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日曜日の朝、実家(岡山)の親父からプリウス(20系)のエンジンが掛からない！ってLINE電話が掛かってきた。




父「ドアもリモコンで開かなかった」
私「リモコンの電池切れかも」
父「リモコンの電池は替えたけど、エンジン掛からない」
私「う～ん、補機バッテリー上がりかな？」

20プリウスの補機バッテリーはトランクの中。
で、トランクは電磁ロックなんで補機バッテリーが上がるとトランクが開かない。これはZ4も一緒。
※走行用のHVバッテリーではありません

私「ボンネット開けて、救援端子からブースターケーブルでテリオス(母親の車)と繋げよう。」
★LINEのビデオ通話に変更

お袋…ぶれぶれカメラマン（親父のスマホでエンジンルームを写す）
親父…即席メカニック（私のLINEの指示で動きます）




※ネットより拝借
20系プリウスはボンネットを開けてヒューズボックス内に救援端子がある。
なかなかヒューズボックスが開かずに手間取る。
ボックスが開けば、救援端子のカバーを外して…

①ブースターケーブル赤を救援端子＋に繋ぐ
②ブースターケーブル赤のテリオスキッドの＋に繋ぐ
③ブースターケーブル黒をテリオスキッドのーに繋ぐ
④ブースターケーブル黒をプリウスのエンジンルームの鉄板に繋ぐ

テリオスキッドのエンジンを掛けて、暫く待ってから…プリウスのスタートボタンを押す。

はい、無事掛かりました。




父「エンジン掛かったけど、何か赤いランプが着いてる！」
私「あ～マスターウォーニングか…10分後にまた指示するわ、それまでエンジン掛けといて」

暫くエンジンを掛けたままで充電させる。

私「ブレーキ踏まずにスタートスイッチを3回ぐらいON・OFFして」
父「分かった」

…カチカチ…ガッコン（ん？ガッコン？）ギギ～。




※ネットより拝借
父「赤いランプ消えたけど、こんなの出た…」
私「Ｐロック機構異常？親父、さっきパーキングブレーキ解除しなかった？」
　　（ガッコンって音がしたし）
父「あ、したわ」
私「駐車場斜めでしょ、Pレンジ入ってるのにパーキングブレーキ解除して、Pロック機構に無理が掛かったんだよ(多分)」
こんな画面初めて見たけど、まぁ走れば消えるでしょう。
■追記■
調べると補機バッテリーの電圧が低くなると、Pロックポールを動かくソレノイドに電圧が掛からずにPロックを解除できなくなる恐れがある時に表示される警告灯のようです。つまり今回の親父の作動は関係無し。



トヨタのお店に勤める知り合いにLINE、一応バッテリーの点検をしてもらうことに。親父のプリウスは2019年6月にこのトヨタのお店で補機バッテリーを交換してもらったけど、まだ1年半だよ。

う～ん、「注意」だって。
親父はコロナ禍でほとんど車に乗ってないだって。
前回バッテリーを交換して1年半で3,000㎞だとか。

今回はちょっとドライブして補充電する事にしました。
まあ僕は何もしてないんですけどね(笑)

LINEのビデオ通話は遠隔操作できますよ、便利な機能です。
最初はインカメラで親父の顔ばかり写ってエンジンルームが写ってませんでしたけど。

前回スタッドレスタイヤへの交換時に軽く点検しましたが、やっぱり異音が気になるので、タイヤを付けた状態でハブベアリングの点検をしてみた。



久々のスロープを使ったジャッキアップだな…。




このくらいなら短いリジッドラックが作業性が良い。




右のハブベアリング…異常無し。




左のハブベアリングも…異常無し。
※手順は整備手帳で




ロアコンブッシュの固定ボルトも緩んでいないし…


後はロアアームのジョイント類かなぁ…

ナックルのロアボールジョイント、ここはSSTがいるでしょうね。




ロアアームの内側のジョイント、前回シリコンスプレーを吹いたので色が変わっています。
ここもロアアームが付いた状態での点検は厳しい。






スタビリンクのジョイントの可能性だってある。
手で持って揺すった程度ではガタは出ず。




ステアリングのタイロッドエンドとかラックエンドの可能性もある。




でも点検した感じだと、ステアリング系じゃないと思うんだけどなぁ…。




気になる点が多くて絞り切れないけど、ショックアブソーバーの油漏れも気になる。




車高調の時はバネの座りが悪くて音が出た時もあった。
念のためにバネの上下にシリコンスプレーを吹いておく。

と、言う事で…
・ロアアームASSY交換
・タイロッドエンド＆ラックエンド交換
・スタビライザーリンクロッド交換
が怪しい部分。

E85的にはロアアームAssy交換が先でしょうかね～。