おはようございます~
今朝、1回目のブログです。
今日の車名にまつわる話は、ポルシェカイエンの車名にまつわる話です。
「車名博物館」より。
ポルシェが2002年に初めてSUVに参入したクルマが「カイエン」だということは皆さん知っていますよね~
911、 ボクスターに続く3番目のモデルシリーズということで、名前も気合いのこもった一作です。
その由来についてポルシェでは、世界各地で「痛快」、「冒険心」、「生きる喜び」を表す代名詞として説明しています。では、このカイエン(CAYENNE)とは何か? よく知られているのは、辛みの強い南米産の唐辛子である「カイエンペッパー(cayenne pepper)」だということは皆さん知っていますよね~
その語源は地名のCayenne(カイエンヌ)に由来しています。カイエンヌは南アメリカ北東部、大西洋を臨むフランスの海外県で、フランス領ギアナにある県都です。フランス領ギアナは1946年に植民地から海外県となりました。17世紀中盤にフランスが創設して、現在では大西洋を臨む貿易港として発展。地名は「Guyana(ガイアナ)」のフランス語形です。
地名のもともとの語源は、インディオ語で「水の国」もしくは「アシの川」とのことだそうです。唐辛子はコロンブスの新大陸への到達を機にヨーロッパに伝わりました。
車名はカイエンペッパーの熱くホットな感覚、大航海時代の探検・冒険によるロマン、地名など様々なイメージを持っています。ポルシェでは、世界各国で理解でき、情熱のあるクオリティーを連想させる「生きた言葉」として車名を選んでいるそうです。
また、既存の911で使われているモデル名のCARRERA(カレラ) とCAYENNE(カイエン)で英文字のつづりのイメージを意図的に似せて、ポルシェが培って来た伝統を継承するという意味もあるようです。車名選びもピリリとスパイスが効いているようです。
いかがでしたか?
ではまた~


Posted at 2017/01/21 10:24:44 | |
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