ぼちぼち夏山登山シーズンってことで天気予報を睨めっこしていたら有給休暇を取得していた週末が快晴予報。
行先は昨秋に行こうとしていた西穂高岳。
日帰りでも行ってる活動記録がありましたが、余裕を持ってテント泊で!
6/29(日)3時出発して新穂高ロープウェイを目指します。
せっかくなので北アルプス大橋でパチリ♪
これがレヴォーグ最後の写真になるかなぁ・・・
まだ本格的な登山シーズン前って感じだから駐車場は空いていそうですが、念のため予約出来る鍋平登山者専用駐車場へ。

事前決済で駐車場を確保出来るのでシーズンは便利そうです。
歩いて10分ほど下に無料駐車場もありましたが、帰って来たらヘロヘロになってそうだし、近いところで。
7時着でロープウェイ始発は8:45なので時間ありますが、とりあえずしらかば平駅へ向かいます。
発券機と乗り場は2階ですが、朝イチは1階に並ぶようです。

先に来てる人の荷物を見ると日帰り装備?
もしや西穂高岳って日帰りが当たり前なのか?
何か失敗した感じがしましたが、テント泊装備で来てしまったものは仕方ない。
8:15にゲートが開いて入場。
トイレを済ませてから2階へどうぞってアナウンスがありますが、それじゃ並んだ意味がないじゃないかってことで券売機へ向かいます。
トイレは先に述べた無料駐車場で済ませておくのが良いでしょう。
ロープウェイの往復券もWEBで事前に購入していますが、発券は券売機か窓口でしなければなりません。
6kg以上の荷物は別途荷物券を買わないと行けないので、事前購入のメリットが良く分かりませんでした。

荷物券の往復券が無く、とりあえず片道券を購入。
8:45西穂高口へ向けて出発。

快晴の登山日和♪
笠ヶ岳がバッチリ見えていますね~
ものの数分でしらかば平駅1308mから西穂高口2156mに到着。
そう言えば登山届は以前、西穂高口にありましたが、今はしらかば平駅で提出となっていました。
(ヤマップアプリで登山届は提出済み)
更なる観光地化でこのような物が出来ていましたよ。

槍の回廊
肝心の槍ヶ岳は写っていない(笑)
西穂の踊り場

今日はあの一番高い山、西穂高岳まで登りますよ(*´∀`*)
ここからは頂きを目指す物のみが通れる道!
まずは西穂山荘を目指しますが、まぁ初っ端から急登でしんどい。
50分かけて西穂山荘に到着。
まずはテント受付、2000円也。
ここは9時までに撤収なので、今日テント張るのは私が一番乗り。
ぎちぎちに詰めてくださいって言われたので隅っこへ設営。
アタックザックに荷物を移し、山荘で水を2リットル補給。
10:43西穂高岳へ向けて出発!
山荘からすぐの岩場を登ると早速展望が開けます♪

焼岳に乗鞍岳、左下は上高地で大正池が見えてますね。
正面には西穂高岳へ続く険しい山々が!
もう初っ端から長いガレ場で嫌になっちゃう。
ロープウェイで一気に標高稼いだ代償に高度順応が出来てない感じ。
少し登るだけですぐに息が上がる(´Д`;)ハァハァ
写真撮ったふりして休憩しながら登ります。
ふぃ~、ようやく独標直下にやって来ました。

真下から見ると壁ですね~Σ(゚д゚|||)
奥穂高岳に比べたら大したことないので、3点支持で落ち着いて登って行きます。
11:32独標に登頂?って言うのか?
独標まではちょっとした登山渋滞が出来ていましたが、大体ここで引き返すみたい。
行っても次のピークであるピラミッドピークのようです。
そうです、日帰りの人達は大半が西穂高岳まで行かないらしい。
ロープウェイの最終が16:45なので時間的に厳しいのもあります。
時間もそうですが、この先の険しさが一般的な登山とは次元が違う。

