HMMF(マルチマチックフルード)交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
マルチマチックと呼ばれるCVTの専用オイルの交換です。
かつては毎年交換していましたが、あまり走らなくなった事もあり、前回は2017年で、4年ぶりというのは自分でも驚いてます。
まぁ、そんなに頻繁に交換する必要は無いらしいですが。
マルチマチックと呼ぶのは、ホンダでもトルコンを使ったCVTとの区別であり、私のEK3シビックが初代のマルチマチック搭載車でもあります!
それは「湿式多板クラッチ」を発進時に使っていて、これを滑らす事で弱いクリープを発生させてます。
2
今回もディーラーでの交換なんですが、かつて近所の板金塗装屋でリフトアップして一緒にHMMFを交換した事があります。
これはその時の画像ですが、普通に下から抜いて、上から入れると、1缶4Lに対して、3Lちょっとしか入らないのです。(正確な量は忘れましたが)
エンジンをかけて、シフトレバーを私が操作しながら、少しずつ足してもらったりしたのですが。
車検はずっとオートバックスですが、そこでは純正オイルなのに交換はしてくれません。一番近くのディーラー店でも「うちでは出来ません、本店へ行ってください」と言われるほど。
今回も事前に電話で聞くと、「機械を使って抜く」とか言ってましたので、やはりディーラーに頼むしかないと。
ところが、作業後に担当の整備士に聞くと、普通に下から抜いただけみたいな話しで、どうなってんの?
今回の工賃はオイル持ち込みで、
3,593円でした。
3
この画像は前回の2017年に交換した時の撮影写真です。
この時はSOD-1という添加剤を入れてました。
エンジンオイルは常にMobil1の0W-40です。
いずれも缶のオイルを直前に購入します。
SOD-1はマルチマチックのジャダーにも効果があると言われてますが、私のEK3では一度もジャダーは発生した事が無く、現在もいたってスムーズな発進が出来ます。
フィットなどでジャダーが頻発した時、一番古い私のEK3シビックがスムーズなのは、やはりATFを頻繁に替えてるからだと、ディーラーで噂になったとか。
当時はHMMFは無かったので、ホンダのATF-Z1を使ってました。
ただ、私のEK3シビックでも問題が無かったわけではありません。高速でSモードに入れてアクセルをベタ踏みすると、エンジンが7000rpm位に張り付いた状態で加速して行くのですが、ここで息継ぎのような現象が発生するようになった事があります。タコメーターがピコン、ピコンと動いて回転数が不安定になるのです。
原因を調べてもらうも不明で、出入りの業者の紹介で1缶1万円するCVTに使えるという海外製のオイルを入れた事があります。店長の提案だったのです。
するとどうでしょう、発進時に明らかに滑ってるのです。エンジン回転だけが上がり、かなかな進まない。
CVTの金属ベルトが滑ると、プーリーなどに傷が発生して致命的らしく、そうでは無く、湿式多板クラッチが滑るのです。
それで、ATF-Z1を1月ごとに4~5回交換する事で、ようやく症状は収まりました。この直後でしたHMMFが登場したのは。
つまり、マルチマチック車に他のATFを使ってはいけないのです。
なお、エンジンの息継ぎ現象は、エンジンを下ろしてオーバーホールし、カムなどを新品に替えた事で治りました。過去の整備手帳にも書いた2006年の話です。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/1590362/note.aspx
当時、世話になってたディーラー系のショップが、店長の道楽のカスタムバイク専門店になってしまい、近年の私は放浪のディーラー難民になってます。
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