こんばんは~
今日は3連休の最終日、成人の日でしたが、皆さまいかがお過ごしでしたか?
長野県は、昨夜から雪が降りましたが、皆さまのお住まいのところはどうでしたか?
さて、今日の車名にまつわる話は、以前、クイズでも出しましたが、このクルマに再びご登場いただこうと思います。
セリカ カムリです。
「車名博物館」より。
カムリは、クラウン(王冠)、コロナ(光冠)、カローラ(花冠)に続く冠シリーズとして日本語「冠(かんむり)」からの造語としてそのものズバリ命名されました。名付け親は豊田 英二氏で『冠のネタが切れて、逆に日本語から冠(かんむり)=「カムリ」と名付けた車もある』と自身の著書「決断―私の履歴書」(日本経済新聞社)の中で語っています。
冠は奈良時代に使われた上代語で、頭にかぶる冠や位階を意味する「かがふり」のウ音便「かうぶり」の転成形。「かむり」は、徒然草など中世に見られ、従来の「冠」といった意味の他に、「俳諧の句の初め5文字」といった意味もあります。
日本語の「冠=かんむり」を元に、語呂合わせのように造語していますが、この古語形「かむり」を上手く利用して考案したものと言えます。
さて、このカムリという車名ですが、1980年代の小型乗用車のリーダーシップの役割を果たす期待を込めて命名されたものでありました。
新型車解説書には『カムリ(CAMRY)とは冠(カンムリ)から出来た造語であり、そのスマートな響きと頭文字Cを頂飾りにしたシンプルな王冠マークによって車両のイメージである気品と近代感を象徴しました』と記載されています。
英文字では「CAMRY」と綴り、日本語臭さのない、外国語的な気品・品位を感じさせます。
元々輸出向け2代目カリーナの国内版として使われた「カムリ」の名称が、トヨタの国際戦略車種として育っていったのは、何とも因縁深いと言えます。
この車種にお乗りの方、お分かりになりましたか?
では今日のところはこの辺で~
また明日。


Posted at 2017/01/09 22:00:08 | |
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