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クレゴンのブログ一覧

2019年04月29日 イイね!

オートドライブ取付⑤〜試行錯誤〜

※注意・・・今回は少し長めなので手元におつまみと飲物を準備してゆるい感じでご閲覧ください (^_^;)



という事で前回までで頑張って増設するための配線はゲットできた。



これでようやく配線作業に移れます。

さて、どの配線をどこに繋げは良いのか…

これを調べるのはトヨタさんの資料を物色するほかありません。


という事でシステム電気回路図。

スピードコントロールコンピュータを中心に考えてみる。


オートドライブコンピュータの左側に記されている端子はどこに繋ぐのが明確になっているので問題無さそう。

端子番号上から…
【18】・【3】・【10】端子はオートドライブメーンスイッチに…

【13】端子はボデーアースへ…

【16】端子はストップランプスイッチの電源(常時電源)へ…

【15】・【2】端子はストップランプスイッチへ…

【4】・【14】端子はスピードコントロールアクチュエータへ…

【7】端子は車速信号系へ…


それではスピードコントロールコンピュータの下に記されている端子はどうなるのか?

【1】・【9】端子共に「M-TEU車のみ」と記されています。

60系から70系にフルモデルチェンジした当時はまだ1G-GTEU搭載のGTツインターボはまだラインナップされてなかったので「M-TEU車」のみの表記となってますが…

こちらの2つの端子はターボ車用のバキュームポンプの制御用みたいです。

ところでターボ車だけなぜバキュームポンプが必要なのかというと…

通常スピードコントロールアクチュエータはエンジン回転中に生じる負圧(インマニ負圧)を動力源にしています。

しかしこのインマニ負圧がターボ車の場合ターボで空気が加給されると負圧でなくて正圧になってしまいアクチュエータを作動できなくなりますよね。

そのためターボ車ではアクチュエータを動かすための負圧を作るためにバキュームポンプが必要になってくる訳です。

無論 ターボ無しの私の車には必要ない端子です。


問題はコンピュータ右側に記されている端子。



単純明快なところから言うとスピードコントロールスイッチにつながる【5】と【17】の端子。制御信号系の配線。

その上の【12】端子はパーキングブレーキスイッチにつながるキャンセル信号系の端子みたい。

サイドブレーキが引かれた場合にオートドライブの制御を中止させるために必要。

残る端子は2つ。
【11】と【6】端子。


【11】端子の回路をたどるとニュートラルスタートスイッチの回路と繋がっている。

ニュートラルスタートスイッチとはA/T車でギヤがどこの位置にあるのかを検出するための接点です。

なぜギヤ位置を検出する回路に結線する必要があるのかというと…


走行状態(シフト位置:Dレンジ)からNレンジにシフトされた時にオートドライブの制御を中止させるためです。

では実際の車ではどこに繋げば良いものか?
配線図を見てみる。



配線図上でたどるとイグニッションスイッチまで行ってるようです。



たしかに回路図でもイグニッションスイッチに繋がってる…

だったら単純にステアリングコラムのイグニッションスイッチの配線から分岐させてやればなんて考えてしまうのですがそう上手くはいきません。。。



以前デジタルメーターを取付するときにスターター信号線をイグニッションスイッチから分岐させて結線しようとしましたが配線が太すぎて断念しました。

ほかにニュートラルスタートスイッチ信号を手軽に取れるところとはないものか・・・?

今一度GX71系とマークⅡワゴンの配線図を比較してみる。

こちらGX71系。

ニュートラルスタートスイッチ回路の端子の略称が「ST1」。

こちらマークⅡワゴン。

ニュートラルスタートスイッチ回路の端子の略称が「ST2」。

端子略称名が「ST1」と「ST2」で異なりますが回路を見た感じ全く同じ役割のようです。

ところで「ST2」どこかで見覚えのある端子略称。

ST2って確かデジタルメーター取付の時にも出てきた気がする。

乏しい私の記憶を頼りに配線図を漁るとありました‼︎

「エンジンコントロール」の項に「ST2」

たどっていくと…




エンジンコンピュータにたどり着きます。



デジタルメーター取付時にスターター信号線を取り出した時と同様にエンジンコンピュータのカプラーからならば容易に配線加工しやすいはず‼︎

エンジンコンピュータのRカプラーの15番端子。


黒ベースに白いストライプの入った配線。

スピードコントロールコンピュータ【11】端子はここの配線に繋げれば問題なく機能してくれるはずだ ‼︎


残るは【6】端子。

この端子の役割は何なのでしょう?

