2016年01月26日
1月25日のヤフーニュース/読売新聞。
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2015年の書籍・雑誌の推定販売額(電子出版を除く)は前年比5・3%減の1兆5220億円で、過去最大の落ち込みとなったことが25日、出版科学研究所の調べでわかった。
11年連続の減少。中でも、雑誌は7801億円で、同8・4%の大幅減となった。
雑誌の内訳は、月刊誌が同7・2%減の6346億円、週刊誌が同13・6%減の1454億円。定期誌やムック、コミックの落ち込みが目立つ。
書籍は同1・7%減の7419億円と小幅な減少にとどまった。累計240万部を超えた又吉直樹さんの芥川賞受賞作『火花』が、ほかの文芸書へ与えた波及効果も大きかったという。
一方、電子出版は、1502億円で、同31・3%の大幅増となった。
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よく「雑誌が売れない」とか、
クルマと同じように「雑誌離れ」という言葉を聞くが、
単純に、
この情報を見て「雑誌はダメね。。。」と判断するのは早いかと。。。
これ、販売額なんですよね。
で、販売額も大事なんだけど
販売部数とセットで考えないと実態は見えてこないわけで。
でも、販売部数とセットで考えると、
「あぁ、やっぱり大変なんだなぁ。。。」という答えが出てくるんですけどね。
で、
単純にじゃあ雑誌がダメか。。。というわけではなく、
私の中では淘汰される。。。といった状況が正しいかと。
そして、
ドンドン細分化されているのが正しいかと。
例えば、
自動車雑誌にしても、
総合誌的なものよりは車種単独誌になっているし、
月刊誌のような速報的なものよりは、
季刊や年1回のようなカタログ本になっている。
これが良いか悪いかは置いといて、
この方が売れるのは確か。
ただ、
ハイエースが売れたら、みんなハイエース~とか、
プリウスが売れたら、みんなプリウス~というのは、
この先、ドンドンなくなってくるだろうと思う。
結局、トップしか生き残れないんだよね。
カタログ本だから複数あっても同じ内容だし。
強いて言えば、
発行タイミングがずれることで、
内容が変わってくるというぐらい。
企画的なものは、
今やネットを見た方が早く、
雑誌に求められていない。
だからカタログ化するわけで。
なので、
パーツガイドが載っているわけで。
で、
パーツガイドがあると売れる。
内容が、
良いか悪いかは別としてね(笑)。
雑誌自体はなくなりはしないとは思うけど、
紙媒体の存在意義は変わっていく。
そうそう、
販売額と販売部数、それに購入年齢層が重要。
だって、
20歳代の40%は本を読まないんだから。
Posted at 2016/01/27 13:52:46 |
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