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マサ21の愛車 [ホンダ シビック]

整備手帳

作業日:2012年2月5日

車内後方からの異音対策

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
私のEKシビックはかなり徹底したデッドニングをしてます。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/1593876/note.aspx

にもかかわらず、どこからかしら異音がするものです。
決して大きな音ではないものの、気になりだすと仕方ありません。

昨年末までは、助手席前のグローブボックス付近からコトコトという音がして、考えられる限りの接触箇所にクッションテープなどを貼ってました。

それが収まると、今年になってからは後方よりカタカタという音が聞こえ出しました。
右側のピラー当たりからの音のようです。

数年前にも、後部ピラー当たりから、段差を越える度にビビンというビビリ音がして気になった事があります。
当時はデッドニング作業で後部座席も内張りも外してましたから、内装が接して発する音ではなったのです。

動いていないと音はしないから、自分で運転してる限りは場所の特定は困難です。
ディーラーで整備士などに後ろに乗ってもらって、何度か診てもらったものです。
そのうち、リアハッチのヒンジではないかと言われて、3万4500円出してヒンジを交換しました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/1593599/note.aspx

それでも異音は収まらず、結局、板金屋でピラー周囲の鉄板を内側から金槌で叩いてもらって、その音は気にならなくなりました。鉄板の接合部分の擦れだったのでしょうか。

でも、かすかにそのビビリ音も、まだしてはいたのです。
今回はもっと大きな音で、コトコトとかカタカタという、明らかに内装の何かが当たってる音でした。

最初に疑ったのは、ボディの鉄板と内張りの間にある器機類の当たる音。
内張りを剥がすのはやっかいなので、リアスピーカーを外して、中を見てみると、案の定、アナログテレビ!のフィルムアンテナのブースターアンプが宙吊りになってました。
両面テープで鉄板に貼り付けてあったのが、外れていたのです。

これだと思い、新しい強力両面テープで貼り直し、さらに上から別のクッションテープで固定しておきました。
画像では天板が緑色の小箱です。その手前の透明な箱はリアスピーカーのネットワークです。
この撮影の後、ネットワークは縦に向きを変え、ブースターからのケーブルにもクッションテープを巻いておきました。

画像の左端のほうにフェルトなどが見えてると思いますが、これはデッドニングで内張りの裏側に貼り付けたものです。

アナログテレビのフィルムアンテナやブースターは、もう無用の長物かもしれませんが、モバキャスの試験放送が始まったとかで、もしかして使えるのでないかと残してます。
2
ところが、やっぱりまだカタカタ音はするのです。
リアの荷室上のトノカバーを外してみると、その音が気にならなくなるではありませんか。

以前にもこれが原因の事がありました。トノカバーを固定するピンが外れかかっていたのです。
現在のトノカバーは3つ目で、まだ新しく、このピンもしっかりしてましたが、よくみると、所定の位置からズレており、力を入れるとグラ付きました。

それで接着剤を塗ってから、金槌で叩き込んでおきました。
画像の矢印の位置に段差があり、ピンの根元のプラにも切り込みがあって、そこまで入るようになってるのです。
3
このトノカバーのピンと、車体側の受けとの間で、振動やガタ付きが起きないよう、ピン(円柱)には布製のクッションテープを巻いてます。
このテープは薄くて使い勝手がよく、本来はケーブル類に巻いて、内張りなどと接触して音が出ないようにするものです。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00WGEM4TS/ref=ppx_yo_dt_b_search_asin_title?ie=UTF8&psc=1

ピンは片側に3つありますが、テープを巻いてるのは前方の2つのみ。
トノカバーは後半が折れて開くようになっていて、荷物の出し入れの時に後端のピンは外れるので、ここにもテープを巻くと、凄く開け辛くなるので、テープは巻いてません。

で、画像のとおり、ピンの際が破れて、中の補強金属が見えてます。
これは新品をメーカーから取り寄せた時からこんな状態なのです。
当時はデッドニングで内張りを外したまま半年ほど過ごしていたので、このトノカバーも取り付けずにしまったままにしてました。

日数が経ってたので、クレームも言えませんでした。
カバーの下側で見えないところですが、取り寄せたいろんなパーツは、元から付いてるものに比べて、明らかに品質が悪いです。

ホンダの元社員の話しですと、ラインからハネられた不良品が補修パーツになるらしいのです。
4
改めてトノカバーを取り付けてみて、上から叩くと、ビビンというビビリ音がします。
現在でも、かすかに聞こえていた後方からのビビリ音は、これのせいかもしれません。

どうも、トノカバーのピンの受け側から音がするようです。
その受けはリアスピーカーのカバーを兼ねてます。

スピーカーカバーは上面に2箇所、リアシートとの間の側に1箇所の計3個のネジで止まってます。ピラー側は爪で噛んでるだけです。

これの後端の三角形の付近を手で抑えると、ビビリ音はしなくなります。
上にトノカバーが乗ると、その面全体の振動が加わる事で、このスピーカーカバーの後端がビリ付いてるように思われます。

このスピーカーカバーの裏側にもデッドニングは施していたのですが、後端との接触面は盲点だったかもしれません。
実際、カバーの骨組みが線で当たっていたのです。
5
リアのスピーカーカバーを外すとこんな感じです。

リアスピーカーはカロッツェリアのTS-J69A
青いのは制振材のレアルシルト。
後方の四角い箱はメーカーオプションの元から付いてるCD-ROMナビのGPSアンテナです。
EKシビックの3ドアでは、こんなリアハッチの脇にGPSアンテナが付いてるせいか、感度も悪いのです。
現在はカロッツェリアのサイバーナビを付けてますが、このCDナビもまだ動作してます。

整備手帳のデッドニングでも少し紹介しましたが、この内張りに直接スピーカーが固定されるので、内張りの裏側にグラスファイバー入りのエポキシでインナーバッフルもどきを作って、それをネジで固定して、そのエポキシ内に埋め込んであるナットにスピーカーを固定してます。
最初の画像で、スピーカーの穴の周囲に茶色く見えたのはそれです。
(ボルトを強く締め付けると、エポキシにヒビが入るなど、失敗です)
6
画像のとおり、後端の三角形のあたりに、デッドニング材のエプトシーラーの5mm厚のシートを貼っておきました。

5mm厚のは残りが少ないので、継ぎ接ぎ状態になりました。
これは粘性の感じられるスポンジ状のクッション材で、圧迫するとかなり薄くなるので、カバーが浮く事はありません。

ここというピンポイントで音の出る箇所がわからないので、この周辺に、縁を含めて広範囲に貼っておきました。

この状態で、トノカバーを付けて、テスト走行してみましたが、コトコト音も、またかすかに残っていたビビリ音も解消してました。

ただ、後方からの音が無くなると、今度は前方からの異音が聞こえてきたりします。
常時、音がするわけではなく、ある一定の周波数の振動が伝わると、音が出るようです。

内張りのプラ同士の接触やら、ケーブルの接触などで音が出るので、その場所の追求と対策は大変です。
7
解決したと思っていたら、また後方よりビビリ音がするようになりました。
やっぱりスピーカーカバーがあやしい。ピラー側の内張りと、爪で噛んでるだけなので、上から叩くと、その接合付近からビビリ音がするみたいです。

実際、スピーカーカバーの裏側の接触部分に圧迫痕があります。
(画像上)

それで、ピラー側の接触箇所に、布テープを貼り付けておきました。

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