(前回からの続き)
ということで、羽生駅に降り付いた。
(現在地) -リンク先:Google map
羽生駅は、東武伊勢崎線と秩父鉄道秩父本線が乗り入れており、埼玉県北東部の玄関口とも言える駅だ。
自社線内で繋がっていない東武伊勢崎線と東武東上線間の電車回送も、この秩父鉄道を介して行われている。
その点でも、当駅は重要な位置付けもあるのだろう。
改札から自由通路へ出て、秩父鉄道側の窓から北側を望む。
左側に延びているのが秩父鉄道本線、右側から中心方向へ延びているのが東武伊勢崎線。
この駅が大利根砂利線の起点であるが、砂利線の痕跡はない。
自由通路には、羽生市のご当地キャラクターがお出迎えしている。
左がムジナもん、右がいがまんちゃんというそうだ。
東口のロータリーから駅舎を望む。
きれいな橋上駅であるが、大利根砂利線の痕跡を示すものは見つからなかった。
まあ50年以上も昔に廃止された路線であるから、当然と言えば当然だが。
この駅を出発点にして、利根川方向、つまり北側へ向かうこととする。
(続く)
東武大利根砂利線
それはかつて東武鉄道に存在していた貨物線である。
場所は埼玉県羽生市、羽生駅から利根川の堤防付近にあったとされる。
以上。
…って、これだけかよ!?
そう思われた読者も少なくないだろう。
筆者自身、これくらいしか持ち合わせている情報がないのだ。
しかしこれで執筆完了とするには、あまりにもあっさりしすぎている。
そこで、Wikipediaでも調べてみることとする。
大利根砂利線:羽生駅 - 利根川右岸駅 … 1962年9月廃止。非電化? ー出典:Wikipedia
…って、これだけかよ!?
確かに情報量は少ない。
しかも大利根砂利線は、大利根砂利線だけは延長距離の表示すら無い。
よく見たら他にも距離が表示されてないのもあったね。
いやいや、しかしこれだけでも新たな情報を手に入れることができた。
まずは区間の点。
情報によると、大利根砂利線は羽生駅から利根川右岸駅までの区間のようだ。
この「右岸」というのは、上流側から下流方向を見たとき、右側にある岸のことだ。
利根川は、およそ西方向から東方向へ向かって流れている。
つまり、利根川右岸駅は埼玉側の利根川堤防付近にあったということだ。
続いて1962年9月廃止の点。
1962年は昭和37年である。
共用開始は不明だが、廃止時期が分かっただけでも大きな手がかりとなるだろう。
そして最後、非電化?の点。
非電化の後に「?」が付いているということは、これは確定情報ではないのだろう。
以上の情報をまとめると、
「東武大利根砂利線は、昭和37年9月まで、羽生駅から埼玉側の利根川堤防付近までを走っていた、非電化と思われる貨物線である。」ということだ。
しかし、これでも情報はまだ少ない。
大利根砂利線の情報が特に少なく感じられる。
よっしゃ!
こうなったら俺が調べたるわ!
ということで、誰から頼まれた訳でもなく、Wikiの自己補完という名目のもと、ほんの思いつきで探訪が始まった。
前置きはこれくらいにして、次回から東武大利根砂利線についてのレポを報告しよう。
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