回路をたどると「オーバードライブ用水温スイッチ」と繋がっている。


基礎知識ですがオーバードライブ用水温スイッチは何のためにあるのかと言うと…

ほとんどのオートマチック車の場合、走り始めてある程度冷却水温が上昇しないと3速からオーバードライブ(4速)にアップシフトしないようになってるのは多くの方がご存知だと思います。

これは基本的にエンジンは完全に温まった状態の時に最も理想的な燃焼状態で回転することができるのでエンジンの冷却水温が上昇するまでの間ギヤのアップシフトを3速までで制限することでエンジン回転を上昇させてより早くエンジンを温めてやろうという制御が働くためです。

エンジンに装着されているオーバードライブ制御用の水温スイッチが冷却水の温度によってON、OFFする事で3速まででアップシフトを制限するのか、オーバードライブ(4速)にアップシフトするのかをコントロールしている訳です。

スピードコントロールコンピュータの【6】端子とオーバードライブ用水温スイッチの回路とが繋がっていると言うことはスピードコントロールコンピュータが3速とオーバードライブ(4速)の切替制御までしてるようです。

ではオートドライブ制御になぜオーバードライブ制御が必要なのか調べてみた。

その答えは取扱説明書にありました。





どうやら運転者がセットした速度より急な上り坂などの理由で車速が約4km/h以上低下すると自動的にオーバードライブ(4速)から3速にダウンシフト。

駆動力を増加させて車速の落ち込みを小さくしているようです。

確かに急な上り坂などで常にオーバードライブ(4速)固定はツライ💦

それではスピードコントロールコンピュータの【6】端子を実際に車ではどこに結線すればいいんだい?

マークⅡワゴンのオーバードライブ系の配線図を確認する事に。。。


一番確実なのはエンジンに付いているであろうオーバードライブ用水温スイッチ部に配線をかまして結線する方法。

しかし配線を室内からエンジンルームにわざわざはわせるのは面倒そうだしあまりスマートでない。

できる限り配線は短い方が良い。

もう少し観察。

電気の流れを考えた時に水温スイッチ同配線上でつながる赤丸で囲まれた部分であればどこに結線してやっても同じ結果が得られるはずです。

ここでふと思う。

水温スイッチ系配線は配線図で見た感じメーターの中にある「O/D OFFウォーニングランプ」やシフトレバーの「O/D OFFボタン」に繋がっている。

と言うことは室内のどこかに水温スイッチ系の配線が通っているはず‼︎


水温スイッチ系の回路上にカプラーがあるようになってるけどこのカプラーが室内に設置されてるならば わざわざエンジンルームまで配線を通さなくても結線できるかも。

配線図に記されている「IH4」のカプラーを捜索する。

やはり室内にあるみたいです♬




絵的にはちょうどグローボックスの奥辺りでしょうか?


水温スイッチ系の配線は「IH4」カプラーの10番端子に位置するようです。

配線の色記号は「V」すなわちバイオレット=紫色の配線。

カプラー自体の色は「濃灰色」。

さてとグローボックス外して実車でカプラー探すかな ٩( ᐛ )و


グローボックスのフタ外して…


奥のパネル取り出したら…


さっそく怪しい濃灰色のカプラー発見。
下は白いから上のカプラーかな?と思ったけど上のカプラーは形が違う(・_・;

どうやら下側のカプラーが正解みたい。

カプラーのメス側は白色だけど確かにオス側のカプラーは濃灰色だσ(^_^;)

ひっかけ問題かよ ‼️

多分この紫の線がオーバードライブ用水温スイッチにつながる配線。

私の予想では水温が上昇して水温スイッチの抵抗が減って電気がボデー側にアースされるようになるとオーバードライブ(4速)にアップシフトするのだろう。

念のためカプラーの水温スイッチ系だと思われる10番端子とボデーアース間で抵抗を測ってみた。

エンジンが冷えた状態なのでほぼ♾Ω(抵抗が大き過ぎて電気が流れない状態)だろうと予想していた。



えっ!? なぜに0Ω?

エンジンの水温センサーは低温では抵抗が大きく温度が上昇すると抵抗が小さくなって電気が流れやすくなるのに…

これでは水温スイッチがショートしてることになる(・_・;

これでは水温が低い状態でオーバードライブに入ってしまうのでは・・・?

テスター壊れてる? 端子やっぱ間違えてる?

