以下の内容は現在までのダイジェストも含みます(*'ω'*)
詳しくは過去のブログを参照してください☆☆☆
GX71の先進的で高級感のあるデジタルメーターに憧れて始まったデジタルメーター移植計画。
デジタルメーター本体は無事装着できていますが燃料計の表示の点で課題が残っていました。
燃料計を表示させる為に必要なGX71デジタルメーター装着車用燃料ゲージ(燃料タンクの中の燃料残量を読み取る為のセンサー)が新品は生産中止でネットオークションでもなかなか出てこず。
ネットオークションでやっと出てきたかと思うと想定外の高額取引で全く手が出せない‼︎ (>_<)
そんな時燃料ゲージ問題に一筋の光が・・・

100系ハイエースのデジタルメーター装着車用の燃料ゲージの新品がまだ入手可能である事が判明‼︎
なんとか使うことが出来ないかと・・・

取り寄せてみると本体の大きさ・形状がほぼ同じ‼︎
物的には取り付け可能な事が分かった♬

燃料ゲージ流用にあたりセンサーロッドをハイエース用センサーにマークⅡワゴン用センサーロッドを入れ替えて使用してみた。

しかし燃料計の表示上 満タン給油して中盤まではなかなか燃料計のセグメントが減らないのにね燃料計で1/4くらいからかなりのハイペースでセグメントが減ってしまうことが判明。
これでは使用上問題がある為・・・

センサーロッドの長さを加工したり・・・

燃料ゲージ内部の巻き巻き抵抗のハーネスの間隔をいじってみたりしたのですが効果があまり無く・・・

最終手段。
巻き巻き抵抗をの余分なハーネスをほどいて除去。

最初の状態より大幅に巻き巻き抵抗コイルの間隔を調整。
燃料計セグメントの減っていくペースを機能上違和感のないレベルまで持ってくることが出来ました。
しかしそれと引き換えにふたたび問題発生・・・

それまでちゃんと出来ていた燃料を満タンにした時のフルセグメント表示が満タンにしても2セグメント足りません。
とりあえず通常の使用では支障はなかった為約半年間そのまま使っていました。
【以上が現在までの事の成り行きです・・・】
今回このフルセグメント問題に終止符を打つ事にしました。
本日はあいにくの雨模様。
作業には不向きかと思いきやガソリンを扱う作業では床が濡れている方が静電気が抑制できる為予期せぬ発火を抑制することができます。
ガソリンスタンドの床によく水が巻かれるのも静電気予防の観点からだと思われます。
できれば消化器も近く準備できるのならそれがベストです(´Д` )
カーゴスペースのカーペットをめくるといつものサービスホール。
タッピングスクリュー2本を外すと燃料ゲージが半年ぶりにこんにちは(・Д・)ノ
燃料ゲージを外す前に給油口を緩めて燃料タンク内の圧力をにがします。

圧が抜ける程度に緩めるだけです。
燃料ゲージを外します。

ネジ5つを均等に何回かに分けて緩めていきます。

外した部品はケースかなんかに入れて無くさないように管理します。
燃料ゲージ摘出。

センサーのロッドを曲げないよう慎重に・・・
無論火気厳禁‼︎
静電気が発生するようなナイロンとかセーターなんかは擦れるとパチパチくんが発生するので避けましょう‼︎
燃料ゲージを取っ払った穴にフタをしてガソリンが気化するのを防ぎます。

静電気予防の為水で濡らしたタオルを硬く絞り穴の上に被せます。
燃料ゲージ外れました♬( ´∀`)
さっそく外した燃料ゲージを分解します。
燃料ゲージのカバーを外します。

カシメ3箇所を解くとカバー外れます。
ちなみにガソリン満タン時の可動接点の位置が下の写真です。
それを横から見るとこんな感じ。
拡大すると満タンにしたときにストッパーで可動接点が止まる位置よりも多めにコイルが巻かれています。

余分に巻かれたコイルが原因でフルセグメントが点灯しなくなっている訳です。。。(-_-)
修正しやすいよう燃料ゲージ本体から巻き巻き抵抗を外します。

上下カシメられている2箇所のツメを精密ドライバーで起こします。
次に燃料ゲージ本体と巻き巻き抵抗をつなげているハンダを切り離します。
ハンダ吸い取り器でハンダを除去します。
そうするとゲージ本体から巻き巻き抵抗外せます。

巻き巻き抵抗を外す際は知恵の輪状態なので無理に外して可動接点などを破損させないよう注意が必要です( ;´Д`)
巻き巻き抵抗が外れたので余分なコイルをほどいてみた。
ハーネス端部は端子に巻きつけて固定するが接触不良を防止する為紙ヤスリでハーネス表面の被覆コーティングを除去します。
できました(・Д・)ノ修正完了。
除去したハーネスです。
修正前と修正後の比較。

巻き巻き抵抗上部のハーネスを除去したのが分かろうかと思います。
これでバッチリのはず👌
それでは元どおりに復元していきます。

巻き巻き抵抗を本体に取り付けてツメ2箇所を
カシメます。
切り離したハンダも元どおりに溶着させます。
ハンダ付けできました。

ハンダゴテで火傷しないように注意しましょう☆
火災も注意です‼︎
カバーを装着する前に燃料ゲージを仮接続して作動チェックしてみました☆
まずはエンプティー(E)から。
もちろん問題なし(^_^)

問題は満タンにした時だ(-_-)
センサーロッドを上のストッパーに当たるまで上げて疑似満タン状態に・・・

果たして結果は・・・?

これは‼︎ Σ(゚д゚)

フルセグメント点灯成功‼︎ *\(^o^)/*
とりあえずひと安心。。。
作動が確認できたのでカバーを装着します。

ツメは3箇所ありますが何かあった時すぐ脱着できるように下のツメはある程度かしめますが上の2箇所のツメは外れない程度にはめ込むだけだけで良いと思います。
燃料ゲージが組み終わったら車にとりつけます。

車に取り付ける際はパッキンの組み忘れに注意です。
パッキンは基本的に再使用不可の部品です。
一度使用すると写真のようにクセが付き再使用すると密着不良で燃料漏れの危険もあるので交換しましょう‼︎
しかし今回は再使用します‼︎
良い子はマネしないでね(^_^;)
燃料ゲージを慎重にタンクの穴に挿入します。
燃料ゲージのネジ穴は向き間違い防止のためハマるところでしかハマらないようになっています。

外す前に合わせマークを付けておくと組み付けがスムーズになります。
パッキンと燃料ゲージの穴が一致しているのを確認してネジを取り付けます。

ネジ5本を外す時同様に数回に分けて均等に締め込みます。
締め込み過ぎは燃料タンクのネジ穴を破損させるので要注意です。
最後にフタを閉めて完了。

最初に開けた給油口の給油キャップの締め付けも確認しましょう‼︎(´∀`*)
確認のためガソリンスタンドへ給油に・・・

下を覗き込んだが燃料漏れはないみたい。

それでは・・・
緊張の一瞬。

おっ‼︎

問題なく満タン表示しました‼︎ ε-(´∀`; )
とりあえずこれでしばらく走ってみて燃料ゲージ問題に終止符が打てるか判断したいと思います╰(*´︶`*)╯