マフラー異音解消実験 ボルト加工その３　完

前回、スポンジマウントで作成、改造した　フロントパイプ、マフラー間のボルト　でしたが、
また音鳴りがする事があるので確認すると、
想定以上にスポンジは熱で溶けてました。
アルミ自作ワッシャーもヘナヘナに成ってしまい、両方共に撤去しました。
スポンジは溶けてへばり付いているので剥がし取らないとなりませんでした。

ホームセンターで使えそうな材料を買ってみました。
今回の事で音の原因は判りました、
・スプリングの軋み音
・社外パイプ交換におけるジョイントスプリングのバネレート不足。
社外パイプにした事でかみ合わせが悪化した事と（径が違うので当然か）、
それにより振動が増えました。
揺れに対応できるように、スプリングで固定するのですが、揺れ幅が増えると対応出来なかった模様。
バネレートを上げて強化したいのですが、残念ながらホームセンターにこれ以上硬いスプリングはありませんでした。

そこで硬い厚手の防振ゴムを挟み込み、実質上スプリングを縮ませて硬くします。

まず13Φ穴のワッシャーはこれでも穴が小さく、ボルトのフランジで引っ掛かる為に使えませんでした。
下の防振ゴムをさらにフランジが通るまでに穴を大きくして、今度は熱が比較的に逃げる位置一番奥に差し込みました。

これでマフラーに締め込み完了です。

さて音鳴り、異音、振動はどうなるのか？
イグニッションONで、
なんと、異音、振動共に消えました。
前回は異音は消えても振動が残ってましたが、今回は振動も減ってます。
2日目、数キロ走行しましたが、悪い変化は見られず、今回でやっと成功です。

あとは、経年で防振ゴムが耐熱で無い為、どこまで保てるかが課題です。
これでダメなら特注のスプリングとワッシャーを購入装着しか異音解消方法は無いでしょう。