[E36] ステアリング交換 その3（作業）

　アースケーブルを外す。T10のトルクスで留まってる。このレンチもボスに付属。クルクル回すだけ。

さあ、いよいよステアリングの取り外し。

　真ん中のボルト（16mm）を「緩め」る。外すんじゃなく緩める。

「あと5回くらい回したら外れる」くらいのトコで止め、ステアリングをシャフトから抜いてみる。

　問題なく抜けるならボルトを外してステアリングを抜く。もしステアリングが動かない、って場合は裏からゴムハンマーなんかで叩く。そのとき危ないからボルトは外さずに残す、って事。

　ちなみに私は16mmのレンチがなかったので、タイヤ交換用の17mm（十字レンチ）でやっちゃった。ま、工具はちゃんと揃えましょうって事で。（後日ソケットレンチ買いました（笑））

外れた～。けどやっぱりケーブルが繋がってるから引っ張らないように。膝の上にそっと置く。

ステアリングの裏に付いてる黒いプラッチックの物体（スパイラルと言うらしい）を外す。

　さっきアースを外すときに使った「T10」のレンチ。回しちゃいかんらしいからテープで留めつつ。3本のネジを外せばステアリングから外れる。

　各ケーブルは3本ともこのスパイラルに繋がってるんで、必然的にステアリングには何も無くなる。コーションプレートを付けて、エアバッグユニットを戻そう。後でもおけ。アースのネジはボスに使う。

外したスパイラルをボスに取り付ける。ボスの裏側に乗せ…ケーブルを通す。形をよく見ればわかるけど、ハマるようにしかハマらない。

各ケーブルがボスとスパイラルに挟まらないように注意。

さっき外したネジで3カ所留めてる。順番に、徐々に締めるのは基本。

ボスをコラムシャフトへ差し込む。

　赤いマーキングが上ね。マーキングのトコにはポンチで印が打ってあるから消えても大丈夫。とりあえず見た目で上に付ければOK。

　あとで走ってみて、「曲がってるなー」と思ったらココまで戻って左右に微調整。シャフトの山1つ分で1mmくらい変わるのかな？

　スパイラルの左上にガイドがあって、コラム側の出っ張りと合わせる様になってるから気をつけて。まぁ実際見ればわかるだろうけど。

　その4へ続く。長いね…。