
エイトリアンカップ2020シリーズもいよいよ最終戦
エイトリアンカップ2020Winterに参加してきました。
今年は、コロナ禍で大変なシーズンになってしまいましたが、直前に非常事態宣言が出された4月のSUGO以外は無事に開催され、年間6戦のシーズンとなりました。
まずは、万全の態勢で開催に漕ぎつけてくださった主催者様、関係者の皆様に感謝です。
今後も厳しい状況が続きそうですが、タイムアタックイベントは、県をまたいで移動するけども、基本、一人で自分の車に乗って来て、自分の車を運転しているだけww
感染、拡散リスクの小さいイベントなので、来年も無事開催されることを願うばかりです。
さて、エイトリアンカップに参戦して丸3年が経ちましたが、私は今年が勝負の年と捉え、Moreクラスのシリーズチャンピオンに狙いを定めて、1月に新品のA052を投入し、シリーズフル参戦を決めて今年の大会に臨んできましたが、前回の岡国が終わった時点で、ライバルいーぐるさんのMoreクラスチャンピオンが確定
最終戦は、シリーズ戦としては、唯一Moreクラスだけが消化試合となってしまう不甲斐ない結果になってしまいましたが、今年はMoreにしては、相手が速すぎたということで・・・
それでも、私も過去のチャンピオンにも負けないタイムで、ここまでの大会全てでベストを更新し、銅メダル以上を獲得してきたので、最終戦でもベスト更新、3位表彰台を目指し最後まで頑張ります。
私のTC2000のベストタイムは、今年1月の大会で出した1分6秒739
この時は、シリーズポイントを確実に取るため、基準タイムを超えないようにこのタイムが出した時点で走行をやめたので、もうポイントは必要ない今回は、More基準タイム1分6秒5切りが最低限の目標。
来年、エキスパートを名乗りAクラスで走行できるようにするには、5秒台には突入させたいところです。
筑波の朝は早く真っ暗なうちから準備開始ですが、筑波は近くアタックタイヤを履いてきたので準備はラクラク
今回は、Bクラスの2番手からの走行となります。
私の前には、鈴鹿では私がベストを更新するたびに、毎回ちょっとづつ私の上を行くエキスパートのみん友さんなので目標にするには最適。筑波は苦手と言ってますが、しっかり前についていくことが出来れば、今回の目標達成は間違いなしです。
今回は、shin132さんに写真を頂きました。ありがとうございます。
1本目
昨年、筑波でのコソ練でアウトラップからDSCを切り、タイヤが温まりきっていないアタック1周目の1コーナー立ち上がりでイン巻きクラッシュという苦い経験があるので、アウトラップと2周目はしっかりウォーミングアップ、3周目にDSC ONのまま1周アタックして感触を確かめてから、4周目にDSCを切って全開アタックします。
その最初のアタックとなる4周目、ホームストレートからのブレーキングで2速に落とす際に痛恨のシフトミス。シフト操作にもたつき2速に入れるまでにかなりのロス。ただ、この周は最後尾に追いついてしまいクリアにはならなかったので、気を取り直して、次周にアタック・・・が、またも1コーナーのシフトダウンでもたつく。単なるミスではなく、いつにも増してミッションの入りが渋い。というより何かおかしい?
さらには、次々と周回遅れと絡みだしてしまったので、この先しばらくはクリアは望めない。いつしか追いかけていた先頭車両も見えなくなってしまい、フラストレーションがたまる一方。
そんな状況がしばらく続き、ようやくクリアが取れそうなスペースができたところで、再びアタック。
ところが、今度はもたつくどころか全く2速に入らなくなり、更にはクラッチペダルが途中で引っ掛かる感じでスムーズに戻ってこない。いよいよ何かヤバくなってきた。ミッションかクラッチか?
ただ渋いながらも3速、4速は使える。3速、4速が渋いのはいつものことで今日に始まったことではない。
すぐに走行中止すべきか迷いましたが、まだ1周もアタックできておらず、やっとクリアが取れそうなポジションにいたので、2速へのシフトダウンを諦め、全てのコーナーを3速のみで走ってみました。
シフトチェンジは、ストレートで3⇒4⇒3のみ 1コーナーから裏ストレートまで全て3速固定のAT状態
結果、3周アタックして、1’07.491、1’07.175、1’07.330
2速が使えない手負いの状態(MFゴーストの主人公かなw←今読んでいる人しかわからないけどww)
でしたが、結果はベストの0.4秒落ち これは頑張った・・・のか?まあ、頑張ったでしょう。
2速が使えれば間違いなくベストは更新できただろうと悔やみつつも、無理して頑張ったおかげで、ギリギリ4位入賞のメダルをGETすることが出来ました。
・・・が、こんな状態で頑張ったのがいけなかった。
何とか走行を終えパドックに戻ってきて、一時停止でニュートラルにしたら、その後、シフトが全くどこにも入らなくなってしまい自走不能に・・・
何とか近くにいた数名の方が押してくれて、自分の駐車スペースに押し込みましたが、もちろん、この後の2本目、3本目は強制終了。それどころか、このままでは帰ることもできない。
いよいよミッション交換か、症状的にはクラッチか?それよりこの後どうしよう??
考えることだらけで、途方に暮れていましたが、リアルテックの”浜ちゃん”さんが症状を確認してくれて一発で原因を突き止めてくれました。
原因は、クラッチペダルの溶接割れ 例のヤツです
実は、いろんな方のブログを見て、前から私もペダルが気になっていたので、今年の夏にクラッチのレリーズ、マスターシリンダーを交換する際に、ペダルも怪しいから替えてくれと、Dに見積もりを依頼したんですが、ペダルは問題ないと思うから交換する際に点検しますと言われていたのに、騒音の問題でDへの入庫作業を断られてしまったためチェックされていなかったというオチ。
この時、交換出来ていれば・・・
それでも、クラッチが完全に切れなくなってしまうまでとどめを刺したタイミングが一番近い筑波で助かりました。これが、前回の岡山遠征時に起きていたら、かなり面倒なことになるところでした。
すぐさま、リアルテックさんへの入庫が決まり、車は後から引き取りに来てくれるとのこと。しかも、リアルテックさんの店まで乗せて行ってくれて、代車を用意してくれるということなので、帰りの足の心配もなし。
リアルテック様様、浜ちゃん様様でした。
そして、色々アドバイスしてくれた方、移動に車を押してくれた方々にも本当に助けられました。
ありがとうございました。
年明けの予定は全てキャンセルしなければと思いましたが、これならすんなり復活できそうです。
いろんな方に迷惑を掛けてしまいましたが、エイト乗りは仲間意識が強くてありがたいですね。
エイト 最高!!
エイトリアンカップ 最高!!