エンジン不調4
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ここまで5ヶ月が過ぎています。毎日通勤に使っていますので、バラしては組み直しを休みの日に繰り返しています。車がないと、通勤が出来ない環境なので、かなりプレッシャーが有ります。
タービンは最初にブレードの点検はして有り、羽根の破損、ガタ、回りの重さが無い事は確認して有りました。ただ、排気側はみていませんので、どこから
見て行くか、考えてしまいます。まずは、ブースト不良なので、アクチュエーターを取って点検します。
2
作業し易いようにサポーターを外します。
3
アクチュエーターの写真が無くなってしまいましたので、取外した、エンジン側です。アクチュエーターのダイヤフラムを真空テストしますが、問題無しです。
4
アクチュエーターのロッドを縮めて、加給圧が変るか走行テストします。
変化なく、エンジンチェックの表示も、テスターの診断も同じです。
もう、ターボを交換してみるしかないです。
5
後は、タービンの排気側ブレードかバイパスバルブか、アクチュエーターを取った時に、手でバイパスバルブを動かしてみましたが、問題無さそうです。
ネットで検索して参考情報を探していると、他の車で、マフラーの中で吸音材が詰りブーストが上がら無くなった事例を見つけました。
完全に、排気が詰まれば、アイドル出来ないはずですが、良く考えてみますと
かなり前から、ブーストの上がりが段々悪かった様な気がしてきました。
それならば、タービンと触媒の間に少しすき間を作り、走行テストしてみるしかないと思いました。このテストは高温の排気ガスが漏れますので、短時間か、ヒートプレートを仮留めして下さい。私は、失敗してボンネットワイヤーを溶かしてしまい、ボンネットが開かなくなってしまいました。
6
大正解です。ブーストは0.6オーバーブーストで0.9以上ちゃんと上がりました。
純正マフラーの構造上まず詰りは無いと思いますが、触媒の後側からエアーを吹いてみましたが、詰りはない様です。
触媒もセンサーの上流側を外してエアーを吹いてみましたが、微妙です。
ただ、やけに焼けて真っ白なのが気になります。上流側が焼け過ぎているので、詰まっている可能性が高そうです。
外して見ると、やっぱり詰まっている事が確認出来ました。中古の触媒に交換して走ってみた所、正常にブーストが上がりました。
7
コンピュータの学習値をリセットする為バッテリーを外して、テスターでトラブルコードもリセットして、ゆっくり暖機させながら学習させていきます。
ブースト計が暖機走行後、Dレンジのアイドル負圧がー0.5で少し高いですが
学習して燃調補正が終わるまで約300km位様子を見ます。
8
300km走りコンピュータが学習して燃調補正して来ましたら、ブースト計も
Dレンジのアイドルがー0.6に落ち着いて来ました。
パワーはかなり前から段々ダウンしていたようで、速さに少しビックリです。
故障診断の為に外していた。サブコン、燃調補正のプロレース、FORGEの
リリーフバルブに戻して、全開走行OK
捕捉 昔のペレット触媒なら交換もあったかもしれませんが、現在の触媒では
あまり交換は聞かなかったので、盲点でした。220000km位からオイル消費が多くなり、半年前にステムシールを交換しています。また、燃焼室洗浄も、インマニから、最近良くやっていました。洗浄時にアイドルでゆっくりやり過ぎていたかもしれません。
色々、原因があっかもしれませんが、各部品の自然劣化があり丁度いいタイミングで、交換が出来ましたので、良しとします。
この車のコンピュータは非常に頭が良く、壊れる前の劣化したセンサー部品などの補正を上手くして、動かしてしまう為、完全に壊れるまで、診断機に出て来ないので、逆に厄介な修理もいっぱい経験しました。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク