シリンダーヘッドガスケット交換など①

かれこれ1年半以上箱庭を占拠、野天長期停車中のマー坊、公道復帰に向けて重い腰を上げた。
カバーすらほぼ開けてもいなかったが懸念した苔の繁殖などもほぼ見当たらず、一回りコンパウンドかけしてやれば再び綺麗なホワイトパール色が映えそうな外観状態。
車内も綺麗で、超久しぶりに乗り込むと懐かしい匂いがした。
やっぱ、これだわ、マイティだわ。

2番・3番の圧縮ゼロという診断だった。
近隣整備工場に相談したものの、
｢エンジン開けてみないと原因分からない…｣
｢開けても、修理に必要な部品が揃うか分からない…修理出来るのか分からない…｣
と難色を示されるばかりで、最終的には
｢正直、長い期間かかるわりに儲からないから…｣
と本音を話してくれるところも有り。
でもって、｢ほんじゃ、自分で出来るとこまでやってみよう！｣
｢金も経験も無いが、暇はある｣
と無鉄砲素人考え、チャレンジ精神のみで突っ走る。
確かに様々な面でチャレンジャー気質かな、私は。

エンジン吊る装備も場所も無い青空整備工場、
とりあえずシリンダーヘッド開いてみた。
オイル管理も含めて丁寧に乗っていたつもりだが、
｢エンジンの中ってこんなに汚ぇの？｣って感想。

2番・3番の間、ガスケットが崩壊している状態が確認出来た。
｢2気筒の圧縮が無いのはこれが原因か？
ガスケット交換で、もしかして、治る？｣
そのくらいなら自分で出来るかもと言い聞かせて、作業を進める決断をした。

シリンダーヘッド側、
ノックピンが抜けず四苦八苦、ピン自体を破壊してやろうするが抜けず、
最終的にはタップ切って回したところ抜けてくれたー。

ヘッド側、
結構綺麗になりました。インマニ/エキマニは外して、
カーボン汚れ取りと、オイルストーンでの面整備、
平坦スキMAXシックネス0.05mmを確認。(出来たつもり)。
ブロック側も同様、綺麗にオイルストーンかけと面確認。

素人が故、しっかりとした根拠は無いが、
清掃中にクリーナー液も貯まる感じだったので
｢シリンダー、ピストン、バルブ、気密性は大丈夫そうじゃね？｣
｢これでいいんじゃん？｣と思ったが、
もう1人の自分が、
｢バルブとか入手出来る今のうちに、せっかくここまで手出したなら、もっとやってもいいんじゃね？｣
と呟く。

詰めの甘さが性分、そして失敗と妥協で終わるパターンが多い私、
整備士には不向きである。

結論、もうちょい綺麗にしたら復元して圧縮だけ見てみよう。

エンジンルームも結構綺麗にしました！
ヘッドカバーもラジエーターも！

さて、次回、いよいよ復元チャレンジ1回目、圧縮テストの回、乞うご期待。
秋には公道復帰するぞ！
(エアコン未装備車の為、復帰は秋で設定中)