スタビブッシュ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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10年で7万7000キロを走行した我が家のカングー。5月にダンパー交換をしたのですが、そういえばスタビブッシュ交換をやってなかったことに気づき、重たい腰を上げてやることにしました^^; 作業をしたのは11月12日の土曜日。
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まずは左側から。タイヤを外せば見えるのですが、意外と狭いところにあって一筋縄ではいきません。写真は交換後の様子ですが、とにかく手が入らず、ほぼ手探りで交換しました。ブッシュは上の部分だけで、下半分は樹脂製の「ゲタ」です。このパーツは変形してなさそうなので再使用。
作業時間は1時間ほどでしょうか。
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取り外したブッシュ(左)と新品(右)。見てのとおり下半分がかなり変形してます。これではしっかりスタビライザーが保持できずガタが出ますよね^^;。部品の税別定価は3500円です。近所の部品屋さんは1割引でいつも出してくれるのですが、最近PayPayが使えるようになりました。
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左側が終わって右側を見ると、ステアリングギアボックスが邪魔していて全く手が入りません^^;。この日は夕方から車中泊の旅に出る予定になっており、出発までに作業が終わらないと困るので、別日に作業することにしました。
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左側の作業から1週間後の11月19日に右側の作業をしました。
以前、オーディオ取り付けキットの件でお世話になった@furutatsukouboさんのinstagram経由のアドバイスで、室内側のステアリングのジョイントを外してから作業することに。
サスペンションフレームに留まっている18ミリを2本外し、ステアリングギアボックスをずらして作業スペースの確保を試みますが、なかなか手が入りません(涙)。
なので、ロアアーム後ろの18ミリのナットも外したりしてみますが(写真手前のボルト部分)、ホイールハウス側から後ろ側のスタビブラケットのネジを緩めるのは無理そうだとわかりました^^;。
サスペンションメンバーの後方隙間からアクセスしようにも、ラチェットが入りそうな空間が全くありません(この写真はすでにスタビブッシュのブラケットが外れてますね。戻す前に撮った写真です^^;)。
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思い切ってサスペンションフレームのサポートスティフナ(?)を外して、フレームをできるだけ下げてスペースを確保しようと試みます。フレームはジャッキで支えてギリギリまで下げます。
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作業の順序が逆ですが、ステアリングギアボックスの遮熱板も外します。10ミリネジ2本で留まっています。
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ステアリングギアボックスをフリーにして、サスペンションフレームを下げて、さらに左右のスタビリンクのネジを外して、ようやくここまでスペースが出来ました^^;
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というわけでなんとか交換が完了。右側だけで約3時間^^;。何度も潜ったりホイールハウス側から手を入れたり、骨の折れる作業でした。
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先日、たまたま買っておいた3/8差し込みの小さいラチェットが大活躍^_^。コマはショート、セミディープなどいろいろ使いました^^;。
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試乗してビックリしたのが、3年くらい前からステアリングを切る時に「カンカン」と出ていた音がキレイに消えたこと。
以前、某ショップのメカニックさんに「サスペンションのアッパーマウントの音では?」と言われていたのですが、今年の5月に交換したのに音が消えずにモヤモヤしていました。
据え切り時にやたら音が出るので「ポンコツっぽくてヤダなぁ^^;」と思っていたので、嬉しい限り。
スタビリンクのブーツにヒビが見えたのですが、来年の車検に替えればいいかなぁ。
小さいパーツなのに物凄く工数のかかるタイヘンな作業でした。
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