動揺を隠せません(・_・;

再度カプラー、端子確認。

やはり配線が間違っているとは思えない。

こうなったら思い切って実験だ。

水温スイッチ系だと思われる配線を分岐して延長。

どっか壊れるの覚悟で走行中に配線の先っちょをボデー金属部に接触させてボデーアースに落としてやろうと言う作戦(・_・;

それでは作戦実行‼︎
エンジンがまだ冷たい状態から走行開始。

やはり走行状態はいつもと変わりない。
無論エンジン冷間時ではオーバードライブにアップシフトするはずもなく推移。

この状態で配線をボディーアースに落としてみることに。

予想ではO/Dソレノイドに電気が流れてオーバードライブ(4速)にアップシフトするはず。

アースしてみた。

けど3速のまま。なぜだ?

その後しばらく走行するとエンジンが温まって自動的にオーバードライブにアップシフトした。


時速82キロでギヤ的にはオーバードライブ(4速)の状態。
エンジン回転数2000rpm。

この状態から配線をボディーアースに落としてみる。



ん!?

エンジン回転数が2900rpmに上昇‼︎
明らかにオーバードライブがOFFになって3速にダウンシフトしてる‼︎

どうやら私は2つの大きな勘違いをしていました。

1つ目は…O/Dソレノイドは電気が流れる事でオーバードライブにアップシフトするのではなくO/Dソレノイドに電気が流れる事によってオーバードライブから3速にダウンシフトしているようです。

そしてもう一つは水温スイッチの特性

画像は71系のものです。
マークⅡワゴンと同じ1Gエンジンのオーバードライブ用水温スイッチ特性を確認すると水温70℃以上で導通なしに。

要はエンジンが温まると回路を遮断して断線状態にしているようです。

エンジン制御用の水温センサーとは真逆の特性でした。飛んだ勘違い。勉強不足でお恥ずかしい限り。。。

と言う事でスピードコントロールコンピュータの【6】端子も解決。

これでやっと配線加工に移れるぞ‼︎
なんて思ったらまたしても問題が。。。


前期型のスピードコントロールコンピュータのカプラーには存在しないはずの【8】端子。

後期型のカプラーでは…

【8】端子に突如として黒い配線が出現する。



どこにつながるのかと言うと…


「ECT ソレノイド」と記されてます。

ECTとは電子制御式オートマチックトランスミッションの事。

車速やアクセル開度などの必要な情報を電気信号に変換してそれをコンピュータで読み取り最適な走行状態になるよう制御するオートマです。



まさにこんな状態です。

この問題で3日は悩みましたが答えは簡単でした。
ヒントは配線図の中に…


対応グレードを表します。


□ 1Gワンカム
△ 1Gツインカム
◇ 1Gターボ

それをふまえてもう一度。

【8】端子が必要になるのはツインカムとターボ車のみのようです。

マークⅡワゴンと同じ「A42DL」型のオートマを積むワンカムエンジン車が除外されてる=マークⅡワゴンにも必要ない だ ろ う ‼️

そう判断しましたσ(^_^;)

さてと接続先がわからない配線は無くなった‼︎

今回の内容がが自分の中で一番ネックだと思ってます。

そろそろ終盤ですね✨

第6章へ続く☆☆☆
Posted at 2019/04/29 22:42:58 | コメント(9) | トラックバック(0)
2019年04月23日 イイね!

オートドライブ取付④ 〜事前準備 〜

前回までの下調べでオートドライブを作動させるためのリンク&ケーブル、コンピュータ、アクチュエータがマークⅡワゴンに取付可能可能な事が分かった。







残るはスイッチ類と各装着の接続。





見た感じメインスイッチはポン付けできそう。

ストップスイッチも配線は加工必要でも物自体はポン付けできるはず‼︎

マークⅡワゴンとGX71系とのパターン的に取付部のネジ径やピッチが変更されてるとは到底思えない。

残るはスピードコントロールスイッチ。

たぶんこいつも物自体はポン付け可能だと思われる(←勝手な予想 )

問題はカプラーの互換性。
見る限りでは全く同じように見えるGX71とマークⅡワゴンのワイパー&ディマースイッチ(以下コンビスイッチ)のカプラー。

互換性を手っ取り早く調べたいので車両側のカプラーにGX71 コンビスイッチのカプラーが刺さるのか試してみた。



まじか‼︎ 無理なく普通にささる‼︎

車両側のカプラーとスイッチ側のカプラーの互換性はクリア出来たがそうなると次に気になるのはカプラーの配線の並び。

ライティング系とワイパー系の配線の並びはどこまで共通なのか?
確認しないままカプラー繋げてエンジンかけたら車燃えたなんて事も絶対無いとは言い切れません。

これは確認が必要だ‼︎

ということでマークⅡワゴンとGX71のライティング系とフロントのワイパー・ウォッシャー系の配線図を比較してカプラー部の配線の並びを確認する事に。

まずはライティング系の配線図。

全く一緒。直後にコンライト(オートライト)系の配線図の並びも確認しましたがこちらも全く同じでした。

次にフロントワイパースイッチ系の配線図。


端子名の記載順が入れ替わっているもののカプラーの端子番号は合致しておりマークⅡワゴンとGX71のフロントワイパー・ウォッシャー系のカプラー端子の並びも同じ事が分かった。

ただここで疑問に思っている方もいらっしゃるはず。。。

マークⅡワゴンのリヤのワイパー・ウォッシャーのカプラーはどこに行ったのか?

肝心なGX71のオートドライブのカプラーはどんな状態なのか?

答えはこちら…


コンビスイッチのカプラー本体から不自然に分岐した緑色のカプラー。


この緑色のカプラーがマークⅡワゴンではリヤのワイパー系のカプラー。

またGX71オートドライブ搭載車では緑色のカプラーがオートドライブのコントロールスイッチ系のカプラーになります。

色だけでなく形もも全く一緒σ(^_^;

GX71オートドライブ搭載車のコンビスイッチ緑カプラーをそのままマークⅡワゴンがリヤワイパー用として受け継いだ感じでしょうか?

普通に既存のマークⅡワゴン側のカプラーにGX71のオートドライブ付車用のカプラーが刺さりますがこの小さい緑のカプラーに関しては無論オートドライブ用コントロールスイッチ系として後ほど配線の加工が必要です (・_・;

カプラーの互換性問題がほぼ解決したところで気にかかることが…

と言っても機能上は全く問題無いですけど…



それはGX71前期のスイッチが現状の自分のマークⅡワゴンのスイッチとはデザインにギャップがあり過ぎて違和感がある点。

そこで…

再び部品を購入した茨城県の業者さんにお願いしてGX71後期型のスイッチを取り寄せました。

GX71では前期型と後期型でスイッチのデザインが変更されているのをネット情報で知っておりました。


スイッチのデザイン的には格段にGX71前期型スイッチに比べて後期用スイッチの方が現状のマークⅡワゴンのスイッチに近いです。

あと双方を比較して気づきましたが…



ちょうどステアリングが乗っかる白い筒状の樹脂部に改良が施されています。

筒状の樹脂の上にはゴムパッキンがありますが…

前期型スイッチはポッチ3箇所で固定されるのみでご覧の通りゴム自体も膨潤してずれてしまってます。

後期型スイッチの場合は…

筒状樹脂とパッキンに大幅な形状変更がなされていて従来のポッチ3箇所にプラスして5箇所でガッチリ固定されています。
ここまで改良されていたらゴムパッキンもズレようがありませんね👍

以上の理由でスピードコントロールスイッチは後期型をチョイスする事としました。


後はコンピュータとアクチュエータ、各スイッチ類をなどを結線したら…

ん、ちょっと待て。


スピードコントロールコンピュータのカプラーだけでも15本近い配線が通っていて全て色が違う。

何度も言うようですがオートドライブの設定が無いため配線は新規で造設しないといけません。

普通に準備できる配線の色って限られるよね💦
カー用品店に行っても入手可能な配線の色って4、5種類くらい?


しかも車の配線って単色ではなくてベース色が黄色で赤の細いストライプが入っていたり黒ベースで白いストライプが入っていたりそんな感じで結構カラフル。

できる限り同じ色の配線、それが無理ならば近い色の配線を使わなくては結線の際に繋ぎ間違いが起こるリスクが高くなります。

どうやってそれだけ多くの配線を準備するのか?

一番手っ取り早く多彩な色の配線をゲットできる方法を考えた…



まずはじめにいらなくなった車を一台準備します(笑)
無理なら解体屋さん等で… (^_^;)

