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まさあべの"DBA-ZC6型 BRZ S アプライドB / WRブルーマイカ(Collar Trim No.02C)" [スバル BRZ]

パーツレビュー

2020年10月30日

HKS Hi-Power SPEC-L II  

評価:
5
HKS Hi-Power SPEC-L II
まず、マフラーとは、何か。

小生が考えるにおそらく、マフラーとは排気管の一種であり、内燃機関の燃焼爆発による騒音を低減し、排気を浄化した上で車輌後方より排出する機能を備える装置であると考える。

これはあくまでも純正の排気消音装置に限った話であり、社外マフラーに目を向けてみれば、消音というスケールメリットよりもむしろ、排気騒音を心地の良い音響として享受出来る点を売りにする製品が多い事に気付いた次第。

ここで問題となるのは、昨今の国土交通省の通達による保安基準の度重なる改正により、騒音基準の厳格な規制強化が図られて来たという点であろう。
公道を走行する以上、不正改造車や整備不良車といった類の低俗な車両を運行する事は到底許される事では無いと小生は考える。

しかし実際には車検時のみ純正マフラー、もしくは規制値に収まる音量のマフラーを装着し、それ以外の普段の公道においては「競技専用部品」と謳い音量規制値すら満足に満たせぬ粗悪な製品を装着する悪質なケースが後を絶たない。
あるいは酷い場合になると、消音機構を伴わないストレートマフラーを装着、排気浄化装置である触媒を撤去し、騒音と大気汚染物質を撒き散らしておきながら罪の意識すら感じない低脳な連中が存在する。

この事は小生まさあべが贔屓としているチューニングショップ、スーパーオートバックス岩出店のメカニック氏にも確認を取っている事実であり、至極情けない現状と言うほか無い。
小生の周りにもそういった著しく意識の低い、自称「車好き」の低俗な連中が幾人も存在する事は、自動車産業、敷いては自動車社会の発展を願って止まない小生としては嘆かわしい限りである。

小生まさあべはこれに憤っている。
言語道断である。

保安基準を始め、車両運行において定められるルールはすべからく遵守されるべきものであり、それがドライバーとしての努めでもあろう。

小生まさあべは事故ひとつ起こした経験も無く、交通違反切符を切られるといった経験をも有さぬ、類い希なる模範ドライバーである。
普通自動車運転免許証更新時における交通安全協会への協力金も欠かさず支払いを続けている事も小生の誇りのひとつ。

従って、運転操作に対して小生まさあべは絶対の自信を有し、言わずもがなプロレーサーとも全く対等に渡り合える腕前を持っているであろう事をまずはこの場で申し上げておく。
いわば小生は、巷の一般ドライバーとはレベルの違う「プロドライバー」であり、その崇高な意識は小生の愛車、スバル ZC6型 BRZ WRブルーマイカに「プロドライブ」の名を冠するホイールであるBridgestone Prodrive GC-010E(アップガレージ美原店にて中古特価品を購入。ホイール4本¥29,900-)を装着した点にも表れていると言えよう。


さて、環境・安全に対し常に一段高い意識を持つ小生であるが、そんな小生の愛車、ZC6型 BRZ WRブルーマイカ に装備される純正マフラーに目を転じてみよう。
迫力と美観を兼ね備える左右2本出しのステンレス大口径マフラーが備わっており、職場の同僚連中から「これは社外マフラーなのか?」と何度も尋ねられるほどの素晴らしい出来映えである。
これには流石の小生も鼻が高いというもの。

しかし、車体底面を覗き込まれた場合、話は全く別であろう。
車両底面、リアバンパーの手前まで伸びる排気管はBRZというカリスマ性を帯びたスポーツカーには少々不釣り合いと思える鉄パイプで構成されており、出口開口部分のみステンレスマフラー風の加飾が施された、いわゆるマフラーカッターに近い構造となっている。
これには小生まさあべも首を傾げざるを得ない。
さしずめ、どうしたスバルと言ったところか。

そもそもマフラーカッターとは、自らの車にさも社外マフラーを装備しているかのように偽装する為の、何ら意味を為さぬこけおどしの後付けパーツである。
これに対し小生のBRZの純正マフラーは製造時より先述の状態で出荷されており、軽蔑に値するマフラーカッターといった後付けパーツの類とは次元を異にするものである、という事を強調しておく。

見方によってはマフラーカッターに似た構造とも言えようが、BRZに装備される美しい輝きを有する純正マフラーは純然たるスバル純正のマフラーであり、それゆえ見栄を張っている意図など毛頭無いにも関わらず、「マフラーカッターかよ」との評価は失礼千万、心外な事甚だしい。

どこまでも無知で失礼極まりないド素人にその都度正しい教育を施し、言わねども判るスバルの素晴らしさを時間を割いて説かねばならぬ小生の労苦と精神的苦痛は、賢明なるみんカラユーザーの読者諸兄におかれては全く同様の経験をおそらくは全員がお持ちであろうと推察する。

なお、このケースのように意図せぬ所でニセモノ扱いをされる事は大変心外であり、小生の自尊心をも著しく傷付ける為、断じて控えて頂きたい行為である事をこの場をお借りして強く主張しておく。


