
書くのが遅くなってしまいましたが・・・
11/21(土)
エイトリアンカップ in OKAYAMA 8th
に参戦してきました。
エイトリアンカップ2020シリーズも残り2戦
大会前にシリーズチャンピオンの可能性がある者だけに与えられる最終戦筑波の優先出走権を得て、最終戦も無事エントリーすることが出来ましたが、前回の富士でMoreの基準タイム越えで実質ノーポイントに終わった挙句、直接対決にも敗れたことで、シリーズチャンピオンの可能性はほぼ消滅しています。
私に残された自力チャンピオンの可能性は、残り2戦ともに自己ベスト更新しての優勝、且つ、タイムはMore基準タイムを超えてはならないという条件。最終戦の筑波は基準タイム内では優勝できないことが分かりきっているので、事実上はノーチャンスです。
今年最大の目標としていたシリーズチャンピオンは諦めざるを得ないので、せめてライバル いーぐるさんとの直接対決に勝って一矢報いたいところですが、前回の富士で実力の違いを見せつけられてしまったので、正直これも厳しい。もう相手のことは気にせず、自分で納得のいくタイムを出すことに専念します。
とはいえ、3年ぶりの走行となる岡国は、不安がいっぱい
経験の少ないサーキットでも、筑波や富士はグランツーリスモで練習出来ましたが岡国はコースに無いのが辛いです。
エイトリアンカップに初挑戦したのが3年前のこの岡山で、その時のタイム 1分55秒130 が岡国の自己ベストですが、2年前は、大阪から栃木へ転勤した直後で、まだ生活が落ち着いていなかったので遠征する余裕がなく参加を見送り。昨年は、エントリーしていたものの、大会直前に筑波でクラッシュしてしまい岡山に行くことすら出来ずに無念の棄権
まずは、無事岡山まで辿り着くところから始まります。
今年の大会は3連休の初日になったため、前日は休みを取って一日移動日
栃木から大阪の自宅まで長野経由で高原ドライブ。せっかくの紅葉シーズンも小雨で景色が見えず残念でした。
当日は、大阪の自宅から早朝移動で岡山入り、前日から16時間以上運転しているので、さすがに腰が痛い。
運転中は問題ありませんでしたが、タイヤ交換で危うくギックリ腰になりかけましたorz
さて、シリーズチャンピオンが絶望となった今、自分に課した新たな目標は、シリーズ全戦自己ベスト更新と全戦表彰台、そしてもうシリーズポイントには未練が無いので、全てのコースでMore基準タイム越えを狙います。
岡国のMore基準タイムは、1分52秒000 自己ベストを3秒以上更新しなければなりませんが、以前のタイムは使い古した245のRE-71R デフも変えて、265のA052を履いた今年ならば、十分狙えるタイムだと考えていました。
なお、今回から大阪ナンバーの私は、今年、関西で急速に勢力を拡大している?我風レーシング所属となりましたw
1本目
アウトラップ後の計測1周目、ベストタイム順に並んではいるものの、自分のベストは軽く更新できるハズなので前が詰まるかもと思い、前車との距離を十分あけてアタック開始・・・のハズでしたが、半周も走らないうちに前に詰まってしまいアタック失敗
まあ、まだ1周目。前車は、まだ様子見なのだろう。抜こうか迷いましたが、避けてくれる気配ではなかったので、ここは一旦引いて次の周に備えます。後続は我風レーシングの仲間なので、私の動きをすぐに察知してくれて、抜かずに間合いをキープしてくれました。
気を取り直して2周目、今度はこれでもかというくらい空けて最終コーナーを立ち上がりアタックしました。
まだブレーキ余らせ気味で甘々ですが、それなりに走れていいペース・・・が、インフィールドで徐々に前車との距離が気になりだし、この周も最終コーナー手前で完全に詰まってしまったorz
それでも一応ベストは更新していて、1分54秒388
これだけ空けても詰まるとは・・・これは抜かない限りクリアは取れないなと思い、3周目は1周後ろについて抜ける機会を伺うも譲ってくれる気配は全くなし。ストレートは互角なので多少、譲ってくれないと安全には抜けません。
見えてないのか、譲る気はサラサラないのか・・・レースじゃないんだけどなぁ
