4月14日(日)
晴れのち曇り。夜に少し雨が降ったか。
私は午前1時頃からシャワー。洗髪もして、部屋でいると、午前2時半過ぎ、認知症の母が起きたようだ。
監視カメラで見てると、布団の上で上体を起こすものの、そこから出ようとせず、布団の端の方に手をかけて起き上がろうともがいてるようにも見える。
結局、諦めて、また横になってしまう。
それで、私が階下へ降りて行き、「起きて、トイレへ行け」と立上がらせようとするのだが、
「足が痛い」とか言いながら、なかなか布団から出てこない。
押し問答がどれだけ続いただろう。やっと布団から出て、歩き出す。歩けないとか言うわけではないのだ。
トイレへ誘導し、入らせる。オシッコだけ。昨日はディサービスでも家でもウンチしてないのだが。
オムツパンツはもう限界ほどオシッコを吸って、黄色く、透けたようになってる。
それで、部屋へ戻ってから、パジャマとズボン下を脱がせるが、これがまたなかなか。
私がジェスチャーを混じえて、「ズボンを下ろせ」と繰り返しいうのだが、逆にズボンを上げ直したり、一向に言う事を聞こうとしない。
やっとズボンを下ろしたところで気付いた。
その
パジャマのズボンも、ズボン下も、黄色くなって濡れてるのだ。かなり広範囲に。
布団を確認すると、
敷きパッドも、その下の布団のシーツも濡れてる。
オシッコ5回分を吸うというオムツパンツをしてるのに、そこから漏れたのか、布団にもおねしょをしていたのだ。
困った。外は花粉がまだ多く飛んでるらしいので、洗濯物は一切、外には干してないし、布団も干してない。
そんな状況で、シーツや敷きパッドをどうやって洗って干すのだ。
また今、この現状をどう措置すればいいのか。
とりあえず、母のオムツパンツを交換。パジャマのズボンやズボン下は洗濯するしかない。
パジャマは今晩、替えたばかりなのに。
新しいズボン下を出して、それを履かせて、もう下はそれだけでよい。
布団の上の敷きパッドの上下に、キッチンペーパーを重ねて乗せて、その上から防水シーツを敷く。
母をこの上に寝かせようとするのだが、
防水シーツに乗せるだけで大変。
膝を付いて這って行くので、防水シーツを端からめくってしまうのだ。何度やってもダメ。
こんな事で手こずって、時間を取ってしまう。
洗濯機の中は、シャワー前に脱いだ私の洗濯物が入ったまま。まだ洗ってないのだ。
洗剤はアリエールの粉末で、すすぎ1回でいい事になってるが、とてもそれではイヤで、すすぎは3回する。しかも、その都度、駆け付けては風呂場からシャワーのホースを引っぱって、お湯を入れる。
シャワー直後に洗濯機を回すと、髪を乾かしたりしてる間に洗濯機が回ってると、慌ただしいから、後から洗濯しようとおいていたのだ。
それで、
洗濯機を回したのは、もう午前4時だった。
それが終わる頃に睡魔に襲われ、少しうたた寝。6時過ぎに目が覚めて、洗濯物を室内に干す。
その後、母がオシッコで濡らしたパジャマのズボンと、ズボン下を洗濯機に入れて、洗剤とすすぎは1回で「下洗い」にする。
午前7時前、母がまたトイレに起きてくる。トイレが終わって、布団に入れるのがまた大変。放水シーツをめくってしまうから。
洗濯は下洗いが終わると、そのまま、昨日、ディサービスから持ち帰った着替えの下着などを追加で入れて、一緒に洗濯し直す。
この洗濯中に私は寝てしまったようだ。夜にシャワーして、パジャマ姿のままで、いつものように布団を被らずに寝てたので、寒かった。
目が覚めたのは、もう9時前だった。2時間近く寝たのか。洗濯物を室内に干し終えると、母が起きていて、ウンチした。
外は日差しも出てきてるので、軒下のモミジやアケビの盆栽を露天の棚へ移動。軒下の棚は陽が当たるのが遅くなってるから。
そして水やり。その後、母のおねしょの敷布団を干すため、ずっと使っていない折りたたみの竿を出して、アルコールティッシュで拭く。花粉とホコリで、黄色っぽく黒い汚れが付くので、何度も拭き直す。
スポーツドリンクを暖めて、母に飲ませて、そのまま起こす。
掛け布団や毛布は押入れにしまい、敷きパッドは丸めて洗濯物を入れるバケツに。
シーツは外して洗濯機に。布団は外へ出して干す。
まだ花粉は「非常に多い」というメールが来てる。なんか今年の花粉ややたら長いように思える。
もう1ヶ月、こんな状態ではないのか。今は杉よりヒノキの花粉のようだが。我が家では布団も干してないし、洗濯物は外に出していない。
が、近所はみんな洗濯物も外に干してるし、いい天気の日には布団も干してる。気にしてないのか。
今日は風が少ないので、発生源からの飛散は少ないとみて、布団は取り入れる時に徹底して叩く事にする。
母にはそのまま座椅子に座らせて、テレビを見させておく。
朝食がまだでも、昼を食べなくなても、夕飯が極端に遅くなっても、母はお腹が空いたとか言わないし、時間の感覚もあまりないようだ。夕方になると、部屋から出てはウロウロしだすけど。
この間にシーツを洗い、朝食の支度。リンゴを剥いたり、コーヒー牛乳を作ったりするだけだ。
シーツの洗濯が終わると、母の部屋の縁側に渡してある竿にかけておく。濡れたものを外に出すと、余計に花粉が付くように思うから。
それから朝食。もう昼前だった。
夕食の支度は6時半頃から。
この頃になると、母は用も無いのに、部屋から頻繁に出てきて、ウロウロする。
台所へのドアは鍵をかけてあるので、トイレのドアを開けたりして、その都度、チャイムが鳴るので、私は駆け付ける。
そのうち、本当にトイレに入る。すると、例によって、
パンツにウンチをつけてる。少し量が多い。
食事の支度は中断して、こちらの措置。ウォシュレットでお尻を洗わせ、パンツの中のウンチにはトイレットペーパーを厚く敷いておく。
その状態でパンツを上げさせ、トイレから出たら手を洗剤で入念に洗わせ、部屋へ行ってから、オムツパンツの交換。
夕食はサンマの蒲焼。冷凍品でそのままフライパンで焼いて、添付のタレをかける。398円。
その前にフライパンでモヤシを1袋炒めた。最近、母もこれをなんとか食べるようになった。但し少しだけ。
昆布豆は袋から出すだけ。98円。これを二人で分ける。母の分は少なめに。
いつもの汁物はカツオだしの粉末に、カツオ風味のしょうゆベースのつゆを入れて、マイタケ1袋、エノキ1/2袋、豆腐1丁300g、ほうれん草をたっぷり3/4袋くらい。それがしんなりしたら溶いた卵1個でとじる。