
ベージュの星光のカメラは暗い場面でも一番明るく映る。ところが動くと酷く残像が出る。
だから、やはり天光のカメラが一番バランスがいいのだ。
カメラ自体に「天光」と刻印されてる。

→ 後に、このカメラ、特にリアに使ったステー一体型のフロント用のカメラは、
防眩性が悪い事が発覚してる。

つまり、夜間の後続のヘッドライトが大きく広がるのだ。

元々フロントカメラはリアカメラより下方への出っ張りが断然小さい。
さらにそのフロントカメラのステーを切除して、下の画像にある丸い凹部にハメ込むと。
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これなら車検で文句を言われまい。
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リアカメラは以下の3体制で決まり。
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↑左端からスマートミラーのリアカメラ、3Dアラウンドビューのリアカメラ、
そして新しいマルチビューカメラ。画面分割して表示出来る優れもの↓
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アルパインのはフロントカメラが擦りガラスみたいな映像になったので、前後とも入れ替え。

フロントにはリアカメラの固定ステーを別のカメラの可変ステーに入れ替えて使う。
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↑ネジ穴からケーブルの出口まで同一なので、可変ステーが移植出来た。
このステーを移植した元のドナーのカメラはこちら

つまり、フロントカメラはナンバープレート下の低い位置に設置する代わりに、
角度を可変にして、少しでも上向きに視界を確保する。

ナンバープレート下にカメラを付ける為のT字ステーはデータシステムのNS-1がアルミ製で軽くていいけど、上下に長過ぎる。縦長の取り付け穴の極力下のほうを使うにしても、ナンバープレートよりさらに下にカメラの取り付け位置が来てしまう。
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少しでもカメラが上に来るようにしたいので、2個分を用意して切断し、張り合わせて、マルチビューと2カメラ取り付け可能に。
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↑金属同士を強固に接着出来る「メタルロック」でナンバープレートと接着。
 データシステムのT字ステーはこちら。私のレビューも参考に。

これでフロントは角度調整が可能なカメラとしてナンバープレート下に取り付け
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フロントはリアと同じ画面分割可能なマルチビューカメラと2カメラに。
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この新しいカメラ配置での視界は。
左側がナンバープレート下の新しいカメラ配置。右側は以前のネジ穴取り付け。
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↑前のカメラが下側で、後ろのカメラが上側という配置は、microSDに記録される画像そのまま。
ガレージ内での車の止め位置など、厳密に同じでは無いので、優劣の比較は困難だが。
左下のナンバープレート下のフロントカメラは低い位置にもかかわらず、前方の風景に空が広く映ってるなど、前方視界がより確保されてる。つまり、上向きになってる。
その一方で、下側はボディの一部が欠けてる。これがよくないのかどうか。

下の画像はナンバープレートネジ穴取り付けでキャリブレーションした後の画像だが、
前に謎の黒い四角が出来ていて、これが上の写真の右下のようにボディがギリギリで欠けそうだからこうなるのか。もし、そうなら、新しい配置では、さらにカメラを下向きにして確実にボディが映るようにしなければならない。
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↑前回のキャリブレーション後に、カメラを移動したので、合成画像はおかしいハズだが。
前方の黒い四角はカメラを移動させる前からある。

しかし、そもそも、どうやってボディの一部かを判定してるのか。
動く部分とそうでない部分という判断なら、キャリブレーション時は止まってるから、その後の動きで後から判断してる?
でも、下に紙でボディの一部のようなものを貼り付けて、動かしてみても、それで変化するわけではない。

いずれにせよ、まだ、
新しいカメラ配置でのキャリブレーションが出来ていない。
繰り返すが、自宅でそれが出来ないから困る。家の近くのこの前の場所では、もうやりたくないし。

せっかく作ったナンバープレートネジ穴に付けるカメラだが、
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もし、ナンバープレートの真上にバンパーがあって、そこにカメラが付けられるなら、
そのバンパーを変に加工しなくても、M6の穴1つを開けるだけで、このカメラが付けられるので、利用価値があるのではないだろうか。
あくまで、車体の中心にこのカメラを付けるという前提で。

なお、振動センサーがあるが、接続していない。
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感度をボリュームで調整出来るが、振動を感知するとエンジン停止後も起動し、5分間の録画を行う。いわゆる駐車監視録画機能だ。
しかし、起動が遅いので、当て逃げされても後の祭り。感度次第では頻繁に起動して、バッテリーに負荷がかかるから、取り付けていない。

また斜め後方の死角から車が接近した時にオレンジ色に点滅するLEDが付属してる。
これはピラーの付け根当たりに取り付けてるが、あまり当てには出来ない。まぁ、オマケのようなものか。
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↑右の黒い四角はユピテルのレーザー&レーダー探知機LS700のアンテナ部

表示される車の画像は「Control Setting」でメーカーごとに車種を細かく指定出来るが、何も変化は無く、解説書にはオプションであるかのように書かれてる。
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「Display Setting」→「Model choose」では15車種ほど指定出来て、それは実際に変化するが、Audi、 BMW 、ベンツ、フォルクスワーゲン、レクサス、ボルボなどの高級セダンかSUV。
キャリブレーション時の車のサイズ入力により、SUVがコンパクトカーか軽四みたいに表示されるので、許容出来る場合もあるだろうが、ハイエースとかのワンボックスタイプとなると、違和感があると思う。
自分の愛車の画像が導入出来るなら、本体価格と同じ位のお金を支払ってもいいと思う。

バグ対策の最新バージョンが欲しい。
例えば、専用のモニターでずっと表示させたくて「Control Setting」→「Delay Display」を「Always Display」にしても、起動後はすぐに消えてしまい、一度はリモコンの電源スイッチを入れるか、バックギアに入れる必要がある。
またハザードで画面が消えてしまうのもバグではないか。
これは「Control Setting」→「E-Light Control」を「Close」にすると回避出来るが、では「Open」は何を意味するのか?
「Display Setting」→「L&R Display」でハザード時に2D画像+左右のカメラの画像を同時に表示する(製品の箱の側面に写真がある)のではないかと思うが、そうならないのもバグなのでは。

これらの問題は「System Setting」→「System Upgrade」で対処可能なはずだが、そのデータをどこから入手するのか?
これをMiCarBaに何度も問い合わせるが返事が無く、出品者としての評価を悪く書くと、「あなたの質問は難しい」と連絡が来た。
ともかく、この装置はどこで作ってるのか不明で、
技術的なサポートは全く期待出来ないのが残念だ。
なお、付属の解説書は全文が英語。

「MiCarBa 3Dアラウンドビューの取り付け」はこれで終わり。
新しいカメラ配置でキャリブレーションが完了したら、整備手帳に書くつもり。

この後、ナンバープレート下のフロントカメラの配置でのキャリブレーション結果を、
これより下、この日付より過去に書き続ける事にする。

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Posted at 2021/04/02 21:29:28

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