仕方ないので、4周目のストレートで何とか横に並び強引にイン側をおさえたらようやく1コーナーで引いてくれました。おそらく初参戦の方なので仕方ないですが・・・ちょっと愚痴ってしまいました。スミマセン
やっと前が開けたので、さあここから、と思ったのも束の間、この周から周回遅れと絡みだし、更には後ろから先頭のLEG号が迫ってきてジ・エンド せっかくタイム順に走っていても3周回が入り乱れては、コース上はカオスです。
ああ、1本目終わった・・・
それでもギリギリまで粘っていたら、最終ラップで 1分53秒155 なんとかMore2位のタイムは出せました。

今回も走行写真は、hiromiさん から戴きました。いつもありがとうございます。
2本目
1本目が不完全燃焼だったので、何とか良いポジションで走りたい。
1本目にちょうど私の目標タイムを出しているエキスパートの方に狙いを定めてピットロードに並ぶタイミングを見定め、狙い通りのポジションでコースインできました。前車についていければ目標クリアできそうなので、あまり車間を空けずに追走する作戦でしたが、アウトラップで前車はダブルヘアピンの立ち上がりから全開加速。アウトラップのペースが遅く油断していたので、こちらも慌てて加速するも一瞬の遅れであっという間に差が開いてしまいました。
何とか走行ラインが見える距離でくらいついていこうと必死に追いかけます。
そして、バックストレート後のヘアピン立ち上がり、本来早めにシフトアップして3速でリボルバーコーナーに進入するところを、必死に追いかけるあまり、2速で目一杯引っ張ってしまいました。
気付いた時には、シフトアップのタイミングをなくしたので仕方なく2速で進入したらリアが滑ってスピンモード
何とか外に逃げて、イン巻きせずに済みましたが、縁石を飛び越えグラベルに豪快にダイブ やっちまった(-_-;)
たまたま、グラベルエリアを勢いで突き抜け芝生エリアまで到達できたので、グラベルには捕まらず赤旗を出さずに済んだのは幸いでしたが・・・追いかけるのに必死で、冷静さを欠いていたかな。絶好のポジションでのアタックを自ら棒に振ってしまいました。最低です。
当然このまま走り続ける訳にはいかないので、コースの端をスロー走行してピットイン
特に大きなダメージはなさそうですが、アンダーカバーのクリップが飛んでしまい外れて落ちそうです。こんなこともあろうかと持っていた数種類のタイラップで応急処置を行い、残った砂利の処理をして残り時間を確認。まだ10分くらいは時間があるので、コースに復帰します。
我ながら応急処置の手際は良かったw
写真は、後日撮影です。
風圧でタイヤと擦れて穴が開いてしまいました。
コース復帰のタイミングが良く、復帰後2周目にクリアラップが取れて、1分52秒381
目標タイムまでもう一息というところまで来ましたが、その後2周アタックするも、完全にクリアとはならず終了
ライバルのいーぐるさんには2秒以上差をつけられる完敗でしたが、今回もMore準優勝で銀メダルGET
今回、目標だったMore基準タイムをわずかに超えれなかったことで、逆に今シーズン最高の20Ptを獲得できましたが、いーぐるさんとの差は26Ptとなり、最終戦を前に、いーぐるさんのシリーズチャンピオンが確定しました。
いーぐるさん おめでとうございます。
今年、やっと自分の番が回ってきたと思っていたのに、突如現れ全て持っていかれて悔しいです。
ただ、白熱したチャンピオン争いが出来たので、今年一年楽しめました。悔しいけど(2回目w)
とまあ、シリーズチャンピオンを逃し、基準タイム越えも達成できませんでしたが、ほぼ目標のタイムを少ないチャンスでしっかり出せたので、この日の結果には満足です。
コースアウトは最低でしたが・・・
終了後のじゃんけん大会は珍しく1回目で勝ち抜け
参加者さんが用意してくれたエイトのイラスト入りタンブラーを頂きました。
今年も残すは最終戦の筑波 TC2000 のみ
目標のシリーズフル参戦、全戦ベスト更新、全戦3位表彰台は継続中なので、最後まで頑張ります。
来年は、エキスパートクラスで走ることになりますが、筑波のMore基準タイムは超えておかないとエキスパートは名乗れないので、最低でも1分6秒前半を目指します。
やっぱり、
エイトリアンカップ は、
最高!!