チューンが進み、パワーとトルクが向上した結果、クラッチシステムがパワーとトルクを受け止めきれなくなり、クラッチが微妙に滑りはじめるという、なるべくしてなった、やらざるをえない作業…クラッチ交換…HA36Sのマニュアル車なら、ドライブ次第で約80馬力あたりから症状が出るでしょう…
てか、これめんどくさい!
初めて横置きエンジンのクラッチ交換をしました…
エンジン降ろすか?いやまずは経験者に相談…ワークスマニアな方に話を聞くと、エンジン降ろすなんて手間がかかり過ぎ、リフト借りれる環境なら、一旦車あげてミッションジャッキかドラム缶をエンジン下部に配置して、それにエンジンを預ける形で、必要部位を緩め、ミッションだけ降ろすそうな…言うは易しとは正にこのこと!初めての横置きエンジンのクラッチ交換に悪戦苦闘、周りの整備士さんに冷やかな視線を向けられながら作業を開始、手の汚れで画像とか撮ってる余裕もない…結局結果的に工具が入る入らないの都合で、バッテリー、ダイナモ、余裕の無い配線、見通し良くするために、インタークーラーやエアクリも外し、エンジン上部は丸裸にして作業を再開、は?!これドラシャも邪魔じゃん!仕方なくドラシャも抜く事に…さらに作業再開、今度はマウント類やミッション接合部に工具が届きました…初日はこれだけに終始して終わり、翌日にやっとミッションを降ろしましたが、これが重い!!重量はたかだか30k程度、アルミであろうベルハウジングの重さは大して無いはず、こりゃギアが重いんやな…でも少し嬉しくもあり安心感の重さ…この質量のギアなら100馬力超えても耐えれるんやろなって思いました、それから純正クラッチとカバーに御対面、やはり出力が純正ならまだまだ問題無いディスクの状態、タイトル画像がそれにあたります、続いて純正フライホイールを外しますが、これがまた重い!大した重量ではないのですが、軽自動車にこれ付いてたの?!って感じの5.3kです、時間ないのですぐさまアールズさんの軽量フライホイールに手を伸ばす…揚げ物んかい!!!って突っ込み入れたくなるくらい念入りに油塗られてました、フライホイールなのかホイールフライなんかわからんくらいでした、そうです忘れてたんです、フライホイールはこうやって保存されるもので、装着前に油を落とす必要があるのです、そして油を落としてガッツリ掴んで持ち上げる…ん〜〜〜軽い♪思わず笑顔になりながらもセットしツラ合わせで確認、続いてクラッチカバーを握って、また重っ!クスコさんこれ重いよ?まあ耐久性考えたら仕方ないのかなぁ…と、ぼやきつつトルクレンチで締め付け、そうバランス大事ですからね、さらに続いてミッション側にディスクを装着、クスコのメタルシングルディスク掴んで、風魔手裏剣!って言ったら負けだなと心でつぶやきつつ、ハウジングとの干渉の有無を確認…よし、やっぱ無加工でイケるね!そしてミッションとエンジンを合体、シャフトがカバーに当たらないようにするのがドッキドキでした!そして根性で上側のボルトを1本止めるまでバクバクが止まりませんでした、無事に組み付けが完了し、後はバラした部分を組み上げて終了、2日がかりでやった事を整備士さんは半日でやるんだから彼らは偉大ですよ!最近は資格だけでなんもできんクソ整備士が増えてますがね…
追記
軽量フライホイールに換装すると、アイドリングが不安定にならがちですが、一応ECU再学習させたのもありますが、アールズ製の軽量フライホイールが、極端に軽量化されておらず、使いやすい慣性トルクを維持できているということもあると思います。
メタルクラッチアッセンブリーに関しては、軽量フライホイールと同時装着だからジャダーが発生したんだと思います、フライホイールが純正より軽くなったがために慣性トルク不足で起こってしまう現象なのだと思います。
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クラッチ フライホイール | 日記
Posted at
2017/12/05 20:28:32