前回のブログが意外と反響が良かったのと、ネットで
面白い記事を見つけたので
第3弾を書こうかと。。。
面白い記事のほうのさらにリンクのモータージャーナリストの清水和夫氏の話が的確だな~と思いました。
現状では、ヨーロッパのメーカーはEVを走らせるモーターを供給してくれるサプライヤーが居ない、という事。
ん?PHVがあるじゃんって思った人は、清水和夫氏の記事を良く読みましょう。
ヨーロッパのメーカーのPHVのモーターもバッテリーもは自社開発では無く、サプライヤーから買っているし、
電圧48Vのマイルドハイブリッドというのがキーポイントです。
電気が嫌いな私でも知っている事実w
出力(kW)=電圧(V)×電流(A)
ここです。
国産は、30プリウスの時点で650V、ヨーロッパ産は48V。
計算すると、13.5倍の差がありますので、同じ出力を出そうとすると、13.5倍の電流が必要になります。
電気に詳しい人は、この辺りでピンときたはずです。
そんな大電流を流すには、とても太い配線が必要になります。
クルマは重たくなるし、高い銅線を沢山買わなきゃいけないんです。
とても非現実的です。
だから、国内メーカーはEVで出遅れているって記事書く人は、真相を知らない人じゃないですか?
企業である以上は、利益の出ないクルマは売らない、、、と私は思ってます。
だからカリフォルニアやヨーロッパの規制に適応する範囲でエコカーを販売するか、記事にあるように他メーカーからクレジット(権利)を買えば良い訳です。
なんか日本が出遅れてるって記事を書けば、世間が騒ぐ。。。みたいに思っているメディアのレベルの低さは、どうしたモノかと思いますね。
Posted at 2017/09/22 19:51:03 | |
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自動車業界に対して思うこと | 日記