
いよいよ今週末、10/18(日)のエイトリアンカップ富士から2020年シリーズ後半戦が始まります。
サーキットは4月のSUGO以来、半年ぶりとなるので、本番の富士を前に筑波に練習走行に行って感覚を取り戻す予定でしたが、ブレーキの修理に時間がかかってしまったため、予定していた10/2or3の会員走行枠に間に合わず、練習のタイミングをなくしてしまいました。
このままぶっつけ本番になるのは避けたいところですが、次の筑波の走行枠は本番直前の週末。
どうするか悩んでいましたが、鈴鹿のライセンスでツインリンクもてぎも走行できることを思い出し、もてぎのスケジュールを調べたら10/12(月)に枠がありました。
ただ、SMSC会員でも、もてぎを走るためには事前にもてぎの講習を受け共通ライセンスにする必要があります。
すぐさま電話で講習会の実施日を確認すると、走行当日の朝、走行時間に間に合うように講習を実施してくれるということなので、月曜日に休みを取ってツインリンクもてぎに行ってきました。
今回は、富士の前に半年ブランクのリハビリで高速走行に慣れることと、修理でマスターシリンダーを交換したクラッチとブレーキのフィーリング等、車の状態確認が目的なので、5速を使い、最高速からのフルブレーキングが試せるもてぎのほうが好都合です。
関東圏の方でももてぎは遠いと敬遠されがちですが、もてぎまでは下道1時間ちょっと。ちなみに筑波は30分。
つくづくサーキットライフに都合の良い場所に転勤させられたものだww
今回もてぎの講習を受けると、鈴鹿、筑波、SUGOに次ぐ四つ目のライセンスGETです(^_^)v
共通ライセンス化の講習は、要は、鈴鹿ともてぎのルールの違いを説明する講習会
そもそも遠く離れた、鈴鹿ともてぎ両方を会員枠で走ろうなんていう人が毎日いるハズもなく、今回は私一人のためにわざわざ開講していただく講習会です。マンツーマンで、30分間もてぎのローカルルールの説明を受けました。
鈴鹿ともてぎは同じ運営会社なのに、結構ルールに違いがあり、正直もてぎは細かいルールが多くて面倒です。
中でも驚いたのが登録者クラスの車両規定で
①有効な年次点検の丸シールがフロントガラスに貼ってあること。
②必ず車両の両側に自分で用意したゼッケンを貼り付けること。(番号は自分が好きな番号で良い)
①いや、貼ってないし・・・ 車検のシールは当然貼ってあるけど、年次点検は貼ってない人のほうが多くないか?
ピットレーンで待機中に規定違反と告げられても困るので、恐る恐る、貼ってないけど今日走れるか聞いてみたら、車検証を見せることで許してもらえました(^^;)
②急に言われてもゼッケンなんてないし・・・ 他のサーキットでも言われたことないぞ?
紙に手書きで書いても良いと言われましたが、ボールペンしか持ってないし、どうしたものか。
とっさに思いついたのがこの方法

