
愛車EKシビックのマフラーの触媒との接続部分(フランジ)から、わずかながら排ガス漏れがあり、その対策として、前回、リング状のガスケットを交換した。
その部分には黒くボロボロになったシート状のガスケットも挟まれていた。
それは何なのか。マフラーを取り付けてもらったのは5年前で、触媒を新品に交換してもらったのが2年前。
その時はリング状のガスケットのみを取り寄せて(それしかないと思って)、渡していたので、シート状のガスケットは再利用したのだろうか。
前回、そのボロボロのシート状ガスケットは取り除き、リング状のガスケットを新品に交換した。
リング状のガスケットは触媒側のフランジの溝にハメるのだが、後から気になったのは、そこに接続されるマフラー側の内径のほうが大きくて、リング状のガスケットは意味をなさずに、マフラー側に落ち込んで、奥へと吹き飛ばされてるのではないかと心配になった。
マフラーのフランジ部分は
アイレーシングのもので、そのすぐ後方にEK9用の純正マフラーが溶接されていて、テールはまたアイレーシングのが溶接されてるという変則状態。
ともかく触媒との接続部分はアイレーシングなので、問い合わせると、
「専用のガスケットがある」というので送ってもらった。それが最初の画像。
その
ガスケットは1000円で、メール便で送るという事だったが、極力早く欲しいので、代引きの宅急便で午前中の配達指定で送ってもらった。
ところが、この日に届いたその代引きの
請求額は3640円なので驚いた。
手の平に乗る小箱で、時間指定のシールがあるから、伝票が貼れずに半分もはみ出してるような小さな荷物。
佐川急便で60cmサイズ以下の静岡→三重までの送料は740円だ。
ガスケットが消費税を含めて1050円として、その差額の
1850円が代引き手数料?
何かの間違いではないかと電話すると、「代引き手数料が高くなってる」と言われた。
確かに
アイレーシングのサイトのマフラーの送料については代引き手数料が一律1460円とある。
それでも高いと思うが、今回のはなぜかさらに高いではないか。
調べてみると、
佐川急便のサイトでe-コレクトの代引き手数料は
1万円以下 315円
3万円以下 420円
10万円以下 630円
30万円以下 1050円
50万円以下 2100円
などと掲載されてる。どうなってるんだ。
再度、アイレーシングに問い合わせてみると、代引き手数料は佐川のドライバーに聞いて、そのとおりにしていたというから、それでは佐川のぶんドリだ。
佐川急便から代引きの資料を取り寄せると共に、返金の代わりに、さらにガスケットを送ってくれるそうだ。予備に手元に置いておきたい。
今回は、先に一度外してしまったエキマニと触媒との接続部分のガスケットや、後部のサイレンサーとの接続部分のガスケットも取り寄せて、交換しておきたい。
ガスケットは一度外したら、新品に替えるのが原則だから。それをしてなかったので、すごく気になっていた。
それらの品番は、ホンダの電子パーツカタログで検索し、近くの板金塗装屋さんにFAXして、そこからパーツ屋へ発注してもらうと、その日のうちに届く。
EK3用のガスケットは触媒の前後の18番と24番
↑24番の注記のサイズが間違っている!
EK9用のマフラーのサイレンサーとの間のガスケットは以下の17番。24番は触媒に付くリング状ガスケットなので、今回は不要。
EK3用の18番のエキマニとのガスケットと、EK9用の17番のサイレンサーとのガスケットは同じサイズだ。
発注したところ、品番も統合されていて、同じガスケットが2枚届いたらしい。
EK9用のマフラーが太い筈だが、部分的には
EK3と同じサイズまで絞り込まれてるという事だ。
そしてEK3用の24番のリング状のガスケットも、再度取り寄せる。
このサイズが問題だ。電子パーツカタログの注記を表示させたのが上の画像なのだが、
EK3用のは52.5mm-53.5mmとなってる。それで、このサイズならば、マフラーの口径より小さいので、マフラー側に落ち込んだのではないかと心配した。
しかし、実際にはこの24番のリング状ガスケットのサイズは内径こそ52.5mmで合ってるが。

↑左上に見える「ヘビの皮」みたいなのは、18番のエキマニ側のガスケットを取り外した古いもの。
このリング状のガスケットも、取り外した古いもの。新しいのは手元に来る前に取り付けたから。
今回、送ってもらったアイレーシングの専用ガスケットの内径に、純正のリングガスケットがピッタリと収まっていて、その内径は60mmなのだ。
つまり、電子パーツカタログの注記はウソだ。
リング状のガスケットの内径と外径は52.5mm-60mmなのだ。
もう一方のエキマニ側(及びサイレンサー側)のガスケットの注記サイズ50.8mm-64mmは正しい。

