YZF-R25 OHLINS FKS203 フォークカートリッジ取付
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YARTのショッピングサイトからOHLINSのカートリッジを
EURO NET BIKE から専用スプリングを買いました
カートリッジはすぐ来ましたが、スプリングは4ヶ月待たされました…
オイルも納期が3か月後だったので、諦めてヤマハのカートリッジ用フォークオイルM1を使いました。
Ohlinsの汎用品が軒並み在庫切れ起こしてるようです。
必要なもの(※はOHしないなら不要)
・45P-F3145-00 x2 オイルシール※
・45P-F3156-00 x2 クリップ、オイルシール※
・45P-F3125-00 x2 メタルスライド※
・509-23158-L0 x2 ガスケット(M10銅ワッシャー 代替品番)
・45P-F3144-00 x2 シール、ダスト
・(45P-F3188-00 x2 Oリング…専用品が付属するので不要。ストローク確認用に流用)
・フォークオイル(43R&T)1L
↑無かったのでヤマルーブフォークオイルM1で代用しました。
・専用フォークスプリング7.0N/mm(08420-70)
使用頻度が低いと思われる必須工具
・36mmボックスソケット
・22mmボックスソケット(純正トップキャップ)
or32mmボックスソケット(Ohlins FKS104)
・T50トルクスソケット
・8mmロングヘキサゴンビットソケット
・ロッドホルダー(寸切ボルトと長ナットで自作可)
・インパクトレンチorダンパーロックソケット
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①前後をジャッキアップします。
フロントスタンドはステムホールに挿すタイプが必須です。(穴径19mm)
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②先にトップキャップを1/2回転緩めておきます
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③ブレーキキャリパーをT50トルクスソケットで外します
④フロントホイールを17mmと19mmのレンチで外します
⑤フロントフェンダーを5mmの六角棒レンチと8mmのボックスソケットで外します。
⑥ハンドルを6mmの六角棒レンチで外します
⑦トップブリッジのフォーククランプを6mmの六角棒レンチで外します
⑧ロワー側のクランプを14mmのレンチで外します
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⑨フォークを下から引き抜きます。
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⑩トップキャップを取り外します。
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⑪オイルを捨てます。
オイルの取り扱いはオイルのSDS(安全データシート)を読んでからにしましょう。
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以下、インナーチューブを傷つけないように作業します。
⑫マイナスドライバーでダストシールを取り外します
⑬オイルシールクリップをマイナスドライバーで取り外します。外周の溝から内側に持ち上げるようにします。
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⑭中のスプリングとカラーを抜き出します(写真右)
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⑮スライドハンマーの要領で、インナーチューブを勢いよく引き抜き、オイルシールとスライドメタルをすっぽ抜きます。
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⑯シリンダ固定ボルトを8mm軒並みロングヘキサゴンビットソケットとインパクトレンチで外します。インパクトレンチがない場合はダンパーロックソケットを買いましょう。
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⑰ダンパーを取り出します(写真右下)
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⑱外した部品は全て脱脂・洗浄します。(オイルの種類が違うため)
湿気に注意しましょう。
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⑲カートリッジをトップキャップを外した状態で、トップアウトスプリングを通して差し込み、先端にテーパースピンドル(オイルロックスリーブ。白色プラ部品)を嵌めます。
↑上記間違えると全部やりなおしです(一敗)
⑳インナーチューブ先端のスライドメタルにオイルを薄く塗り、外れないように気をつけながらアウターチューブに差し込みます。(カートリッジ用オイルは人体に有害なので直接触れないようにしましょう)
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㉑ボトムのシリンダ固定ボルトをインパクトで締め込みます(30Nm)。ロッドホルダーを使うと多少回転が抑えられ楽です。
ガスケットは必ず新品にしましょう。
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㉒スライドメタルとオイルシールワッシャーを入れます(今回はやりませんでしたが、この状態で1度叩いたほうが良さそうです)
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㉓インナーチューブのリップで傷付けないよう、ラップで覆いながらオイルシールを入れます。
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㉔オイルシールプッシャーでオイルシールを圧入します。600mm以上の塩ビパイプ(VU40)とプラハでも代用可です。
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塩ビパイプを叩く際は、きちんと当て木をしましょう(一敗)
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㉕ロッドホルダーを使ってロッドを上下させながらフォークオイルを注ぎます。片側400ccあれば足りそうですが、念のため1Lあったほうが安心です。(そもそも1L単位でしか売ってない)
㉖ロッドやインナーチューブを上下に10回以上動かしてエア抜きします。
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㉗油面調整を行います。R25は130mmです。
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注射器で吸い取ります。エアを暫く吸うレベルまで吸わないと、オイルが落ちてきて油面が狂うので要注意
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㉘スプリングとカラー、スプリングリテーナーを入れます。スプリングリテーナーの穴は上側です。
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㉙ロッドホルダーでロッドを持ち上げ、トップキャップにネジが底づきするまでねじ込みます。
㉚トップキャップ(11mm薄スパナ)をジャムナット(13mmスパナ)で固定します。
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㉛Oリング(付属専用品)にグリスを塗布してトップキャップをインナーチューブに可能な限りネジ込みます。
②に続く…
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