シーケンシャル・ドアミラー・ウィンカーの取り外し
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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車検で「流れる」ことに対して、ウダウダ言われるのがイヤで、点灯するだけの同じような貼り付けタイプ
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に変える事も考えましたが、画像のとおり、あまりの違いに断念しました。
このシーケンシャルは点灯した瞬間に、配線側から1回だけ光が流れ、後は点灯状態になります。
ウィンカーが点滅する事で、流れが繰り返されるのです。
その「流れ」を止めて、点灯するだけに切り替え出来たらいいんですが。
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ヤフオクで売られてる18灯タイプと比べてもこの違いです。
このシーケンシャルタイプは2020年と2022年の2回、車検に通ってます。
取り付ける前に、オートバックスの検査官に確認を取ったところ「補助の方向指示器なので流れてもいい」という返事で、2020年11月の車検に通りました。
ところが、2022年の車検では「流れる」ことを問題視されたのです。同じABの同じ店で。
前回の検査官の話しを録音してる事などで抵抗すると、ABはあちこちに問い合わせ、最終的には東海圏を管轄する名古屋の陸運局からOKが出て、2022年も車検に通りました。
このような貼り付けタイプのウィンカーを付ける車は、元々ドアミラーにウィンカーは無くて、フェンダーにウィンカーがあるはずです。それが正規の方向指示器なので、それが流れないものならばOKで、ドアミラーのは補助なので、流れてもよいという判定です。
が、これが検査官によっては判断が違うわけですね。
自分がルールブックだと思い込んでるABなんかの検査官のたちが悪いのです。
日本の車検は、もはや中学や高校の服装や髪型の校則と同じで、この国が世界から立ち遅れて行く要因の一つの無駄な「杓子定規習慣」だと、私は考えてます。
車検の度に、20数年近く前から付けてるものを、毎回のように、何かしら「取り外せ」と言ってくる。
リアカメラだったり、サイドウィンドウの透明断熱フィルムだったり、HIDフォグランプだったり。
毎回、車検の時はムカつく事ばかりで、2022年の時も、そんな検査官を殴り飛ばしたくなるのを堪えるので必死でした。
しまいに事件を起こしてしまいそうなので、見た目が悪くなった事もあり、取り外す事にしました。
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取り外すとこんな感じです。鏡は外しません。3Dアラウンドビューの時に、何度も鏡を外していて、しまいに角度を調節するアクチュエーターがおかしくなりそうですから。
先に車内側でウィンカーへの配線のギボシを外して、通電しないようにしてから、配線を切断しました。
配線穴が残るのですが、なんか周囲の塗装が浮いてるみたいです。
また「横スジ」も見られます。これはウィンカーの上から何度も硬化型のガラスコーティング剤を塗っていたからです。少しでも変色を防止する目的で。
これらをいったい、どうする?