ちなみに今回の車は個人でクルマ屋さんを営んでいるみん友であり親友のまつぽっくりさんのとこで使われていた代車のシエンタ君。

この車は昨年7月の西日本豪雨で冠水。

冠水の度合い的にはそこまで酷くなかったようですがお客さんに貸し出すのはちょっと…
走行距離もかなりの過走行だったため現役を退いて廃車待ちの状態でした。

まっぽつまくりさんに今回の改造計画の内容を説明。

「 好きなだけ勝手に持ってけドロボー‼︎ 」

そんな感じだったので遠慮なくシエンタ君から配線を片っ端から持っていくことに…


エンジンルームだけでもかなりの配線が…
可能な限り取り出します。

数時間後・・・

結構頑張りました‼︎


インパネ周りの配線もチャッカリゲット‼︎

室内すっからかん‼︎

シエンタ君を提供してくれたまっぽつまくりさんありがとう👍 ✨

ゲットした大量の配線を自宅に持ち帰ります。

ここからまた地道な作業。

配線に付いているゲルコートチューブや巻き付けられているビニールテープを除去して配線を取り出していきます。


むき終わった配線。


むいたゲルコートチューブとビニールテープ。

ひたすら黙々と作業…

気付いたら夜中の1時半。。。

こんな事を2日連続で( ;´Д`)
ヘトヘトです💦


ようやく配線だけ取り出せました。


箱いっぱいのワイヤーハーネス。
これだけあれば欲しい色の大抵のワイヤーハーネスは準備できるでしょう‼︎


コントロールコンピュータで必要な色の配線を取り出しました。

しかし車1台使って配線揃えても無い色の配線が。

具体的には・・・

ピンクベースに青いストライプの入った配線。
もう一つは紫色ベースに黄色いストライプの入った配線。

マークⅡワゴンのような一昔前の車ではあるベース色に色んなカラーのストライプを入れる事で配線を色分けしてたけどここ最近の車はストライプでの色分けでなくパステルカラーの様なカラーを取り入れて色合いを変えることによって色分するようになってきてるみたい。


ちなみにこれシエンタの室内系の配線。
パステルカラーでポップな感じでしょ(・_・;

とりあえず配線をゲットしたんで結線の準備完了です。

さてと、どれをどこに繋ぐんだい? ( ˘ω˘ )

そろそろ佳境ですね💦


第5章に続く☆☆☆


Posted at 2019/04/23 20:45:51 | コメント(9) | トラックバック(0)
2019年04月19日 イイね!

オートドライブ取付③ 〜半信半疑〜

部品の問題で計画実行が危ぶまれたオートドライブ取付計画でしたが…

幸運にもGX71オートドライブ装着車を保有している中古部品販売業者さんを見つけ出し、足りない部品を購入することができました。

GX71のオートドライブを移植するにあたりいろいろ準備や下調べをしないといけません。

まず最初に配線の問題。

GX71にオートドライブを後付けする場合、年式やグレードによっては各装着が付くであろう場所にカプラーがきていて差し込むだけで済むらしいですがマークⅡワゴンではそうはいきません。

オプションですら設定のないマークⅡワゴンでは配線を新規ではわせる必要があります。

あと各スイッチ類、アクチュエータ、スピードコントロールリンク、スピードコントロールコンピュータが物理的に装着できるのか?

謎だらけです。(>_<)

今回は各構成部品が物理的に装着できるのかを確認してみます٩( ᐛ )و

まずはスピードコントロールリンクが取り付くマークⅡワゴン既存のアクセルペダル付近の構造・形状を確認してみた。

ネット検索する限りGX71系とマークⅡワゴンのアクセルペダル廻りは見る限りで同一みたい。

次にスピードコントロールコンピュータは装着できるのだろうか?

運転席足元の内装パネルを外して本来オートドライブコンピュータが装着されるであろう位置を確認してみた。

すると…


こいつは何者だ⁉︎
なにやら先客が鎮座していらっしゃる💦

ちょっと外の空気吸いに…


「 出 て こ い や‼️ 」 そう言わんばかりに怪しい先客を引き出してみる。


ケースにはキーリマインダーと刻印されている。
こいつはどうやらキー抜き忘れ防止機構のリレーみたいです。

要するにキースイッチがOFFの状態でイグニッションキーシリンダーに鍵が差し込まれたままだとアラームで抜き忘れを知らせてくれるシステムの制御役です。

マークⅡワゴンにオートドライブの設定が無いのをいい事にスピードコントロールコンピュータのベストポジションを横取りするとは・・・

キーリマインダーリレーには他の場所に移住してもらってスピードコントロールコンピュータを本来あるべき場所に…

侵入角度によっては引っかかって中々入りませんがコツを掴めば比較的スムーズ入れることができました‼︎

これでスピードコントロールコンピュータ設置の壁はクリアできそう。

後はスピードコントロールリンクがすんなり付くのかどうか。

スピードコントロールリンクを設置するためにはエンジンルームと室内を隔てる鉄板にリンクのケーブルを通す為の穴を開けないといけません。

一説によるとこの作業がかなり厄介だとか…

覚悟を決めて鉄板に穴を開けよう‼︎ ٩( 'ω' )و

調べた情報によるとGX71ではコントロールケーブルを通す穴を開ける為のマーキングがあるらしいからマークⅡワゴンにも同様にあるだろう。

いやっ、あってくれ‼︎

邪魔になるアクセルペダルとスロットケーブル・
それと…

ステーで繋がっているドアロックコントロールリレーとフラッシャーリレーも作業スペース確保のため外します。

ようやく真髄に近づいた気がします。

黒くて硬めのゴムマットみたいなやつをめくって穴あけ用のマーキングを探します。

・・・・・・。

どこを探してもマーキングなんてものは見つからん‼︎ (>_<)

マークⅡワゴンには無いみたい… 。

そこは不親切なのね…(^_^;)

これは腹を割って自分で最適な位置を探して穴を開けるしか無い‼︎

さてどうしましょうか・・・?

