ある方から私のDEH-970の基板上でのダイオードの試聴比較テストを依頼されました。
既にDEH-970やDEH-P01についての貴重な情報を頂いているので、お受けしました。
ショットキーバリアダイオードを3種類送っていただきました。
かなり前に購入したダイオードも参加させました。
リード線を付けて準備。
DEH-970側を準備します。 上ケースが付いたままで実行出来ました。
ここにD853が有ります。 1SR154-400が付いています。 高信頼のシリコンダイオードです。
このダイオードの機能は、OPアンプやDAC回路用のリニア電源とデジタル回路用のスイッチング電
源を分離する為に、スイッチング電源側に直列に挿入されています。
とても良い所に注目れていますね。
上手く外れました!
基板が痛まないように、張り出し基板を付けます。
最初は聴いたことのある、ファーストリカバリーダイオードのV19Eです。
低音が大幅に減少します。 ネット上の評価と同じです。 シビアでなくて解りやすい。
送って頂いたショットキーバリアダイオードSB340LSです。 IR(漏れ電流)が15μAで超高性能。
高分解能でバランスが良い! 後でもう一度聴こう。
送って頂いたショットキーバリアダイオードSR54Fです。
粒子が細かく繊細と思ったら、全体に弱い!
送って頂いたショットキーバリアダイオードSK54です。
迫力が有って良いが、粒子が荒く少し歪っぽい。
旧タイプのローム製SICショットキーバリアダイオードです。
電圧降下が大きいので、ここでは不利ですが、試してみました。
全体に粉っぽくて、低音が出にくい? やはり合いません。
旧タイプのCREE製SICショットキーバリアダイオードC3D04です。
かなり良い!バランスも良い。 もう少し艶が有れば 惜しい。
一世を風靡したファーストリカバリーダイオードの30DF2です。
分解能が悪いのを除けばOKです。 リバーブが掛かったような響き。音楽ファン向けかな。
採用したのはSB340LSです。 高分解能 繊細 バランスが良い! 聴いている間にもエージング
が進むのか音が良くなって行きます。 今のところ分解能が良すぎるオーディオ的な感じなので、
もっと余裕の有る音が良いかもしれます。 只今エージング中です。
試聴はDEH-970+ヘッドホンアンプで再生しましたので、超低音や定位、空間等の細かいと所は
不明です。 車載すれば正確な判断が可能かと思われます。
独断と偏見で判断していますので、間違いが多く有ります。
試される方は、信用しないで自分で判断してください。
Posted at 2019/02/06 18:28:31 | |
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