↑表側(左)で内径を、裏側(右)で外径を計ってる。
このガスケットは表側から見るとよくわかるのだが、外側がテーパーの付いた円錐のような形になってる。
これらは金属で出来ていて、その表面が新品の時はザラザラ、ヒダヒダした感じに思えたけど、使用して、パイプ同士が圧着すると、表面がつぶれて密着するみたい。使用後の表面はツルツルしてる。
リング状のガスケットも金属で出来てる。いずれも磁石には付かない。
以降は実際の取り付けである。作業はもう夕方の4時半頃からとなってしまった。
私が年賀状を作成して、郵便局へ持って行ってから、午後3時半頃に板金屋さんに連絡すると、上記のガスケットが届いてるとの事。
もう遅いから、5時には認知症の母がディサービスから帰るから、木曜日にでも作業をして欲しかったのだが、板金屋さんも年末の追い込みの仕事で忙しくなるから、今日にして欲しいと言う。
しかも、今は外出先で、工場ではオイル交換の客が待ってると言うのだ。
私は一旦、帰宅して、洗濯物を取り入れたりしてから、板金屋へ出かける。
そこでは、先にオイル交換でリフトを占領してる!車があり、40分ほど待たされるハメになった。
板金屋は車を置いて、代車で帰ってくれたらいいと言うが、これまで同様、愛車に他人が乗らない状態を保ちたいし、自分でもしたい事がある。
つまり、触媒のフランジにもサビが出て来ていて、そこにまた耐熱塗料を塗っておきたいのだ。
それと、完全な人任せではなく、自分でも手伝いたい、いや、納得の行くようにしてもらいたくて、見ていたいのだ。
それで、母はディサービスに留め置いてもらって、後から迎えに行く事にした。
これで、今月は5度目のリフトアップ。
今回は無理やりマフラーを引き離さずに、ブッシュを外してはどうかと提案。
すると、サイレンサー側のガスケットも交換するので、先にそこを外してしまう事に。
が、そこのブッシュも、サイレンサーより前のパイプを吊っていた。
つまり、中央のパイプは2箇所のブッシュで吊られている。
この状態で、触媒の前後のフランジのナットを外すと、パイプは吊られたままでも、意外と前後に動いてくれて、以前より簡単に触媒を外す事が出来た。
今回は私の要望で、触媒に刺さった熱センサーも取り外す。前回のような首吊り状態にしたくないから。
しかし、この熱センサーのネジが固着して硬かった。
触媒を取り外したのは、言うまでもなく、そのフランジを処理したいから。
私が自分で用意したワイヤーブラシでフランジのサビを擦り落とし、プレーキクリーナーで洗浄してもらって、耐熱塗料を自分で塗った。
ガスケット側も塗っておいた。画像はピンぼけ。リング状のガスケットが入る溝には塗ってない。
これをドライヤーで乾かす。本当はもう一度、上塗りしたかったけど。
そして、この触媒のフランジに、純正のリング状のガスケットと、アイレーシングの専用ガスケットを乗せると、両方がバッチリと収まる。
今回は写真は撮らなかったので残念だが、この触媒に接続するマフラー側も、入り口の内側に段差があって、そこにリングガスケットがピッタリとハマルようになってるのだ。
実際、ここにリングガスケットをハメてみた。その写真を撮っておくべきだった。
だから、このマフラーの内径は奥で60mmより少し狭くなってる。
リングガスケットがマフラー側に落ち込む事も無いのだ。
後の写真は取り付けた後で、ナットで締め付ける前。
触媒とマフラーのそれぞれのフランジの間にシート状のアイレーシングの専用ガスケットが入ってるのが見える。
エキマニと触媒のフランジの間にも新しいガスケットを取り付けた。画像は締め付け前。
サイレンサーとのフランジの間にも新しいガスケットを取り付けた。こちらも締め付け前。

ここはリフトアップの度に耐熱塗料を重ね塗りして、余分なところまで付いてしまってる。
こうして、ようやく、
マフラーに関する懸念は払拭された。
作業が終わる頃、女性がやって来て、娘の車がパンクして、スタンドで1本1万いくらかのタイヤを買わされたと相談に来た。
私はリフトを使うものと思って、待たせるのは嫌だから、すぐに移動した。
が、私の支払いが済む前に、板金屋さんはその人や、後から来た娘と話し込んでる。近所の人みたい。
周囲では、ディーラーよりも頼りにされてるようだ。
しばらく待ってからの支払いは、ガスケット代を含めて7千6百円と言ったか。
私は8千円でお釣り無しにしてもらった。
私自身、迷惑をかけてるという思いと、作業中、私の要望を入れたり、作業をさせてもらってるので、こうした事はディーラーなどでは到底難しいと思うから。
さらに、これから母を施設へ迎えに行くのに、
代車を借りる事にした。
これまた愛車に他人を乗せたく無いというこだわり!と、中でもどこにウンチを付けてるかわからない、一番汚い母は、万一乗せるとしたら、2重のシートカバーの上に、さらに防水シーツを敷いて乗せる事になるので面倒だ。
それと、座席が低いから、認知症で肥満の母は乗り降りがとてもやっかいなのだ。
代車はガソリンを満タンにして返す事になってるけど、もう夜なので、ガソリン代として千円を渡しておいた。
愛車はここに置いて、代車に乗って行ってと言われたけど、やっぱり先に家のガレージに愛車を入れておいて(それで安心する)、歩いて代車を取りに来る事にした。歩いて5分ほどで来れるから。
それと、これも私のこだわりで、どこか公共の椅子(医者とか)に座るしかなかったり、代車のシートに座ったりしたズボンで、愛車には乗りたくないのだ。
この場合、ズボンを履き替えないと、「汚染」されたズボンで、愛車の座席に座りたくないという考え。
もし乗るしかないとなると、2重のシートカバーの上側を洗濯しなければならず、面倒だ。
以前は、両親を乗せて、外食に出かけたりもしていたので、愛車に関しては、余計に神経質になって来てると言える。
当然、女性には嫌われるだろう。実際、罵られた事が何度かある。
それでも一向に構わない。なぜなら、この
愛車が彼女なのだから。
借りた軽のライフでの施設までは30分近くかかる。特に6時前後で帰宅ラッシュになって渋滞もあって。
それでも、気楽に乗れていいなぁ。天気も気にしなくていいだろうし。
こういうセカンドカーが欲しい!
母を乗せるのも楽だ。乗り降りがしやすい。愛車の低い座席だと、乗り込む時はひっくり返るようになるし、降りる時は引っぱり出さないといけない。
自分の愛車がもしダメになったら、もうこんなボロな軽の車で十分だと思う。