考えた末にこうすることにしました ☆


コントロールリンクに白紙を押し当てて故意的に汚した手で角を意識してこすっていくと…



型が取れます♬♬♬



中心線を書き足したら型紙の出来上がり。

これを既存のスロットルケーブル取付用ボルト穴に合わせてやれば自ずとスピードコントロールケーブルの通る穴の中心マーキングできるであろうというもの。

それと作業をしていて気付いたことがあります。

黒いゴムカーペットの矢印の部分。
GX71系のオートドライブ取付の為のなごりだと思われますが切れ目が入っていて切り取れます。

ほら‼︎ こんな風にキレイに切り取れます。
親切ポイントです。ありがたや (*´ω`*)

型紙をスロットルケーブルボルト取付用の穴に合わせてマスキングテープで仮止め。

あとはセンターポンチで穴を開けるポイントをマーキングすれば良いのですが…

スペース的に普通のセンターポンチでマーキングするのは無理そう💦

そこで考えた ☆


地面に打ち込む杭みたいなやつを…

先端めっちゃ鋭利に研ぎって…

センターポンチ代わりにしたら…


あっさり貫通してしも〜た ‼︎σ(^_^;)

エンジンルーム側から見るとこんな感じ。
予想以上に鉄板は薄いため やり過ぎには注意です。

スピードコントロールケーブルを通すための穴のセンターが決まったらいよいよ本穴を開けます。

どのくらいの穴を開ければいいのか?

一説によれば直径12ミリ程度の穴を開けてやれば問題は無いようです。

要はコントロールケーブルに付属しているゴムパーツの先端部が通りさえすれば特に厳密な指定はないみたい。

極力小さい穴で抑えておきたい場合は12ミリの開けてやれば良いかと…

今回は出来る限り純正正規の状態に近づけたいと思います。

コントロールケーブルのゴムに付着している穴に押し付けられて着いたと思われる痕跡から推定すると…

鉄板の穴の大きさはだいたい直径16〜17ミリと思われます。

17ミリのホールソーが見つからなかったので今回は16ミリのホールソーで穴を開けようと思います。

鉄板が薄いので…

あっさりくり抜けました。

かなりいい感じです(*^o^*)

防錆のためにくり抜いた穴の断面に塗料を筆塗りしておきます。だいぶ垂れました💦
見えないところだから問題なし。
最大の目的は錆びないことです。

そして問題のスピードコントロールケーブルを仮で取付けてみた。

バッチリです👍


しっかり穴のセンターが出ていて文句無しのクオリティー☆

アクチュエータも仮付けしてみた。

既存の穴を使い10ミリの長めのボルトで固定できます。

バッチリ‼︎ 👍

スピードコントロールアクチュエータも問題なく装着可能である事がわかりました。

後はスイッチ関係かな。。。


第4章につづく☆☆☆
Posted at 2019/04/19 12:44:08 | コメント(10) | トラックバック(0)
2019年04月16日 イイね!

オートドライブ取付② 〜絶望からの復活〜

オートドライブ移植にあたり走行速度を制御するスピードコントロールコンピュータが見つからず途方に暮れていましたが皮肉にも先に落札した部品たちが手元に届きました。

この部品たちはこのまま日の目を見ることなくお蔵入りしてしまうのか・・・(T-T)

「 ネットオークションでオートドライブ関連の部品ってほかに出品されてないかな?
もしかしたらその業者さんには部品取りした大元の車体ががまだ残されてるかもかもしれない。」

