
昨日、18日に洗車した。
画像は洗車直後に撮影した。
前回の洗車が5月15日(直後に黄砂にあって、翌16日に洗車し直し)なので、
3ヶ月ぶりの洗車である。
雨には当てないようにしてるので、汚れはなく、全体にうっすらとホコリが乗ってる状態だった。
ただ、1日だけ、買い物からの帰りにポツポツと雨に当った事もあるし、虫やその糞(ガレージで天井のクモが糞を落とす)を拭き取ったりして、所々、ホコリが取れた、まだら模様になってた。
そろそろ洗車しようかと思っていたところへ、ちょうど一日曇りの予報だったので、実行したけど、日差しがけっこうあった。
ガレージ(カーポート)の屋根には、農業用の寒冷紗を2重に敷いてるので、弱い木漏れ日程度の日差しが車に落ちる。
それでも、夏の高温なので、洗車した水滴がすぐに蒸発して、斑紋(イオンデポジット)が出来てしまう。
このデポジットがなかなか取れない。既にボンネットに見られる。普段は見えないけど、濡れたクロスで拭いて、細かい水滴が残った時になどに、浮き出て見える。
濡らして、自然に乾かすような事はしてないけど、帰りにポツポツと雨が降っても、エンジンの熱で蒸発してしまうからだろうか。
クォーツガラスコーティングを多重にかけてるので、そうしたガラス質には余計にデポジットが固着しやすいと言われる。
そんなデポジットを取るアイテムが売られてるけど、前回の洗車時にクルーズ・ジャパンのコーティングコンディショナーを試したけど、まるで取れなかった。
デポジットは水道水の中のカルキなど、ミネラル分が結晶状になって固着したものなので、なかなか取れないのだ。
雨でも大気中の汚染物質を取り込んでいたり、ボディ表面のホコリ中の物質が溶け込んで、乾く時に発生すると思われる。
やはりコーティング屋へ持ち込んで、メンテナンスしてもらう必要がある。
8000番くらいのコンパウンド(研磨剤)で表面を磨くらしい。
もう2年メンテナンスに行ってない。金に余裕が無くて。
だから、洗車した
水滴が拭き取る前に乾いてしまう事は絶対に避けたい。
曇り時々小雨のような日が理想なのだが、夜に洗車する事も多い。
ところが、照明を付けてると、夏は虫が寄ってくる。
水滴を拭き取る段階で、先にボディに小さな虫がいて、一緒に巻き込んだり、擦り潰したりして、いやらしい。
だから、今日、洗車すべきか思案したけど、
1.風がない(風がある水滴を拭く前にホコリが舞う)
2.認知症の母がディサービスでいない
などのプラス条件もあり、実行する事にした。
洗車は以下のガレージの中でする。画像は洗車直後に撮影。
こうして見ると、狭いスペースだ。
まず、
ブレーキをビニールで覆う。38cm×32cmのポリ袋を切り開いて、76cm×32cmのシートにして、覆う。
EK3はリアが屈辱のドラムブレーキ。これを何度かディスク化しようと、見積もりも出してもらった事があるんだが。今となっては、手も足も出ない。
このドラムブレーキは中に水が溜まりやすいらしい。普通に洗車しても、次に走行してブレーキをかけると、ゴーという異音がするし、車検などの時に分解掃除してもらうと、「中がサビだらけ」と指摘され、洗車時に水をかけないように言われてる。
あと、大口径のマフラーも、中に水が入らないよう(入りにくいよう)、ビニール袋に空気を入れて閉じて、それを詰める。
この準備に結構、手間取る。
実際に洗車にかかったのは午前11時頃だったか。
洗車途中の写真は一切無し。とてもそんな余裕が無い。
バケツにシャンプーを溶かして、泡立てておく。これにスポンジを浸けて、洗って行く。
いつもなら、まず全体を、ホースの先に付けた引き金を引けば水が出るシャワーの水をかけて、ホコリを洗い流す。
シャンプーは上から、つまりルーフから始めて、順に下へと、それぞれのパーツ(部分)ごとに水で流す事を繰り返す。
が、今回は夏の日差しのある中での洗車なので、まず、
足回りから洗う。
ボンネットやルーフを濡らさないよう、後回しにするのだ。
逆だと、足回りを洗ってる間に、ボンネットなどが乾いて来るから。
アルミホイールをその内側を含め、スポンジとシャンプーで洗う。
一旦、水で流したら、もう一度、シャンプーする。最初は軽くさっと撫でるように擦り、次はしっかりと擦って洗う。
この後、マフラーのステンレステール外周、ボディ同色に塗装してるマッドガード(泥よけ)の外側も一緒に洗う。
それを流したら、タイヤの側面、サイドウォールをシャンプーとスポンジで擦る。
先のホイール用とは別のスポンジを使用する。
ボディ用、ホイール用、タイヤ用とそれぞれ別の(専用の)スポンジを使用する。
