今回初めてご覧になる方の為にまずここまでの経緯を説明しときます( ̄^ ̄)
マークⅡワゴンに本来設定のないデジタルメーターを装着するに伴い流用したLH100系ハイエース デジタルメーター装着車用の燃料ゲージ。
フロートのロッド形状がマークⅡワゴン用とハイエース用とでは違うのでマークⅡワゴンのフロート・ロッドをハイエース燃料ゲージに移植して使ってみたところ・・・

燃料タンクの燃料の残量に対してゲージの抵抗特性の癖が強く 燃料を満タン給油して通常通り走行してもある程度まではなかなか燃料計が減らないのですが・・・
給油後500キロ走行した辺りからの燃料計の減り方がハンパない事が判明‼️(ある程度の想定はしていたものの・・・)
燃料計を信用して走行していると給油が間に合わずガス欠になる危険が。。。
特性を改善する為に・・・

フロートロッドをショート加工したり・・・

巻き巻き抵抗の間隔を詰めてみたりしましたがほとんど変化なし。
大きな成果が得られませんでした。。。
ですので前回・・・

巻き巻き抵抗をほどいて抵抗配線を減量し、

巻き巻き抵抗の抵抗配線の間隔を詰めたり広げたりしてちょうど良い抵抗配分になるように手を加えて様子を観察しておりました。。。(´-`).。oO
どのような結果になったかご報告です‼️ヽ(^o^)
まず満タン給油時。。。
早くも問題発生ですΣ(゚д゚lll)

満タンなのに満タン表示しなくなりました。18セグメント。
満タン給油をした際 フロート・ロッドがストッパーに当たるまで上昇しますが・・・
それに連動して動く電圧を読み取る為の可動接点より上に5Vゾーンができてしまったようです。。。
【必ず抵抗の始点(電源側)は5Vで終点(アース側)は0Vになる。
可動接点が読み取った電圧が約5Vならば20セグメント(満タン表示)
可動接点が読み取った電圧が約0Vならば0セグメント(空 表示)するようになっている】
この燃料ゲージ問題を考え始めた当初は満タン表示するかしないかで大騒ぎだったが仕組みが読めてきた今となっては騒ぐほどの問題では無くなりました(^◇^;)
改良が必要ですが実験を進めます。。。
満タン給油後 約100キロ走りました。

18セグメントからなかなか減りません。
フロート・ロッドがストッパーにまだ当たっているようです。。。
満タン給油後 約150キロ走ってようやく燃料計に変化が。
17セグメントになりました。
満タンで約600キロ走れるとしたら理想的には150キロ走行で15セグメントを表示してもらいたいところ。。。
200キロちょい走った。
燃料計は2/3辺りという事でまずまずか・・・?
300キロほど走行。

さっきとあまり変わらず14セグメント。
理想的には10セグメント辺りを表示してもらいたいところ。
約450キロ走行。

燃料計は6セグメントを表示。
理想的には5セグメントを表示してもらいたいところなのでなかなかいい感じです。
約550キロ走行。

燃料計は残り2セグメントになりビンボーランプが点灯しました。
もう少し早くビンボーランプが点灯しても良い気がしますが・・・
その後 少し走ってデータ取り終了。
結果は下の図のようになりました。
青線が改良前で赤線が今回の改良後の給油後の走行距離とセグメントの変化の推移です。
気になるのはやはり満タン給油直後からの18セグメント状態の継続。
それと給油後200〜300キロ走行辺りでセグメントが不安定なところでしょうか。。。
給油後300キロ以降のセグメントの減り方は劇的に改善してます。
一応理想線と比較してみた(。-_-。)
黄緑の線が理想線です。
給油後450キロ辺りまでもう少しセグメントを少なく表示させる必要があるようですがなかなか煮詰まってきたような気がします。
あと何回かは微調整が必要のようですね(^_^;)
長文にお付き合いいただきありがとうございました‼️ m(_ _)m
それではまた⭐️⭐️⭐️(*・ω・)ノ
Posted at 2017/07/12 03:51:03 | |
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