前回の続き
前回では新型シエナのエクステリアを見ていきましたが、今回はインテリア+αを見ていきます。
展示されていたシエナは車内に乗り込むことができませんでした。
しかし窓は開いており、そこから手を入れて撮影は大丈夫とのことでしたので、バシバシ撮ってきました。
早速見ていきましょう。

運転席です。
左ハンドルのところが輸入車らしいですね。
そしてインパネやステアリングにあるオレンジのステッチがいいアクセントになっています。

ステアリングを拡大。
クルコン、LDA、全車追従、オーディオ、Bluetoothのスイッチが装備されています。
これは日本のトヨタ車と同じ装備です。

センターパネル部。
サイドブレーキはボタン式。
そしてEVモードとドライブモードのスイッチ付き。ドライブモードの中にはスポーツモードもあるのかも?
そしてヘアラインのシフトパネル周りがかっこいいですが、何よりもシフトパネルの幅が大きい!
さすが2メートルに迫る車幅だけあります。

ドアパネル周辺。
ここもヘアラインがいい味出しています。
そしてシエナの刺繍がされたフロアマットもいいですね!
そして見にくいですが、シートの位置調整は電動式、いわゆるパワーシートでした。

バックミラー上部のスイッチ周り。
スライドドアのオートオープン、クローズは国内のミニバンと同じくスイッチひとつの操作です。
その他バックドア、ムーンルーフ、緊急通話の各スイッチもあります。
緊急通話のボタンを押したらアメリカのオペレーターまで繋がるのでしょうか??

運転席の裏側。
2列目に座った人向けにドリンクホルダーとHDMI、電源があります。

2列目と3列目。
アルファードよりも長い全長ですから、3列目も広々しています。

特に2列目は3列目の場所まで下げられます。
これはかなり広々使えます。
さて、インテリアの写真はここまで。
シエナについて気になっていたことをスタッフの方に色々と聞いてきました。
Q、ここ(展示場)までどうやって来たのか。
A、自走で来た。東名を走ってきた。
Q、自走ということは登録できたということだが、そもそも国内で販売されていないアメリカのハイブリッド車は登録ができない、と多くのネット記事で書かれている。なぜ登録できたのか。
A、そもそもシエナが登録できないのは、アメリカ基準のハイブリッドシステムだからと言われている。ハイブリッドシステムについて、日本はヨーロッパ基準を採用しているが(※UN/ECEの協定規則を採用する58協定のことか)、シエナはアメリカ基準のハイブリッドシステムを採用している。そのため基準違いで国内登録できないとされてきた。
しかし最近シエナは台湾でも販売を開始したが、この台湾はヨーロッパ基準を採用している。台湾で販売できたということは、同じヨーロッパ基準を採用している日本でも登録が可能ということで、今回登録できたという仕組みである。
(※要約するとこのようなことだが、裏付けは見つけられなかった。真相はよく分からない。)

車庫証明ステッカーが登録された証。
(画像は一部加工済)
Q、このシエナにはサイドマーカーが付いている。アメリカのシエナにはサイドマーカーが付いていないが、これは?
A、このサイドマーカーは国内法規に対応するための改造のひとつである。ドアミラーウィンカーが付いていれば改造不用だったが、ドアミラーウィンカーは一部グレードにしか装備されていないため、他車のサイドマーカーを流用して取り付けた。

国内法規に対応するため取り付けたサイドマーカー。
ドアミラーウィンカーが装備されていれば不要とのこと。
Q、シエナのプロモーションをしているということは、今後国内展開するということか。
A、国内展開する予定はない。あくまでも特別展示になる。
Q、少なくともシエナの登録ができたということは、登録のノウハウがあるということである。正規販売はできなくても、並行輸入代行を展開する予定はあるか。
A、予定はない。
Q、カーナビは国内対応しているか。
A、していない。カーナビの画面上ではずっと海の中を走っているので使い物にならない。かろうじてオーディオが使えるくらい。
Q、左ハンドルの運転心地は?
A、慣れないと運転しにくいw
こんな感じでした。
これをきっかけにシエナ国内導入という話になれば面白いなと思いましたが、なかなか難しいようです。
個人的にはアルベルやノアヴォクよりもシエナの方が圧倒的に好みなので、誰か並行輸入しないかなーと思いつつ記事を締めたいと思います。
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2022/06/25 19:06:56