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配線穴は内からコーキングしていたので、ラジオペンチで配線を摘んで引き出した後、切断し直して、奥に押し込み、穴にはバスコークを詰めてます。濡らした綿棒の先で表面を整えておきました。
透明(クリア)のバスコークを使いましたが、後で考えたら「アルミ」の色にしておけばよかったかも。
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横スジは硬くて、コンパウンドで時間をかけて磨き(削り)取りました。
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配線穴の周囲を拡大すると、こんな感じです。塗装が浮いたり、めくれたりしてます。
これは想定外でした。
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反対の右側(向かって左側)は配線穴の周囲が綺麗です。
しかし、赤丸印のところは、左側も同様になってます。
こちら側もLEDを外した跡の「横スジ」があったのですが、私がよく使うピッチクリーナー
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で拭けば、けっこう簡単に取れました。
このピッチクリーナーは頑固で取れない両面テープ跡や、中国製のマジックテープやガラス繊維テープが日射で粘着剤が溶けてベトベトになったのを除去するのにも有効なんですが、
そんなピッチクリーナーで取れる硬化型のガラスコーティング剤も何なのかと思えます。車のボディーは元々ポリシラザンの強固なコーティングを専門店で多重にしてますから、その上のDIYコーティングが取れやすいのかもしれません。
そもそも、パーツのコーティングに使ってるのは、中国製の非常に安い製品なので、
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純粋なシリカでは無い可能性もあります。
一応、コーティングに使ったスポンジは、カチカチに硬くなりますが、レジンなのかもしれません。
3Dアラウンドビューのステアリングリモコン
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にこのコーティング剤を何度か塗って、ボタンが固まってしまい、押せなくなった苦い経験があります。
車のボディの広範囲に、そんな市販の硬化型のコーティング剤を塗ることなくて、専門店に任せていたのですが、パーツや限定的な小範囲に塗ると、小傷が目立たなくなる等のメリットもあるのです。
なお、ピッチクリーナーには有機溶剤とシリコンが入っていて、それを使った後に接着やコーテイングをするには、シリコンオフで脱脂しておく必要があります。
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これは予備に買っておいたシーケンシャルLEDの新品ですが、前の画像の赤丸印の塗装の波打ちは、どうもこの銀色に見える部分が接して、その熱で塗装がやられたのではないかと思えます。
両面テープの厚みで、直接は付かない筈ですが、経年で接触するようになるのかもしれません。
この部分にも別の両面テープを小さく切って、貼ってカバーしておくべきでした。
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穴や傷をどうするのか。ドアミラーを塗装し直すのが一番ですが、塗装屋に頼めば、お金もかかりますし、下側にカメラも付けてるので、外さなければならないのでは。そうすると、また車の周囲にシートを広げて、キャリブレーションのやり直し。気が滅入るほど面倒です。
かといって、タッチアップでは到底、綺麗に出来そうにありません。
ソフト99の傷に貼るシールも購入してみたのですが、
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誤魔化そうとすると、余計に目立ちます。
それでいっそ、ここに「飾り」を付けようと、用意してたのが、画像のような「ラインストーンステッカー」です。
女子高生なんかが、スマホなどをデコるための装飾品です。数が多く、いろんな色があり、キラキラとして綺麗です。
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私が選んだ色は、左側のレインボータイプか、右側の無色のクリスタルです。
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一番大きな5mm径のレインボーのラインストーンを貼ると、こんな感じです。
向かって左はなんとか穴にピッタリと合います。
が右側は塗装の浮いたのが見えて気になります。
いずれにしても、1個だけではカバー出来ません。
このラインストーンは裏が粘着面で、くっつきはしますが、接着力は弱いので、普段からよく使ってるセメダインのスーパーX HYPER
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を爪楊枝で塗って、貼り付けてます。
この接着剤は塗って5分ほど放置して、少し乾かしてから貼るように解説されてますが、貼ってから位置調整が出来るように、塗ったらすぐに貼ってます。
ハミ出した接着剤は、綿棒の先を爪で潰して平らにしたものにIPA(イソプロピルアルコール)をスプレーして拭き取ってます。
綿棒の先をIPAに浸けてしまうと、滴り落ちて、接着面にも入り込んでよくありません。
また、IPAはQGCブランドのものが、窓ガラスの内側を拭いたりしても、白く残りにくいのです。
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他のIPAは白く残った跡を、また拭かなればなりません。普通のアルコールだと、猛烈に白くなります。
IPAはiPhoneのメーカーがコロナ対策で画面の消毒に推奨していたものです。
私はずっと前から愛用してますが。
QGCは元はクォーツガラスコーティングの略で、車のコーティング屋が出してる製品です。
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実際には、ラインストーン2個を並べて使います。
左右でドアミラーの色が違って見えますが、愛車のシルバーは撮影時のホワイトバランスの関係で、青っぽく映ったり、ピンクっぽく映ったりして、それを後から画像ソフトで修正しても同じには出来ません。
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左側(向かって右側)の穴の周囲の塗装の浮きが気になり、ラインストーン2個を貼ってから、その間を爪楊枝でタッチアップ。
勿論、愛車のボディカラーの「NH583M ニューボーグシルバー」です。
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綺麗になったと思っても、スマホで撮影して、PCの画面で拡大すると「ヒビ割れ」みたいなところが気になります。
それで、塗っては、付けすぎたとシンナーで拭いたりを繰り返してると...
