
今年のGW
エイトリアンカップ in TOKACHI 3rd に参戦するため北海道へ
4泊5日の一人旅日記 4日目(2025/5/4)
ようやく本題のエイトリアンカップの記録ですw
3日目まで最高に充実した旅でしたが、3日目の夜に事態は急変
前日食べた牡蠣にあたったのか激しい吐き気に襲われました。
4日目はこの旅の本来の目的であるエイトリアンカップ当日・・・最悪のタイミングです。
夜中に猛烈な吐き気で目を覚まし嘔吐しましたが、吐いたらスッキリしたので朝までしっかり寝れました。
朝起きると、まだ胃のムカムカと、熱があるのか体の節々が痛むが、幸いトイレから出られない状態にはならず、北海道まで来ておいて参加できずに棄権という最悪の事態は避けられました。
後から調べて分かったことですが、牡蠣による食中毒にもいくつかの原因があり、それにより潜伏期間も変わるようですが、発症のタイミングや症状はノロウイルスによる食中毒と完全に一致
通常加熱した牡蠣なら問題ないハズですが、食べた焼き牡蠣は、確かに生に近い食感だったので加熱がやや足りなかったのかも。幸い焼き牡蠣を1個食べただけなので、この程度で済んだのかもしれません。
ということで、何とかなりそうなので、5時半にホテルを出発
5:50 十勝スピードウェイに到着 門前GP予選は4位w 北海道でも、いつもおなじみのメンバーです。
今回のエイトリアンカップ十勝の参加台数は、なんとたったの11台
さすがにこれだけしか集まらないようだと、今後も継続していくのは難しいですね。
6:00 ゲートオープン
この人数なのでピットもガラガラですが、今回はサーキットに関係ない荷物が多く車から降ろすだけでも大変
お腹の張りと微熱から来る関節痛、おまけに骨折した指がまだ完治しておらず、利き手の人差し指が曲がらないのでタイヤ交換がしんどい。それでも、1本目まで時間に余裕があったので、ゆっくり準備ができて助かりました。
9:00 Aクラス 1本目
大阪出発前に雨予報だった天気は見事に外れ、晴れて完全なドライとなりました。
今回も雨が降ったら、昨年は参加していない私が雨男確定で、主催者様から出禁をくらうところでしたw
私の十勝の自己ベストは、2年前の雨天時のタイムしかないので、ベストタイム順ではAクラスには入れませんが、これまでの実績から主催者判断で、Aクラスに入れてもらえました。
ただでさえ11台しかいないのに、1本目はAクラスとBクラスに分かれているので同時コースインは6台で、25分の枠全てがスーパーラップ状態。どのタイミングからでもアタックし放題です。
参加者が少ないのは寂しい反面、走りの面では最高のコンディションです。
ヘルメットを被り、車に乗り込むと体調不良のことはすっかり忘れるほど気にならなくなりました。
ゼッケン順ではもう一台後ろにいましたが、ドライの経験がない私は、ブレーキングポイントを探りながら徐々にペースを上げるつもりなので、先に行ってもらうように声を掛け、Aクラス最後尾でコースインしました。
十勝のコーナーはアウト側は縁石の外までアスファルトになっていて、もちろん4脱はダメですが、縁石を跨ぐどころか、内側のタイヤを縁石に乗せるくらいまで外側のアスファルトを使ってコース幅を最大限に使うのがポイント・・・
・・・ということを意識しすぎて、やらかしました。
最終1つ前の直角コーナーを外側の縁石めがけて突っ込んでいったら曲がりきれずにコースアウト
土と芝の境目で車が跳ねて大ジャンプ(感覚的にという話で、外から見て実際に車が飛んだのかは判りません)
着地の際にバンパーから土にめり込み、リップの部分とアンダーカバーを根こそぎ剥がされました。
よくこれで済んだ。という派手なコースアウトだったので、ラジエータまでやられていた可能性もあったし、アンダーカバーが剥がれる際にブレーキホースや配線類を巻き込み引きちぎられてもおかしくない状況でしたので、あやうく帰れなくなるところでした。
このところ、サーキットに慣れすぎて少し舐めていたかもしれません。
旅のことばかり考えていてコースの予習が足りないくせに、目標タイムを高く設定してしまい、思ったほどタイムを伸ばせず焦りで無茶な進入をしてしまいました。これはしっかり反省が必要ですね。
体調も悪いしこの有り様なので、2本目の走行は棄権して片付けようとも思いましたが、観戦に駆けつけていた方々からも、何か手伝えることある?と声をかけてくれるので、とりあえず2本目も走れるように処置してみます。