ぱっと見どこ歩くんですか?
私も弱気になって西穂高岳まで行くの諦めかけました。
でも日が落ちるまでに下山出来れば良いし、ここで撤退する理由は無いので当然行きます!
カメラはザックに仕舞ったのでここからはスマホで。
独標から下ったところ。

降りる時は視覚的に垂直に降りてる感じで、ここは勇気いることですね。
岩にへばりつく感じで行くところで、左下は何百mの斜面で滑落したら・・・
ずーっと岩登り。
そうこうしているとピラミッドピーク。

西穂高岳まだまだ遠いよ~
えっさほっさと岩をよじ登っては下ってはの繰り返し。
隣は急斜面で転げ落ちないように意識しているとメンタルブレイク寸前。
息は上がってようやく西穂高岳かと思ったら偽ピークに騙されてがっくし。
そんなこんなでようやく山頂直下。

これが最後の岩登りだ!
しっかしここまで体力精神削られたところで、一番の難所が待ち構えているんだからやってくれるぜ西穂高岳。
がっつり手や足をかけるところが無い?箇所があってこれが中々のスリル。
ここを越えた時、あぁ生きてて良かったなんて思いましたよ。
13:06西穂高岳に登頂!

最初は貸切で後から来た人に撮ってもらいました♪
槍ヶ岳
西穂高岳~奥穂高岳までの最難関縦走路

どこ歩くんですか?
ここまでで一杯一杯だと奥穂まで縦走なんて無理。
上高地が見えますよ。

前穂高岳へ行く重太郎新道はとんでもない急登ってことが良く分かりました。
ここまで登って来た、いくつものピークがとても印象的でした~
写真撮ってパン食べてたら後から来た人は下山されてしまったので、私も下山します。
登りで難所だった箇所は、下りでさらにレベルアップ。
先を行く人が手こずっていたので、カメラで様子を撮りました。

私も斜面にへばりついて滑落しないかヒヤヒヤでした(((;°Д°;))))
下山時のピラミッドピーク手前。
下山はずっと踏ん張ることが多くふくらはぎの筋力が限界に近づき、先行者とどんどん離れてぼっちで、とぼとぼと下山となりました。
それでも16時に無事、西穂山荘まで帰って来れました♪
荷物をテントに放り込んで、早速ビールで西穂高岳登頂を乾杯(⁎˃ᴗ˂⁎)
ここで仲良くなった人と盛り上がり夜ご飯も一緒に頂くことに。

八王子付近から来た方なのでHさんと仮称します(笑)
私はカップラーメンだけど、Hさんはメスティンで炊飯し、味付け済の肉を焼きだす。
登山でキャンプ飯的なの食べるの?って私は驚きました(笑)
軽量化のために山の上では山荘飯以外は質素なものしか食べないので。
Hさんは今回テント泊装備18kgくらいだったそうでここまで来るの大変だったそうです。
食後に記念撮影♪

山ガールなんていないよね~って言いながら野郎同士でパチリ(笑)
ぼちぼち夕焼けタイムなので、写真撮りに行きますが足がガクブルなので、登らず山荘裏から。
笠ヶ岳横に沈む夕日を眺めて長い一日もいよいよ終わりです。
ここにも大陸からの登山者が居ていつまでも喋っているので、ハイボール呑みながら動画見て、静かになった21時頃に就寝Zzz
相変わらず熟睡出来ず4時頃から活動開始。
朝日が昇るのは奥穂と前穂の間の吊り尾根から。
いつまでたっても朝日は拝めそうになかったので、朝ならではの写真だけ納めて撤収です。
朝ご飯を食べてテント撤収。
7時に西穂山荘を出て8時に西穂高口に到着。
月曜始発のロープウェイは貸切でした♪
さらば西穂高岳。

険しく大変な登山であったが、楽しい時間を過ごせました♪
この後はひらゆの森で温泉に浸かり、途中の高速で睡魔に襲われ仮眠しつつ15時に帰宅。
テントが結露や砂で汚れたので、洗って干してメンテナンスしときました。
今月末からの夏休み、どこに登ろう?
西穂高岳で登山欲満たされたから登山するかな~?(・∀・;)