My GGBには、米国COBB Tunig社製の3ポートブーストコントロールソレノイドを装着しています。
しばらくECUリセットからの自己学習のみで運用してきましたが、時間が取れたのでOpenPortにて
Target BoostマップとMax Waste Gate Dutyマップの編集を行いました。
◆Target BoostのMap

Mapの縦軸を編集し、純正より低い回転数からブースト目標値を設定しました。
また、全体的に盛り上げた設定として、若干のブーストアップの設定としています。
◆Max Waste Gate DutyのMap

低回転域を中心に、よりDuty値を上げて、コンプレッサーからの圧がアクチュエータに行かかないように設定しました。
編集していてわかったのですが、純正Mapではほとんどブーストをかけないような制御になっています。
通りで、思っていたほどオーバーシュートが増えなかったわけだ…
試乗してみると、明らかに低回転域でしっかりとブーストがかかり、トルクが出るようになりました。
また、純正ソレノイドではオーバーシュートからじわじわとブースト圧が目標値に下がっていきますが、
3ポートでは、一瞬のオーバーシュートのあと、瞬時に安定します。(もちろん、排ガス流量が十分な場合ですが)
フィーリングとしてはすごく良いのですが、難点も。低回転でのトルクがあかったせいで、北海道の雪道では発進時にすごくスキッドします。GGBはLSDはリアのみなので、交差点で一時停止後右折する場面では、リアが押し出しすぎて軽くパワースライド気味になります。ステアリングを戻しながらスロットルと相談すれば前でも引っ張ってくれるのですが、フロントにもLSDがほしいなぁ、と思うようになりました。
Posted at 2016/02/15 22:07:32 | |
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