わずかな望みに全てをかけて早速調べてみた。

すると2件ヒット。


1件目はスピードコントロールスイッチ付コンビネーションスイッチ。


残るもう1件はオートドライブを作動させる為の負圧を作る為のバキュームポンプ。
これはターボ車用の部品です。

まず1件目のコンビスイッチを出品していた業者さんに電話。北海道の業者さんでした。

「すみません出品されている部品が装着されていた車両ってまだありますかねぇ?欲しい部品があるんですが・・・。」

そう伝えると調べて折り返しますとの事。

しばらく待っていると電話があり…
「すでに車体は解体しちゃったみたいなんですよ」との回答。

・・・ 。 _| ̄|○

やはりそう簡単には見つからないか。

半ば諦めモードで残るもう一件の業者さんに電話してみることに。

ターボ車用のバキュームポンプを出品していたのは茨城県の業者さん。

「ネットオークションでGX71のオートドライブの部品を出品されてますよね?オートドライブ関連の部品が欲しいのですがまだ車ってありますか?」

恐る恐る聞いてみると・・・

「ありますよ〜。マークⅡとクレスタがあるけどどっちのが部品がいいんかなぁ?」

えっ!? :(;゙゚'ω゚'):

1台でも貴重なオートドライブ付車がまさか2台も!? まさに楽園です♬♬♬

奇跡としか言いようがありません‼︎

早速スピードコントロールコンピュータが欲しい事をお伝えして部品を確認してもらうことに。

しばらくすると画像が送られてきました。

まさにこれです。

しかしオプションですらオートドライブの設定のないマークⅡワゴン。

配線を新規で造設することが必須という事で計画の事情を説明。

わがままを言って各装置類につながるカプラーと配線も頂くことにしました。

左からスピードコントロールコンピュータ、スピードコントロールアクチュエータのワイヤーハーネス、メインスイッチのワイヤーハーネス、ストップランプスイッチのワイヤーハーネス。

これでやっとオートドライブ計画が実行に移せると思ったのですがここでちょっとした問題が…

カットしてもらったスピードコントロールアクチュエータのカプラーが三角なんです。。。


しかし私が最初にネットオークションで落札したスピードコントロールアクチュエータのカプラーはまん丸。

調べてみると・・・

オートドライブアクチュエータは前期・中期・後期と3種類あるようです。

私がネットオークションで最初に落札した丸型カプラーのやつは…


どうやら初期型モデルのようです。

できればカプラー部は防水性なども考えて無加工でいきたい。

しかも・・・

スピードコントロールリンクに繋がるケーブルも品番変更がなされておりなんらかの改良が施されている可能性が高いです。

ちなみに業者さんが持っているアクチュエータは・・・


中期型のようです。約1ヶ月の期間しか製造されていないこれはこれで怪しい部品。。。

怪しいとは言えマッチング的にもスピードコントロールコンピュータとアクチュエータ、コントロールリンクは同一車両のものを使用した方が良いのではないか?そう考えセットで売ってもらうことにしました💦


とりあえずかき集めた部品。
順に紹介すると…

①スピードコントロールアクチュエーター

運転者がセットした目標速度になるようコンピュータから出される信号を元に アクセルペダルを動かす為のケーブルを引っぱる部品。
動力源はエンジンが回転することで生じる負圧を利用しています。

②正式名称はわかりませんがスピードコントロールリンク&ケーブルとしましょう。

ケーブルの先端をアクチュエータが引っ張ることでリンクが動いて白いロッド部でアクセルペダルのロッドを押します。
アクセルペダルのロッドを押すことでスロットルケーブルが引かれてスロットル開度を調整します。

取り寄せた部品を比較して気付きましたが…

前期型と後期型でリンクの反力、要するにバネ力がまるで違います。

前期型に比べて後期型リンクの方が反力が大きいです。
それもそのはず…

並べて見比べてみるとリンクの反力を生み出すスプリングが格段に大きく、太くなってます。
またそれに伴ってステーの形状も変更されています。
勝手な予想ですがオートドライブキャンセル時のスロットルOFF動作を迅速にする為の変更なのではないかと思います。

③スピードコントロールスイッチ(コンビネーションスイッチに内蔵)

ワイパースイッチの先端がオートドライブのコントロールスイッチになっています。

目で見てオートドライブ搭載車だとわかるのでインパクトは大きいです。

④スピードコントロールコンピュータ(オートドライブコンピュータ)

オートドライブシステムを総合制御するコンピュータ。
年式によってはオレンジ色のものもあるみたい。


(※画像はGX71マークⅡに乗られている★まあくん☆さんの投稿より引用させていただきました‼︎)


ー《補足・訂正》ーーーーーーーーーーーーーー

上記の記載内容で年式によってスピードコントロールコンピュータに種類があるみたいと記載してますが厳密には搭載エンジンによってスピードコントロールコンピュータが異なるようです。

