
お盆休みという名前の普通に日曜日でした。
ガレージに重量物の搬入をしなければならず、どうせトラック出すならとついでにいろいろ持って行きました。
んで、目的の重量物は100キロほどなんですが、4人力で無事降ろしました。
その後、トラックを返却し、も一度ガレージに。
で、7時半頃からボチボチとsevenのクラッチを交換にかかりました。
クラッチケーブルを外して、クラッチカバーを外して、スプリング6本外して、クラッチバスケットのセンターネジ@30ミリが、はずっ!はずっ!悪戦苦闘して外れました。
練習の時はインパクトであっさり外れたんですが、実機の場合はフレームが邪魔してインパクトが入りません。
たまたま、前日に受け取っていたエアーインパクトがあったので見てみたら、全長が電動インパクトより短く、これを使うことでなんとか外れました。
で、クラッチの状態を見てびっくり。
ほとんど残ってませんがな。
特に外周辺りは全くなくなっています。
んで、スチールプレートを見ると、案の定焼きが入ってます。
つまり冬ぐらいにはすでにフリクションプレートのプレート本体部分と、スチールプレートの摩擦で動いていたと。
シャリシャリと擦れるような音がしていたのは、このプレート同士の擦れる音だったと。
クラッチを切っても、弱いクリープのような感じで進むのは、プレート同士がオイルの表面張力で張り付くために、クラッチを切っても微妙に摩擦が発生するためだったと。
というわけで、サクサクとフリクションプレートとスチールプレートを外していきます。
ん?なんで内径のでかいフリクションプレートが2枚?これってA2用じゃね?
なのになんでスプリングプレートが1セット?
そういや、作ってもらってる時に「A1用を頼んだのにA2用が来たので交換してもらった」って言ってたけど・・・嘘だっっ!!
いろいろ酷いですが、すでにそのショップも無くなっているので、文句の持って行きどころもなく・・・
で、新しいのをクラッチバスケットに組み付けていきます。
んで、エンジンに組み付けようとしますが、位置合わせが難しく、結局クラッチバスケットを入れてから、フリクションプレートとスチールプレートを入れていく事になりました。
その後、30ミリのナットを締めて(規定トルク135Nmってゴツイな)
おや?
もしかして、なんとなく不安に思ってましたが、漠然と疑問に思っていただけですが、フリクションプレートの交換するだけなら、クラッチバスケット外す必要ないんじゃね?
その後、クラッチスプリングプレートの取り付けで若干悩みましたが無事取り付けて、クラッチカバーガスケットに液体ガスケットを塗ろうとしたら、ものの見事に固まってしまっていたので液体ガスケットナシで組み付け。
そんなにオイルがたくさん回るところではないので・・・と思っていましたが、やはり甘かったようで、ちょろっと垂れます。
後日、新しいガスケットと液体ガスケットを買って、クラッチカバーの取り付けのみやり直すことにして、試運転をば。
シャリシャリ音もなくなり、スムーズになりました。
ということで、完了ってわけではないですが、一応終了。
次回からはフリクションプレートの交換だけすれば良さそうなんで、おそらくクラッチ交換作業は1時間程度ってとこでしょうか。
さすがに4年近くは無理が有ったようですので、一応2年程度を目安に交換することにします。
費用は、フリクションプレートとクラッチスプリングが3万円
念のため交換したベアリングやらガスケットやらスプリングプレート類が3000円くらい?
クラッチバスケットホルダと30ミリのソケットが5000円くらい?
でした。
次回は、フリクションプレートとガスケットの交換だけでいけそうなんで、3万円くらいですね。
写真は焼けたスチールプレートと、もともとのスチールプレート。
つるぺたになってしまったフリクションプレートは写真を撮りそこねたので、またそのうち撮ってきます。
Posted at 2010/08/16 04:36:31 | |
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