こんばんは~
毎回お届けしています、この車名にまつわる話ですが、今日のお話は、ダイハツフェローです。
「車名博物館」より。
ミゼット、ハイゼットと軽自動車で次々とヒットを飛ばしてきたダイハツですが、1966年10月にいよいよ軽乗用車に参入しました。その名も「フェロー」。
高速連続走行や居住性、荷室空間といった軽乗用車への課題に対応して開発されました。
実績のある2サイクル2気筒空冷ユニットを水冷化(量産軽乗用車初の水冷2サイクル)して高速化を図り、宝石のカットを思わせる゙プリズムカットスタイル″の造形美、小型車並みの居住性を実現しました。
発売に先立って、1966年8月29日にフェローの車名を公表。ダイハツによると、フェローとは、英語で「気の合う仲間」、「親しいアイツ」、「素敵な野郎」などを意味する言葉だそうです。イタリア語のコンパーノと同意語であるそうです。
親しいグループで、甘いカップルで、お子さまを中心とした幸せなご家族など、日本中の仲良しグループに乗って欲しい゙みんなの仲間″という意味を込めて、マイカー時代を担うみんなの乗用車になるようにと願って命名されたものであります。
デビューに先立ち、事前PRとして運転免許所持者を含む全国50組のペアに1966年11月から半年間新型車を無料貸与する「フェロー・ファン」を募集するなど、前人気をあおり車名の浸透を図りました。
発売直後の広告に『コンパーノやベルリーナで実証した乗用車づくりの技術とアイデアを結集して生まれた<軽乗用車の決定版>です』とあるように、コンパーノの同意語をもってきたのは、ダイハツの意気込みの表れでした。
この車をお持ちだった方、あるいは、乗ったことのある方、いかがだったでしょうか?
ではまた~


Posted at 2017/01/24 20:58:49 | |
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