こんばんは~
今日は、ちょっと番外編としてこんなお話です。
マツダロータリー車「RX」の由来についてです。
「車名博物館」より。
マツダ車にお乗りの方は、この「RX」という名前は、どんな風につけられたかご存知でしたか?
最初にこのRXの名前が登場するのが、1967年秋の東京モーターショーで出展された2台のショーカーに名付けられていました。
後にファミリアロータリークーぺとして発売される「RX 85」と、ルーチェロータリクーぺになる「RX87」でした。1970年秋のモーターショーでは、ミッドシップの先行リサーチ車として「RX 500(会社創立50周年)」が出展されました。この場合のXは試作車、実験車との意味で゙experiment″に由来しているようです。
その後、カペラロータリー車の輸出版から「RX-2」が使われます。上の表(※ここでは↓になります)を見るとサバンナ、2代目ルーチェ、コスモAPの輸出版「RX」は順に後ろの数字が増えています。これは車格順との説もありますが、カペラよりサバンナの方がクラスは下であり、単純に登場順で命名していったと思われます。
このあとの表を見ていただければ分かると思いますが、数字の6がないことにお気づきでしょうか?
前回ブログでもご紹介したサバンナRX-7で、縁起を担いで7にしたからだそうです。
2003年に登場の4ドアスポーツのRX-8はRX-7とは異なるクルマとして8に、RX-9はルーチェ・レガート・ロータリー車の輸出向けの一部に使われました。この場合の9はラージクラスの車格を示していて、ルーチェのレシプロ車の輸出名「929」と歩調を合わせたものです。
さて、RX-1がないことにお気づきでしょうか?
(1995年のショーカーにRX-01があったことは覚えていますよね?)
これはおそらくファミリアロータリーの輸出名が「RX100(100は馬力)」として使われていたから、またはRX-2から始めたのではないかと考えられます。
ショーカーのRXを取って市販車の輸出名に起用して以降、R=Rotary Engine、X=未来、スペシャルティと説明するようになりました。
さて、次世代のRXは一体どんな名前になるんでしょうか?
マツダ車にお乗りの方、またはマツダ車以外にお乗りの方はお分かりになりましたか?
ではこの辺で~


Posted at 2017/01/18 21:45:09 | |
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