前口上が長くなり恐縮の極みではあるが、小生まさあべ、この様な経緯を経たゆえ、不本意ながら社外マフラー導入の検討に至った次第である。

さて、社外マフラーの導入となると、粗悪な三流マフラーを避け、良質な一流のマフラーが小生のZC6型 BRZ WRブルーマイカには似つかわしいと存ずる。

パーツ選定には小生行きつけのチューニングショップ、スーパーオートバックス岩出店のセールス担当氏の意見を参考に厳選に厳選を重ね、YouTubeという動画投稿サイトにて排気音を視聴し、イメージを固めて行った。

そんなまさあべお墨付きを得た数種類の導入候補の中でも一際惹かれたのはやはり、stiから発売されるBRZ専用マフラーであろう。
件のマフラーの購入を悶々と検討していた折、先にも申し上げた小生行きつけのチューニングショップであるスーパーオートバックス岩出店にて特価セールにて販売される本品を見つけた次第である。

コストには少々煩い小生まさあべ、普段であればsti以外の社外パーツになど目もくれないところであるが、大幅値引きの特価セールとなれば話は別である。
stiこそが至高のチューニングパーツメーカーであるとの矜持から、どうにもこういったサードメーカーに対し穿った見方をしてしまう小生であるが、担当セールス氏の86に装着された本品を拝見、HKSという選択もなかなか悪くないのではなかろうかとの感想を抱いた次第。
無論、本品は小生が最重要視する保安基準への完全対応品である。
取扱い説明書とともに保安基準適合証明書がしっかりと添付されており、来年の4月に控える次回の継続車検をネクステージ和歌山店にて受ける際にも万全の体制で臨むことが可能となろう。

性能と保安基準、そしてコストという一見矛盾するテーマの均衡を図る小生にとって、このHKS Hi-Power Spec-L Ⅱというマフラーは非常に魅力的な価格設定であり、加えて装着ユーザーも多い本品は小生まさあべの心を見事に捉え、何時間にも渡る綿密な相談の上、購入に至った次第である。

なお今回の購入に際し、尋常ではない購入金額ではあったが、本製品の購入にあたっての金銭の出所についての質問、追及に関する問い合わせには一切の回答を控えさせて頂きたく存ずる。


さて、長らくお待たせした事をお詫びするが、本品装着後の小生まさあべの所感(インプレッション)である。

まずアイドリング時において、こちらのマフラーは非常にジェントルな排気音であり、さほど純正との差は感じない。
車両前方より耳を澄ましても何の音もしないほどの静粛性をキープ出来ている点も好印象であり、文句なしの高評価を与えたい。
このあたり、HKSというメーカーもなかなかやるものである。

続いてスーパーオートバックス岩出店の駐車場を後にし、拙宅への帰途を利用し無料自動車専用道路である京奈和道へ。

高速巡航が主体となるステージにおいては多少車内へのこもり音が大きくはなったものの、五月蠅いというレベルでは無く、あくまでもジェントル。
かつ回転の上昇に伴い上品かつスポーティな排気音を奏でるあたり、これも非常に好印象である。
小生が最も多用する1,000〜2,000rpm辺りの回転域においてもエンジンに頭打ちの感は無く、まだまだ回るのでは、という印象を受けた。

体感ではあるが、純正マフラー装着時と比較してざっと30馬力は上がっているのではないかとの感触を得た次第である。

2リッターNA水平対向4気筒オートマチックトランスミッション、生粋のライトウエイトスポーツカーであるBRZという車らしく、マフラーの換装により吹け上がりの鋭さが一層増し、また、トルク感・パワー感共に純正マフラーとは格段の違いが感じられた本品。
今後、慣らし走行によるグラスウールの定着によりどの程度このマフラーが小生のBRZに馴染んで来るか、また、どのような咆哮を響かせるようになってくれるのか、非常に興味深く、こちらも引き続き経過を観察してゆく所存。

スーパースポーツの高みにまた一歩近づいた小生のZC6型 BRZ WRブルーマイカ。
スーパーオートバックスにおけるシャシダイでの馬力計測が今から非常に楽しみである。
  • 驚きの最安値、20%オフ
    BRZ専用マフラーであり他車種には使用不可との事
    人気車ゆえの特権である
  • マフラー取付中
    選ばれた本物の車のみがこの神聖なピットに入ることを許される
  • 隣にはBRZの好敵手、インプレッサが入庫
    こちらも知る人ぞ知るといった、良く出来た車である
  • チタン風の焼き色が入るテールエンドがスポーツマインドを主張する
    本物志向は見た目にもこだわるものだ
  • この排気口がレーシーなサウンドを奏でる
    その旋律はもはや管楽器と言っても過言ではなかろう
  • またひとつ、小生のBRZがさらなる高みへとステップアップを果たした
定価104,000 円
購入価格130,000 円
入手ルート実店舗(オートバックス) ※スーパーオートバックス岩出店にて20%オフ、工賃は別途必要。

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この記事へのコメント

2020年12月14日 23:25
あーあー
めっちゃ絡まれてますやん笑笑
コメントへの返答
2020年12月15日 6:03
読点すら挟まず息もつかせぬ誤字脱字文には脱帽する他無し相当興奮のご様子に流石の小生も若干の恐怖を覚えた次第。

プロフィール

「@あんこ☆ さん。お疲れさまです。:⁠-⁠P シャコタンの宿命ですね❗後ろは、注意力が散漫に、なりがち。仕方無い!😄😄😄」
何シテル?   02/22 18:04
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