
曇り時々晴れ。朝のうちは小雨が降った。
予報のような雷雨は全く無し。
朝5時、認知症の母がトイレに入り、いつものようにトイレットペーパーをわずかしか取らないので、私が多めに取って、
「これで拭け」と言って、母に手渡すんだけど、
母は「拭いてええんか」
私が「これで拭け言うてるやろ」
母は「....」
私は「早く、これで拭け」「何してるんや、拭かんかい」
母は「これで拭いてええんか」
私は「さっきから拭け言うてるやろ」
母は「....」
私は「エエ加減にせいよ。早く拭け」
この
押し問答に5分くらいかかったろうか。本当に頭に来て、私も早朝から大きな声を出してしまう。
最近、母はこのパターンの応答が多い。
私はいつもの調子で、命令口調で、母に何かさせようとするんだけど、それに対して、母は
「してええんか」と尋ね返してくる。
私「その服を脱げ」
母「脱いでええんか」
私「それを食べろ」
母「食べてええんか」
しかもこれを何度も延々と繰り返すので、「バカにしてるのか」と余計に腹が立つ。
今日は母のディサービス。母を定時に送り出すまでが大変。
いなくなると、ホッとするが、休憩する暇も無く、母が着てた服、パジャマなどの洗濯。
この時、母の
ズボンのポケットから丸めたトイレットペーパーが出てきた。おそらくはオシッコを拭いた紙をそのままポケットに入れたのだろう。こうした紙を洗濯機にかけてしまうと、ボロボロになって布にくっついて、大変な事になるから、必ずポケットは点検してる。
それから、ゴミ出し、盆栽やトマトへの水やり、食器洗い。
今日はヤクルトが1週間分を持って来て、生協も1週間分を持ってくる。
そして今日はネットスーパーのサンシで、初めての注文をした。
雨の日など、買い物に出られない(出たくない)時に、朝10時までに注文すれば、その日にうちに食品など配達してくれるのはありがたい。
が、実際にネット上の店舗に入ってみると(実店鋪はこの周辺に無い)、欲しいものが無いんだ。
いつも買ってるようなものが無かった、高かったり。買い物に出た方がマシに思えてしまう。
今回、ディサービスの日はご飯を炊かないようにする調整日というのと、雲が多く、出かけるには雨に当たるリスクが高いから、何か食べるものを注文しようと思った。
「火曜特売」の中から、寿司10かん498円×2を買い、
穴子の入った巻き寿司8個298円、オクラのゴマあえ100g 105円、
子持ちシシャモのフライ5尾188円なども買った。
こうした寿司や揚げ物は家では出来ないし、生協にも無いから。
でも、いつも行ってるスーパーでは、ナスやカボチャの天ぷらなんかあって欲しいのに、こちらには無い。白身魚のフライはあるのだが。
他にもバターピーナッツ98円、カゴメの野菜一日これ一杯 1L 278円、
きゅうりのキューちゃんかつおだし風味 138円、
ネピアのティッシュ 200W×5箱 298円なども買った。
久々の好きなナッツを見て、その場で食べてしまった。普段は朝食べたら、夕飯まで間食もしないのに。ちょっとだけのつもりが、
120gの袋のピーナッツを全て食べてしまった。
なんか、湿っ気た感じで、あまり美味しくなかったけど。
私は悪いものを食べたような気がしてきて、DHCの食物繊維のスティック1本を水で飲む。
しかし、こうして、何かを口にしてしまうと、さらにもっとと止まらなくなる。
夕食用の子持ちシシャモのフライも2尾を食べ、生協が持ってきた小さなカップのヨーグルトも食べた。
母はいつものように5時に帰って来る。
敬老の日のプレゼントとして、大きな包みを職員から手渡された。それは枕だった。小さめのタオル1枚も入っていた。
しかし、普段、使い慣れた枕があるわけだから、これに変えるのはどうも。
使わないとなると、大きなゴミだ。
母を普段着に着替えさせ、テレビを見させておく。
その間に、夕食の支度。
今日は前述のネットスーパーで買った寿司と、子持ちシシャモ、オクラのゴマあえだから、
汁物を作るだけ。味噌汁にして、マイタケ、エノキ、ほうれん草、豆腐、卵1個。
食事の準備が出来たので、母を呼びに行こうとしたら、トイレへ。
ここで、座ってすぐにポチャンと音が。ウンチした。
ウォシュレットでお尻を洗わせ、トイレから出たら、手をソープで入念に洗わせる。
いつも食事の前に布団を敷かせておくが、今日も私が手早く敷いてしまう。
今回の寿司は、あまり美味しくなかった。値段が値段だけど。
シャリは喉が詰まりそうになる、おにぎりのようにしっかりと握られたもの。ネタもしょぼい。
これだったら、いつものスーパーの寿司のほうがいい。
そのせいか、母もまるで食欲無し。ディサービスでの昼食はカレーライスだったようだ。
そんな関係もあるのか、母は気に入らないものは、その
容器を遠くへと押し出す。
この寿司のトレイも同じようにする。どこをどう食べていいのか、わからないのではないかと、小皿に寿司を1個ずつとっては「食べろ」と言うのだが、「もう要らん」の連続。
結局、私が幾つかの母の分も食べた。
巻き寿司ならどうかと、母にも食べさせたが、やはり外の黒い海苔が気になるようで、バラして中身だけを食べようとする。、
シシャモのフライも、どうせ食べないだろうと、1尾だけにしたのだが、これが意外と食べた。
オクラは私が箸で母の口へ入れる。
食後、母に薬とサプリを飲ませる。私はすぐに食器を洗いにかかり、それを終えたら、母に歯磨きをさせる。
「歯ブラシを取れ」と、母に歯ブラシを手にさせて、まず水でブラシを濡らしてから、私が歯磨きのチューブを出してブラシに付け、「口に入れろ」と言うと、
母は「私がするんか」と言う。
母をパジャマに着替えさせ、布団に入れる。まだ8時半頃だったか。
私は少し休憩。生協が持って来た小さなカップのヨーグルトを食べてから、このところサボり勝ちな筋トレを少々。
そして汗をかいたので、シャワーを浴びる。
この段階で、裸の体を鏡で見て「太った」と感じた。
体重が62kgになってる。食べた直後という事もあるが。
このところずっと、59.8kgとか59kg台だったのに。
母はこの後、2時間おき位に起きて来てトイレへ入る。