ステアリングセンター出し タイロッドを調整してみた
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
スイスポのステアリングに交換したら,写真のように直進時のステアリングが少し右に切れた状態になりました。言い換えればステアリングを真っすぐにすると左に少しづつ曲がっていきます。
ネジをギザギザ溝の1溝分ずらすと上記の逆方向少し右寄りになってしまい,丁度真ん中になりません。
そこで,タイロッド調整をする事にしました。
LaBoon!!さんのサイトを参考に作業してみました。
タイヤの操舵調整ですから、ご自身で調整するならば自己責任でお願いしますね。
2
まずは,車底面前方にあるトルクロッド締め付けボルトにジャッキを当てて前輪2輪とも持ち上げてタイヤを外します。
スイフトはタイロッドがドライブシャフトの後方に有ります。
タイヤ右側の写真です。
写真のようにタイロッドに現状位置を示す線を印しておきます。
作業時に本当は1/4位しか回しませんが,何週回しても元にもどせるようにネジ溝にも印を付けておきます。
タイロッドが伸びているのか縮んでいるのか調べたくなり、何週回したかわからなくならないように印を付けます。
3
スパナサイズはタイロッド13㎜・タイロッドエンド17㎜・固定ネジ19㎜が必要です。
最初に赤色部分のタイロットエンドをスパナで保持しながら黄色の固定ナットを緩めます。
4
次に赤色部分のタイロッドエンドをスパナで保持しながら,水色部分のタイロッドを動かして伸縮させます。
写真奥に写っているゴムカバーの止め金も回したタイロッドに合わせて、よじれていないように正します。
5
右タイヤ側です。
スイフトはタイロッドがドライブシャフトの後方に有ります。
今回、ステアリングを真っす状態でタイヤは左に少し切れるので,右のタイロッドは縮めます。
スパナで13㎜のタイロッドを前方から後方へ1/4だけ回します。
特にここの作業はLaBoon!!さんのサイトを参考にしてみて下さい。
6
左タイヤ側です。
左のタイロッドは伸ばします。
スパナで13㎜タイロッドを前方から後方へ1/4だけ回します。
これでテスト走行するとほぼまっすぐになりました。
こうして走ると左に傾いている道路が多いことに気づきました。
ほぼまっすぐと書いたのは,今まで気にしませんでしたが、左に傾いた道路で走っているとステアリングを真っすぐにしていても左に少しづつ寄っていき、ステアリがまっすぐになっているのかわからなくなるからです。
左右のタイロッド調整をまとめると,タイロッドがドライブシャフトの後方に有るスイフトは,13㎜のタイロッドを左右ともに
・奥から手前に引いて回せばタイヤ方向は右に向き
・手前から奥へ回せばタイヤ方向は左に向く
ということになりますね。
合ってるかな?ややこしいです。
作業する場合は,くれぐれも自己責任でお願いしますね。
その後、何回か乗っていると、まだ少し左に寄って行くので、調整出来るお店を何軒か電話で修理屋に聞きました。
オートバックスでは、アライメント調整での作業となって1〜2万掛かるとの事。
真っ直ぐかどうトー角だけを見るサイドスリップ調整をしてくれる所は検査だけで、約3000円、そこに調整が加わると、規定作業時間費30分作業で約3500円くらい掛かるとの事でした。
結局、2回目のリコールの時に、ディラーに相談したら無料でしてくれました。有難うございました。
そこで、教えてくれたのは左右のタイロッドを同じ分だけ回すだけなら、トー角は走行に影響が出る程の狂いはないそうです。
スズキの一般車は、タイヤは真っ直ぐに設定してあり、トーイン設定にはしていないそうです。
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