タイヤの次はタイヤハウス。タイヤのある周囲のボディ側。ここは泥などがよく跳ねて固着してる。
今は雨の日は走らないし、水たまりには絶対と言って避けて通るようにしてるけど。
ローダウンしてるので、タイヤとの隙間が狭く、スポンジがかろじて入る程度だが、丁寧にする。
先の塗装してるマッドガードの内側もここで洗っておく。
ここまでで、バケツに作ったシャンプー液は完全に捨てる。
いつもはボディの後に足回りなので、そのまま残りを使うが、今回は逆。
既にタイヤやタイヤハウスを洗って、そのスポンジをこのバケツに入れてるから、砂粒などが結構入ってる。
バケツの周囲や底をスポンジで擦り、綺麗にバケツを洗ってから、新たにボディ用のシャンプー液を作る。
ここで、雲行きがあやしくなって来たので、洗濯物を取り入れたり、私もトイレへ行ったり、スポーツドリンクを飲んだりしてる。休憩は無し。
ホディを洗うのも、
ルーフとボンネットは後回しにして、先にリアやサイドから洗う。
ここでも、部分ごとに(リアならその全体を)シャンプーとスポンジで最初は撫でるように軽く擦り、シャワーの水で一旦綺麗に流してから、再度、シャンプーとスポンジで今度はしっかりと擦るように洗う。つまり、部分ごとに2度洗いする。
次にルーフを2度洗いするが、その流したものが、先に洗ったサイドなどに落ちていくので、そちらもまた丁寧に流し直す事になり、手間がかかる。
最後に、ボンネットとフロントを2度洗い。
全て流し終えたら、急いで拭き上げる。
今度はルーフから始めて、上から下へと専用のクロスで水滴を取って行く。
私が使ってるクロスや、シャンプーは前回の5月の洗車時に
こちらで書いてる。
こうして水滴を拭き取る時も、一方方向へクロスを滑らすようにしてる。こまに絞りながら。
フロントグリルなどは拭きにくく、後から次々と水が溢れてくるみたいで手間がかかる。
ブロアーなどで水滴をあらかた飛ばすのもありかもしれない。コードを引っ張ったりするのが面倒だし、下が濡れてるから、感電の危険もあるし。
以前、専用のエアコンプレッサーを確か2万ほどで買ったが、潤滑用のオイルを入れたところ、エアーにも混じるようになって、一度も使わずに処分した。
ホディの拭き取りが終われば、次はホィール。
拭き取りクロスもホィールは別に、専用のを使う。
ボディに自然に乗る鉄粉を気にしなければならないのだから、ブレーキダストにも鉄粉が混じるのではないかと、拭き上げるクロスも別にする。
外回りの水滴を取ったら、後はドア内の水滴を拭き取る。
これも別の使い古した雑巾を使用してる。
ドア回りのモールなども、一切の汚れがつかないよう綺麗にしてる。
リアハッチのヒンジ回りも水滴を取る。このヒンジは2008年に交換して、周辺を塗装してる事もあり、新車のように綺麗で、汚れも付かない。
代車なんか借りて、それを洗車すると、こうしたヒンジ回りは泥が堆積してたりするものだが。
最後にエンジンルームの水滴を取り、専用のお手軽シートで拭く。
この種の使い捨てシートは、車内用、ホィール用、シート用、ガラス用と多数所有してるが、愛車に使うのはエンジンルーム用だけ。
他は代車を徹底的に綺麗にするのに使っていた。
こうしてエンジンルームも綺麗にしておく。
最後に車内もホコリを拭いておく。窓を開けなくても、衣類から出ると思われるホコリがダッシュボードなどに乗ってくる。
全て終えたら4時頃。後片付けをしてたら4時半になった。一日仕事である。
最後にもう一度、洗車直後の姿を。
私は洗車は好きでは無い。洗車が趣味なんて人もいるようだけど。
面倒だし、疲れるし、自動で洗車してくれればいいけど、現在の洗車機はボディに傷が出来るが、細部き綺麗にはならない。車の事を思えば、自分で手洗いするしかない。
綺麗になって気分もいいから、苦労もいとわないのだ。
そして、一旦、洗車してら、少しでも綺麗な状態を維持したい。
もう、乗らずにケースに入れてしまっておきたい気分だ。
将来、本当に水で流すだけで汚れが落ちるコーティングや、ホディ全体を超音波振動させて、水をかければ、あるいは雨で、汚れが浮いて流れるような車を開発してもらいたいものだ。
夜7時から雷雨になった。が、ガレージ内は完全にビニールで覆ってるので、全く濡れてない。
それを確認に夜中にガレージに行くと、天井のセンサーライトなどに照らされて、
ボンネットは細かい擦り傷が全体にある事に気づく。
昼間は見えないような細かい擦り傷で、一見したら綺麗にしか見えないのだが。
やはり、コーティングのメンテナンスが必要だ。