さらに、無色のクリスタルのほうが、直射光が当たるとキラキラして綺麗に思えて、取り替えたり、もう一段、大きな6mm径のほうがいいのではと、書い直して取り替えたり。
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↑実際の最大径は5.5mmほどしかありませんでした。
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そんな事を繰り返してると、当然のように、浮いた塗料がペロリと剥がれてしまいました。
その画像は撮ってませんでした。
その塗装の剥がれたクレーターみたいな部分に、今度は塗料を綿棒の先に付けて流し込むように塗りました。
配線穴に詰めたシリコンシーラント(バスコーク)には塗っても剥がれるとわかっていながら、そこまで塗料が流れていまい。
2日間、放置した後で、次のラインストーンをマスキングテープで仮止めしただけで、穴の中心部の塗料が画像のように剥げました。
なんか、余計に見苦しくなってきました。
もうこの時点では、自暴自棄になって来てしまいました。
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もっと大きなラインストーンはないかと捜していたら、これまでのプラ製では無くて、ガラスのがあるのを知り、さらにスワロフスキーがあるではないですか。
その輝きは、画像の上側のプラ製とは別次元です。
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最終的にss34(7mm)のスワロフスキーのクリスタルを2個付けました。
前述のセメダインのスーパーX HYPERで貼ってます。
爪楊枝の先で裏面に塗るのですが、そのまま手の中で転がってしまい、周囲にも接着剤が付いてしまったり。
それは肉眼ではわからないのですが、スマホで撮って、PCの画面で拡大すると、わかりますので、それを前述のIPAをスプレーした綿棒で拭き取ります。綿棒の先は爪で潰して平らにしておきます。撮影、拡大して確認しては拭き取るを繰り返しました。
こうした小さなストーンを貼ったり、移動させるのに、粘着性のもので引っ付けてピックアップする専用のペンシルがあって、買ってみたのですが、
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このss34(7mm)は大きくて、重さもあるせいか、吊り上げても途中で落下してしまいます。ピンセットを使うしかありません。
このスワロフスキー自体にも、肉眼ではわからないものの、撮影して拡大すると、ポツポツとしたものが気になります。
当初は表面の傷かと思ってたのですが、それらは静電気による付着物みたいで、綿棒とIPAで丹念に拭く事で綺麗になりました。
ドアミラー自体もシリコンオフで何でも拭いてるので、前述の安いガラスコーティング剤を塗っておきます。
そのコーティング剤もスワロフスキーには付かないほうがいいみたいです。なんせ、ガラスですから、それにコーティングしても意味無いですし。
IPAで綺麗に拭く事が一番、輝きが増すみたいです。
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この左側(向かって右側)は2個の間に塗装の乱れが僅かに見えて、拡大すると気になります。もう少し左寄りに取り付ければよかったかと思えますが、そうすると、右側から塗装の浮きが出てきてしまうのです。
何より、また貼り直したりしてると、塗装の剥がれが拡大する可能性もあります。
ここには前述の安い硬化型のコーティング剤を何度か染み込ませました。接着剤(接着面)の周囲にコーティングの縁取りをして、中に水が侵入しないようにしてるつもりです。
万一、これが取れた場合でも、最初にLEDチューブを剥がした時の「横スジ」のような盛り上がりが丸く残れば、それを台座にして、取り付け直しがやりやすいかと。
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右側(向かって左側)はなんとか満足が行く結果です。
綺麗になったと思います。
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右側(向かって左側)は拡大しても気になるところはありません。
このスワロフスキーは無色透明なんですが、周囲の色が反射して映り込み、とても綺麗です。
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同じく右側(向かって左側)の斜めからの拡大です。
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