Z4電動W/Pとサーモスタット交換

アンダーカバーを外すと電動W/Pとサーモスタットが見える。Z4(E85)も前期型はベルト式、後期型は電動式。電動式は交換は楽だが本体が高い。
赤のコネクターを抜き、青のウォーターホースをバンド式2箇所とクリップ式2箇所外し、サーモの2箇所の六角黄色のボルト外してから、ポンプの黄色〇の3本ボルトを外す。ボルトは再使用不可。

OEMの電動W/Pとサーモスタット。
ポンプ、BMWマークは無かったが、外した純正品と同じメーカー(Pierburg製)だった。
ポンプ：11517586925
ボルト：11510392553
サーモ：11537549476
サーモスタット(ブログワーナー製)は樹脂製になってた。

外した純正ポンプ、ターボチャージャーみたい。このポンプインペラの回転が新品に比べると若干重たいような…。
世界初の電動W/Pだけど故障が頻発してウィキペディアに載るのは笑った。

直6さんからポンプのコネクターの接圧が低い可能性もあると指摘もあったけど、ここは分からず、各ピンは綺麗です。まぁ診断機で断線や回転不足のエラーが出てるので、9割ポンプと踏んで交換しました。

新品OEMサーモスタットは樹脂製だけど、純正はアルミ。価格が18,000円するのも何となく分かる。左のコネクターは水温かと思ったら違うっぽい。

コネクター(左手の先)はサーモスタットのスピンドルに直結。これってサーモスタットが開いてるか閉じてるかのスイッチ(センサー？)っぽい。開弁してるかどうかも見てるって事？

再利用不可のボルト、アルミ製で無茶苦茶軽い！
ここにアルミを使う理由はシリンダーブロックがアルミ製なので、ボルトが鉄だと万が一ブロック側が痛むと大変だから？1本300円ちょっとみたいだけど、こう言う所にお金が少しずつ掛かってるんですね。

サーモスタットの細い方の黄色〇のバンドが締めにくかったとか。
BMW純正LLCを50％濃度で4Lぐらい使って補充＋エア抜き。
LLCは2本半使ったって。
故障診断機のアクティブテストでポンプ単体を回してエア抜きしてたら、Z4のバッテリーが上がってしまうオマケ付き。

■費用■
・電動W/P＋サーモセット…48,000円
・純正LLC…6,000円
・工賃…スペシャルプライス

思ったより安く修理できてホッとしました。