かっぽちゃんのブログ一覧

クラプトンの奏でるブルージーなフレーズには、金髪女とヴェットがよく似合う。

レイラ・・・俺の一番のお気に入りの曲だ。
すえた臭いのするバーのカウンターでグラスを傾ける妖艶な女の肢体が浮かんでくる。

隣で、まだ夢をむさぼっている嫁三等兵の、タオルケットの端から覘いたサメ肌・・・いや、やわ肌とレイラの透き通った肌が俺の頭の中で重なった。

ピコン！

一瞬いらんことをしようとしたその時、カーテンの隙間から、充分に熱を帯びた真夏の陽光が、冷え過ぎた俺の寝室にエネルギーを送り込んできた。

俺はクールを装って口を開いた。
「おい、ヴェットが向こうで待ちくたびれてるぜ。」

「・・・。」

返事は・・・ない。

ムカッ！（怒）

「こらぁ、嫁三等兵！
某国、高速兵器の機密探査指令を忘れたのか？」

「・・・。」

あ、そうだった。
昨夜、３年半ぶりに喧嘩して冷戦中ってのを忘れてた、かっぽ二等兵でありました（汗）

こうなったら単独で戦地に乗り込むしかあるまい！

「行ってくるからな。」

「・・・。」

頭から毛布かぶって寝たふりしてる嫁三等兵。
「おら～、下からパンツ見えとるぞ～」

瞬間、どうやって投げたのか、ノーモーションで枕が飛んできた。
凶暴な敵をこれ以上刺激しては何が飛んでくるかわからないとビビったかっぽ二等兵は、
「フフフ、枕は投げるもんじゃあねえぜ。」と、キメぜりふを吐いて、こそこそと退散したのでありました。

ヴェットに乗り込んだ俺は、ミッションを１速に叩きこみ、（叩きこんだつもり・・・実はドライブモードだよ～ん）、アクセルを床まで深々と踏み込んだ（つもり）。


ギャギャギャギャ～～～～ンンンンン！







と、隣の犬が吠えたのを合図に、任務遂行のため出発したのでありました。

出撃して5分、敵の地雷攻撃を受けて大破した戦闘車両発見！

た、只者ではない（汗）






山道を登ること約20分。
次第に道は険しくなってくる。



すると、突如、前方に防空壕が！



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・

中から不気味な猛獣の下痢のような音が聞こえてくる。

次第にそれは大きくなり、大気を震わせ始めた。


ががががががごごごご・・・


「お、あれは何だ？」

穴の中から嫌らしい形のモノが！！！













俺はヴェットに飛び乗り、巨大ないやらしいバケモノと250ｋｍで並走した！（つもり）



あっという間に化け物は次の穴の中に消えて行った。


ところで、家もない山中に、なぜかポストがある風景？？？

ナニコレ？