車体下に大量に土が付いているのでピットの外でジャッキアップ、タイヤを外して、残ったアンダーカバーの残骸を撤去。プラプラしている配線類はタイラップで固定し、付着した土を手で落としましたがこちらは埒があかず、一旦タイヤをはめ直して1番ピットの前へ移動
1番ピットではエアと水ホースが使えたので、ピット前のスペースでもう一度ジャッキアップしタイヤを外して足回りを水で洗車した後、エアブローで残った土を吹き飛ばしなんとか2本目までに走れる状態になりました。
2本目
まずは、足回りやブレーキ、その他各部に問題ないのか入念にチェックしながら2、3周様子見。アンダーカバーが無い状態で水温も気になるので連続アタックはしないようにして、1周フルでアタックしたのは合計3周
目標タイムは1分35秒切りでしたが、結果は1分35秒776 で、11台中総合6位
35秒切りまでは持っていきたかったところですが、1本目にあれだけのミスをしてしまったので、なかなか攻めきれませんでした。満足のいく結果ではありませんでしたが、一応、自己ベスト更新ということで、十勝でもドライの記録を残せて良かったです。
最後は、恒例?になってきた、観戦に駆けつけてくれた方も交えてのパレードラン
コース上で止まっての記念撮影は、なかなか出来ない経験です。
色々やらかしましたが
エイトリアンカップ 最高!!
で終わらず、この後はまた、旅の続き
走り終えるまでは、気が張っていて体調不良は気になりませんでしたが、余計なことをしたせいで、走行後の片付けは、この日4度目となるタイヤ脱着でどっと疲れが出て来て片付け終えた頃には、体感38℃くらいまで熱が上がってしまいました。
この後、予定していた旅を続けるか迷いましたが、どちらにしてもこの日の宿は美瑛で、ここから200km近く移動しなければなりません。熱があるのはしんどいので、取り敢えず解熱の常備薬を飲んでから帯広市街まで移動
ここから西へ向かい富良野経由で直接宿に向かえば残りは約150km
計画通りの旅を続けるなら曲がらずに、大雪山の東を通って層雲峡から旭川経由で宿まで200km さあ、どうする?
薬が効いて熱は下がってきた気がするのでこのまま旅を続けます。50kmは北海道では誤差のうちw
予定では、ここで十勝牧場白樺並木に立ち寄る予定でしたが、昨日の夕方に行っておいて良かったです。
上士幌町を抜けて山の中へ
16:20 糠平湖の駐車場で休憩しましたが、タウシュベツ川橋梁展望台は駐車場を見逃し通り過ぎてしまいました。
16:50 三国峠展望台
標高1139m 北海道の国道で一番標高が高いそうです。
17:30 層雲峡温泉 しかのこのこのここしたんたん♪ とシカがこちらの様子を伺っています。
ここまでの道中も道路を横断する鹿を何頭もみましたので、路肩の奥まで視野を広げて運転しないと危険です。
17:40 銀河の滝、流星の滝
層雲峡温泉より手前にあるのに時系列がおかしいのは、一度見過ごし通り過ぎた後に気付いて引き返したからw
やっぱり体調不良でボーっとしてたのでしょうか・・・
2つの滝が同時に見える双瀑台はヒグマが出たため通行止めになっていました。数時間前の出来事のようです。
誰もいない時間に一人で行動するのが好きですが、北海道はこれがあるので気を付けなければいけません。
19:00 旭川ラーメン村に到着
昨晩からの吐き気が、次第に膨満感に変わりお腹が張って食欲がなかったので、今日はここまでほとんど固形物を食べていません。薬が効いて体調が戻ってきたので、予定通り山頭火のラーメンを食べました。
・・・が、さすがにラーメンを食べるのは早すぎた。すぐに胃がムカムカしてきて、完食するのが精一杯で、せっかくの有名店のラーメンでも、おいしく味わうことができませんでした。
20:00 本日の宿 フォテージ イン 美瑛 に到着
木のぬくもりがある、新しいおしゃれな宿でした。 素泊まり1泊 6,300円
今回、北海道で4泊しましたが、一番高いところでも一泊6,500円
インバウンドで都会のホテルが高騰している中、どこも良心的な料金な上、キレイで居心地の良い宿でした。
今日は、波乱万丈の一日でしたが、いろいろと無事でよかったです。
4日目 更別⇒十勝スピードウェイ⇒層雲峡⇒旭川⇒美瑛
本日の走行距離 約350km (うち80kmは、サーキット走行)
5日目 最終日に続く