
生垣のいつも同じところにいたカマキリの幼虫が脱皮する瞬間を撮影しようと、毎晩、見に行っていた。
ところが、午後10時頃に見ると、もう脱皮していたのだ。夕方から始めたのだろうか。残念。
脱皮前は、以前にも掲載したように、
脱皮後とその抜け殻。ちょっとボケてる。
このカマキリも羽が茶色なのだ。しかし、その他の部分は緑色。
この色の違いは個体差なのだろうか、それとも同じ卵から孵った子孫なのだろうか。
以上の画像は8月31日のもので、以下が今日の9月1日のもの。
1日の天気は晴れ時々曇り。各地で強い雷雲が発生していて、当地へも接近してくるが、うまくすり抜けて雨は降らなかった。
このカマキリにオンブバッタを餌として与えて、食べてるところをしばらく観察していた。
が、撮影しようとカメラを持ち出してくると、なんと片手に食べかけの獲物を持ったまま、移動していたのだ。
移動してる途中からの撮影なので、最初の位置からかなり動いた。
最後は、片手に獲物を持ったまま、もう一方の手で足をひっかけ、口で掃除してる。
カマキリが食事中に移動するのは初めて見た。
なぜ移動したのか。私が見ていたからではない。カメラを取りに行った間に動きだしたのだから。
考えられるのは、強い雨雲が接近して、薄暗くなり、涼しい風が吹き出したから?
携帯へは次々と雨雲アラームのメールが。実際、カメラを取りに部屋へ行き、パソコンにセットしたままのSDカードを取り出す時に、XRAINで最新の雨雲画像を観察して、もうこれは降るなと思った。しかもかなり強い雨が。
ところが、昨日もそうだったけど、ほんのわずかにそれて、不思議なくらい雨が降らなかった。
カマキリはそんな雨を予想して、雨のかかりにくいところへ移動しようとしたのではないか。
脱皮だって、その最中に雨に降られるとマズイはず。
このカマキリが夕方から脱皮したのは、午後3時頃から雨が降り、その後、晴れてきた夕方からだと思われる。
大気が不安定な状態が続いてるので、晴れ間が出た時に、慌てて脱皮を始めた?
カマキリは、その冬の降雪量を予想して、雪に埋もれない高さに卵を産むと言われてる。
この説は、観察により否定されたり、いや、そうではないと言われたり、物議をかもしてる。
そういえば、昨年の秋、これまでに見た事がない低い位置の草に卵を産んでいたり、生垣の上面のあちこちに卵が産み付けられていた。
それらは、例年ならば、一冬に1度か2度、10cmかそれ以上の雪が降るので、埋もれてしまうはずだが、昨年から今年にかけての冬は、当地では珍しく、ほとんど雪が降らなかった。霜のようなわずかに白くなる程度の雪しか降らなかったのだ。
もっとも、カマキリの卵は、たとえ雪に埋もれても、死なないと確認されてるらしいが。
でも、こうした虫達は、他にもまだまだ不思議な能力を持ってると思う。
元・仕事先の農家では、晩秋にカメムシが沢山、室内に入ってくると(多く見かけると)、その冬は寒くなり、雪がよく降ると言われていた。
鈴鹿市の郊外だけど、そこは毎年20cm以上は降り、多い時は1mを超える降雪もある地なんだ。
今日は認知症の母がディサービス。
出かけてすぐに洗濯した母の服やパジャマを外に干そうとしたし、母の布団も干そうと思ったが、日差しがあっても、雲が多く、降りそうになったりで、結局は外に出せなかった。
夕食はサンマの甘酢漬け。冷凍物を解凍するだけ。骨まで柔らかくなってる。
エビシュウマイも冷凍で、レンジでチンするだけ。
いつもの汁物はマイタケ、エノキ、ほうれん草、豆腐、卵1個。
サンマは味もよくしみて、口に入れても骨の存在すら感じさせない。わずかな違和感でもすぐに口から出してしまう母も、黙って食べる。
母はシュウマイも食べたけど、問題は汁物。まずほうれん草から食べさせる。卵でとじた状態で、かなりの量が入ってるのを、うるさく言って、食べさせる。
マイタケや豆腐も、なかなか食べようとしないけど、「食べろ」「食べろ」と繰り返し言って、なんとか食べさせた。
夕食が終わり、私が食器を洗い始めると、母は「オシッコや」と席を立とうとする。
そうはさせじと「座っとれ」と言い、食器を洗い終えてから、先に血圧を計る。
直前まで、「オシッコ」を繰り返してたけど、その後はもう忘れた?
私が鍋を洗ったりしてる間は何も言わない。
いつもは歯を磨いてからトイレだが、今晩は先にトイレへ。
朝からしてないので「ウンチしておけ」と繰り返し言う。「ウンチしたんか」と聞いても、出たのか、出ないのかわからない。とりあえず、ウォシュレット。
私が厚く取った紙を渡して、拭くのに立ち上がると、シッカリとウンチしていた。もう下痢ではない。
パジャマに着替えさせて、布団に入れたのは、まだ8時半だったか。
テレビを付けたままにしておいたが、なかなか寝ずに、何度も出てきては「人が何人も来てる」などと言ってた。