tile Tile Mate  

Tile Mateは高機能なスマートタグです。
本製品を鍵や財布につける事により、失くし物を探しやすくする為の物となります。
appleのairtagと同じようなものかと思いますがこちらはAndroidでも使えますし安いです。

MPVのキーに取り付ける為に購入しました。

スマートタグで鍵の紛失対策
https://minkara.carview.co.jp/userid/2575234/car/2128590/6416180/note.aspx

Bluetoothと本体の音、スマホのGPSを使用して探し出します。
探すにはいくつかのパターンがあります。

まずは部屋の中でどこに置いたか忘れるパターン。
この場合はスマホのTileアプリから探したい物を選択するとTileから音が鳴ります。
これで探しやすくなります。
また、逆にスマホを探す場合はTileについているボタンを押すとスマホが鳴る仕組みです。

家の中なら固定電話から電話すれば探せるかもしれませんが本機能なら周りに電話のない様な状況や電波の圏外でも探せます。

次に、本格的になくした場合（Bluetoothの電波が届かない距離にある場合）
この際は、最後にTileと接続していた位置をマップで確認できます。

その時に「見つかったら通知」ボタンを押しておくと再度Bluetoothの圏内に入った際には通知されます。
なので、アプリに示された地図の場所に向かい近くに探しているTileが入れば音を鳴らして探せるという仕組みです。

また、ここからが凄いのですが、それでも見つからない場合は他のTileユーザーのスマホが探しているTileの信号をキャッチすると、どのあたりで信号をキャッチしたか他TileユーザーのスマホのGPSを利用して位置情報をくれるのです。「コミュニティで探す」という機能らしいです。

ちなみに東急全駅と都市圏のタクシーにはTileのBluetoothの電波を拾うアクセスポイントがあるとの事です。

月額料金がかからないのに、ここまで高機能なのは凄いなと感じます。

いまいちな点としては
本体がプラスチックで鍵などが当たると安っぽい音がするのとキズが付きやすそうな点。
もう一点はストラップホールの部分が厚すぎるので取り付けられるリングが限られる、というか大きなリングになってしまうのでこの穴の部分は薄く作ってほしかった。

タグが自分から離れた際に通知する機能は「有料版」になってしまうのでその機能が欲しい方にはあまり向いていないのと、他のTileユーザーのスマホで検知する「コミュニティで探す」機能はやはり近くにTileユーザーがいないと成り立ちません。世界シェアNo.1のTileとはいえ、さすがに郊外では「コミュニティで探す」機能は実力を発揮しにくいのかなと感じます。

因みに最近appleから似た様な物でairtagと言う製品も発売されました。
後発なのでtileよりも機能的に勝っているところもありますしオシャレです。

が、「tileよりも機能的」に使用する場合はU1チップを搭載する最新型のiphoneなどでの使用が前提です。
ストラップホールが無い為に別売りでホルダーを購入する必要があります。
元の値段が高いので数をそろえるとなると出費が痛いです。

tileより大きくメリットがある点としては今後膨大なappleユーザーが使い始めた時に他人の端末を利用して発見する機能がappleの方が強くなるかなと感じます。

なので家の中でよく無くすものはtileの方がコスパが良く感じますが、外で失くす可能性があり大事なものは今後はairtagに強みが出るかと感じます。