EVC6-IR 2.4⬇︎
新世代 GReddyプロフェック⬇︎
代表的な高級ブーストコントローラー2機種の単体をマーベルちゃんをテスト車両にして比較しました、
と言うより、代表的なステモ式とソレノイド式の比較対決の意味合いが大きいと思います。
マーベルちゃんの仕様はプロフにて参照願います。
EVC6-IR 2.4のレビュー
説明書が汎用仕様のため、特種な配管が必要な車両にインストールする場合、不慣れや知識不足の人には難しいが、R06Aに対しては特に不明な部分はなかった、ただし過給圧を取る場所はインマニの圧力を直に取れる場所が理想的。
ルックスは、今ではやや見劣りするが、視認性に問題はない、だが操作性が悪く、変更したい項目にたどり着くまでに時間がかかるので1人でセッティングを出す際、慣れないドライバーだと、走りながらでは困難を極め、まさにZGMF-X10A フリーダムのような機種、まあコーディネイターがセッティングするなら話は別だが…
肝心な過給圧制御ですが、セッティングを詰めれば、どんな走り方で、どんなギアでもフルスロットルで、一瞬だけオーバーシュート1.3kpsに達しますが、瞬時に目標過給圧1.2kpsでの巡行を実現してくれます。
ステッピングモーターはソレノイドより制御や反応遅い…確かにそれは事実ですが、その差はあまり問題にならない微々たる差です、使ってこそわかりますし、同条件で同一コース同一コンディションならタイム的にもステモに軍配が上がると断言できます!
新世代 GReddyプロフェック
説明書がわかりやすく、最近の特種車両に関する注意事項なども記載されており、汎用品説明書のお手本とも言える、無論R06Aにインストールするのもなんの心配も無かった、こちらの機種も過給圧を取る場所はインマニの圧力を直に取れる場所が理想的。
ルックスは今風で、コンパクトでありながら視認性も良い、それでいて操作性が非常に良く、変更したい項目に少ない操作してでたどり着く、そのため1人で走りながらのセッティングも注意しながら行うことも不可能ではない、まさにナチュラル向きのM1アストレイな機種。
肝心な過給圧制御ですが、確かにソレノイド式はステッピングモーター式より素早く立ち上がり、エンジンの瞬発力がハンパないです、まるでホース抜けしてるような挙動です、ですがそれを抑えたり維持したりするのが苦手なのです…実際、目標過給圧1.2kpsで維持できません、それどころか負荷係数つまりギアによっても過給圧が変わってしまう始末、状態的に表現すれば目標過給圧1.2kpsを実現するために、どんなにセッティング詰めても、オーバーシュート1.6kpsから徐々に下げるか、0.8kpsから徐々に上げるしかないのです、前者は1.2kpsに下がるのが遅く、タービンやエンジンブローの恐れがあり、後者はなんのためのハイレスポンスなソレノイド式?!って思うくらいトロいです、理由は近代のダウンサイジングターボが原因としか思えません、旧世代のタービンではこんな制御結果は無いからです、新世代ってのは名ばかりで、ダウンサイジングされたタービンがピーキー過ぎなのと、ソレノイドバルブがハイレスポンス過ぎで、両者のマッチングが取れてないのが現実だと判断しました。
追記
仕方なくプロフェックを使う前提でベストなセッティングを出した場合なんですが、目標過給圧1.0kpsくらいならオーバーシュート1.38kpsって状態を作り出せば、ジムカーナみたいな競技にはギリ使えそうですね…過給圧1.2kpsにしなくても、ハイグリップタイヤをホイルスピンさせるだけの瞬発力は得られますが、やはり短いストレートで僅かにタイム落ちるでしょうけど…
以上の事から、HA36Sにはというよりダウンサイジングターボ車にはEVC6-IR 2.4がオススメというところです。
これは自分の本音ですが、昔はメーカーとしてHKSが好きでしたが、今はトラストが好きです、理由はHKSがブランド化しすぎてユーザーに不親切になったからです、ではなぜトラストが好きかと言うと、トラストはユーザー寄りでリーズナブルなパーツをリリースしており、汎用品でさえ馬鹿でもわかるような車両種類説明書が付いており、サポートも親切だからです。
ですが判定は公正にやるのが自分の主義なので今回の結果となりました。
Posted at 2017/12/15 14:02:24 | |
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ブーストコントローラー | 日記