ターボ車用 or 1G-E・1G-GEと言ったNAエンジン用。

オートドライブのアクチュエータを作動させるのに必要な負圧を作るためのバキュームポンプの制御が必要になるためターボ車用とNA車用はコンピュータが別物みたい。

ちなみに私が今回入手した緑のコンピュータはターボ車用ですが支障なく作動していますが逆にターボ車にNA用のコンピュータを使用するのは支障が出るのではないかと予測されます。

ー(R1年8月2日 追記)ーーーーーーーーーーーー


⑤オートドライブメインスイッチ

その名の通りオートドライブシステムの電源スイッチ。

⑥ストップランプスイッチ(オートドライブ専用


ブレーキを踏んだことを検知する為のスイッチ。

通常のストップランプスイッチが2極なのに対してオートドライブ搭載車のストップランプスイッチは4極。

ブレーキ操作に連動してオートドライブをキャンセルさせる為の重要な部品です。


以上オートドライブの大まかな構成部品でした♬♬♬

目当ての部品はそろったけどはたして取付できるのか・・・?
非常にワクワクします⤴︎⤴︎(≧∇≦)♬♬♬


第3章につづく☆☆☆






Posted at 2019/04/16 07:55:27 | コメント(12) | トラックバック(0)
2019年04月09日 イイね!

オートドライブ取付① 〜出会いは突然に〜

2月の末にいつものようにネットオークションを徘徊していると…


こっ、これは‼︎

GX71マークⅡオプション設定のオートドライブ(今で言うクルーズコントール)用メインスイッチではないですか‼︎

まさかと思って同じストアで検索すると・・・






他にもやっぱりありました‼︎

スピードコントールスイッチ付きコンビネーションスイッチとスピードコントロールリンクそれにスピードコントロールアクチュエータ。

当時でも貴重なオートドライブ。

この時代にお目にかかれただけでも奇跡みたいなものです。

もしマークⅡワゴンにオートドライブが装着できたら面白そうやなぁ〜

もしかしたらだれかやった事あるんじゃないの・・・?

マークⅡワゴンでオートドライブ関連の情報をググってみた。

しかし情報を収集するもマークⅡワゴンにオートドライブを装着したという情報はヒットせず( ̄◇ ̄;)

デジタルメーター以来のオラわくわくすっぞ〜的感覚✨


絶対にやってみたい ‼︎ ٩( 'ω' )و


しかしマークⅡワゴンには装着は困難だから情報がヒットしないのか?

検索をしていくとGX71オートドライブの移植関連でみん友さんであるえんどっちさんが過去に開設したであろうサイトに辿り着いた。

マークⅡワゴンではないですがGX71のオートドライブ無し車に後付けでオートドライブを装着する為の概要が記されていました。

サイトを何度か見返していると部品さえあればなんとなくいけなくもない気がしてきた(╹◡╹)♡

必要部品もなんとなく見えてきました。

オートドライブ装着にあたり後はブレーキを踏んだ事を検知するスイッチ(ストップランプスイッチ)とスピードなどを制御する為のコンピュータ(スピードコントロールコンピュータ)が必要のようです。。。

ストップランプスイッチはブレーキランプを点灯させる為のスイッチなのでどの車にも元々付いていますがA/D付車とA/D無し車では部品が違うみたい。

そうと分かれば早速部品の捜索‼︎

最初にオートドライブの部品を出品していたストアから部品を検索するとストップランプスイッチ単体では出品されてなかったけど…


ブレーキペダルと一緒になった状態でありました‼︎

あとはスピードコントロールコンピュータだけあれば部品はほぼ揃ったも同然なんだけどなぁ…

「これだけの部品があるのだからきっとまだ出品されてないだけであるはず」という淡い期待を寄せながらとりあえず関連部品を入札する事に‼︎

部品が落札が確定するまでの間スピードコントロールコンピュータがどんな部品でどこに装着されるのかを調べることに・・・
するとどうやら運転席足元のヒューズボックス付近に設置されるようです。


オートドライブ関連の部品は意外にも競合相手が現れる事なく意外にすんなり落札できましたε-(´∀`; )

残るはスピードコントロールコンピュータのみ。



落札後、出品元にスピードコントロールコンピュータは無いのか問い合わせてみると…

「 外せる部品は外してすでに出品しております 」

・・・。 (・_・;

まだ車に付いている可能性を危惧してもう一度確認してもらうよう伝えると…

「 すでに車両は解体されていてもう手元にはありません 」

・・・ 。 _| ̄|○

貴重なオートドライブの部品が・・・
何ということでしょう。。。(T_T)

早速暗礁に乗り上げてしまいました

この計画は幻に終わるのか・・・


第2章へつづく☆☆☆

Posted at 2019/04/12 08:46:36 | コメント(11) | トラックバック(0)

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