講習会の案内で裏が白紙の紙に半透明の養生テープで破れないよう表面を補強、その上から黒のガムテープで数字にしましたw
7番にしたのは簡単だからww

離れてみると意外と違和感ない?
これでやっと、走れるようになりました。
走る前からイロイロありましたが、この日は走行開始後もトラブル続きでした。
①ミッショントラブル
これは2年くらい前から、ずっと抱えている問題ですが、今年3月に偶然手に入った中古ミッションに載せ替えたところ、4月のSUGOでは、割とマシな状態で走れていました。
今回、ブレーキのマスターシリンダー交換に合わせて、クラッチ側もレリーズとマスターシリンダーをリフレッシュしたので、実はクラッチ側に問題があってこれでスッキリ解消となるのを、少しだけ期待していましたが、走ってみたら4月の時よりも大幅に悪化。ミッション交換前の一番ひどかった頃の状態に逆戻りしてましたorz
載せ替え時に入れたミッションオイルがもう劣化したかな?
元のミッションの時は、最終手段でレッドラインのショックプルーフを入れたら、かなり改善しましたが、載せ替えたミッションには、ショックプルーフを入れたくなかったので、別のオイルを使用していました。まだ、ショックプルーフの在庫が残っているので、取り敢えず土曜日にオイルを交換してみます。今回もオイルで改善すれば良いのだが・・・
ああ、また3ヶ月に1回ミッションオイルを交換する日々が待っている・・・
②エンジントラブル
走り出して数周後、やたらと排気にアフターファイア音が混じり、コーナーを立ち上がって踏み込んだらエンジンからも異音が・・・失火? 点火系のトラブルか?
すぐに走行中止しようか悩みながらスロー走行しましたが、その後、ひどくはならず走れたので最後まで走ってしまいました。この判断が正しかったかはわかりませんが、家まで普通に自走で帰ってくることはできました。
ただ、帰りの一般道でも数回、失火の症状が出たので、点火系に異常があることは間違いなさそうです。
もともとイグニッションコイルは、そろそろ交換しておいたほうが良いと思っていて、年末に車検を受ける際に交換する予定にしていたのですが・・・帰宅後早速、プラグとコイルを注文したらもう届きました。プラグも明日には届きそうなので、これらも土曜日に交換して本番に臨みます。

交換しても同じ症状が出たとしたら・・・それは、考えたくないなぁ
③横滑りランプ点灯
②が原因だとは思いますが、走行を終えてピットに戻ってきた時に、まだ惰性で車が動いている状態で突然エンスト。
すぐにエンジンを掛けなおしたら、なぜか横滑りランプが点灯しっぱなしになりました。DSC OFFボタンを押しても何の反応もなく、エンジンを切って掛けなおしても消えません。
このままだと、今後は、強制的に常時DSC全OFF?
その時は忘れてましたが、冷静に考えると、バッテリー交換の際に点く、ハンドルを左右いっぱいに切って消すアレですかね?何回かエンジンON,OFFしても消えませんでしたが、しばらく走ってエンジン掛け直したら消えてました。
なぜ点いたのかは分かりませんが、土曜日はバッテリー周辺も点検しておいたほうが良さそうだな。
④タイヤパンク
最後のトラブルはタイヤのパンク(T_T)
今回は、練習走行なので、タイヤは使い古した練習用のATR-Kですが・・・
走行後にタイヤを外してタイヤカスの処理をしていたら・・・

見事にビスがぶっ刺さっています。
まだ空気は抜けていないので、表面に刺さっただけで貫通していないかなと少し引き抜いてみると・・・プシュー
パンク修理して使う気はないのでご臨終です。今年いっぱい練習走行には使う予定だったのにな。
それでも、パンクしたのが使い古したATR-Kなので、まだ、よかったです。
本番用のA052だったら泣いちゃうよ(>_<)
自分の中では、ATR-Kがコスパ最強のタイヤだと思っているので、練習用に次もお替わりする予定です。どうせ練習用なので、まだ使えそうな右の2本は残して、2本づつ交換しながら使い回すタイヤ2本交換作戦もアリかもしれない。
前日にタイヤ交換を済ませ行きはATR-Kで自走してきましたが、走行後は街乗りタイヤに戻しておこうと、街乗りタイヤも積んできたので、帰りの心配はしなくても済みました。
これはナイスな判断でした。
・・・とまあ、よく一日でこれだけのトラブルが重なったものだ。
こんな状態だったので、走りのほうもボロボロで1周まともにタイムを残せた周がありませんでした。
今回、もてぎを会員枠で走るのは初めてですが、もてぎ自体は3回目。そろそろ、走り方を覚えてもよさそうなものだが、もてぎは全く上手くなる手ごたえがありません。
初走行は昨年1月だったので気温条件が違いますが、それでも初走行のタイムくらいはクリアしたかった・・・
富士に向けて、不安しか残らない一日となりましたが、1週間前に走っておいて良かったです。
本番が当初予定の10/17(土)から18(日)に変更になったのもラッキーで、土曜日にしっかりメンテして、万全とはいかなくても、出来る限りの対策をしてから富士に臨みたいと思います。
富士でお会いできる方、今回もよろしくお願いします。