2009年10月29日
高校の恩師が…
本日お見舞いに行ってきました。
高校の同級生と一緒に。
つい先日、同窓会をして来ていただいたときは、回復していて、元気な姿でしたので、ホッとした物でした。
それが、日曜日に、入電で、入院したとのこと。
詳細が、月曜日に判明。
火曜日にも、同窓生が行ってきた話を又聞きで今日の午前中に聞いた。
意識朦朧で、かなり苦痛らしい。
お見舞いに行こうか、悩んだ…
行くだけ行って、ナースセンターにて伝言を頼む形にしようと
お見舞いを持ってナースセンターへ
注意書きには、持って行ったお見舞い品に関することで、NGだった。
…
予定が狂う
仕方ないので、いったん車に戻り、お見舞い品を置く
ここでも悩む。
同窓会での元気な姿での勇姿を心にとどめたままにするか、今、苦痛にゆがんで、意識ももうろうとしている姿を見せたくないのではと思う気持ちもあるので、やはり帰ることにするか…
結論
ナースステーションで、来たことを伝言して貰うことにした。
折り返し、ステーションへ
入院患者の名前を告げ、こちらの名前(2名)を告げた。
来た旨だけを頼もうとしていると、そのまま病室に消え行く
困った
予定では、伝言だけで帰る予定だったので、戸惑う。
先ほどの人が戻ってきた。
「お会いになるそうです」
戸惑う
掛けられる言葉が見あたらない。
でも、会ってくれると気を使ってくれた。
病室に向かう。
扉の前で、しばし悩む
個室
ノックしてはいる…
痩せていた…
笑顔で迎えてくれる。
こちらも、何とか笑顔で返せた。
しかし、…
高校でのそれも20年も前の事を、覚えている。
先生は凄い。
フルネームで呼んでくれた…
泣けた、今書いている状態でも泣ける
一緒に行った友達は、泣かない
強いと思う。
私は、言葉を…話を…続けようにも、途中で言葉が切れる
目から溢れる、止まらない…
自分は、弱い…
先生が弱音を言った。
「夜が怖い、そして長い」
掛ける言葉が出ない
逆に励まされた。
こちらに、自分ができなかった夢を渡された。
長生きして、子供の成長を見守ることなど
握手をして別れた。
まだ力強かったのに…
同窓生の一部は、行かない決断をした。
私は、悩んだが、行く方を選んだ。
会わずに帰るつもりで、行ったが、一緒に行った友達は、「会わない方が後悔する」と、行く決意をした。
それぞれの友達が選んだ道は、共に重い決意
余命1ヶ月
先生から、「今生の別れだ、会いに来てくれてありがとう」
会ったことは後悔していない、しかし、溢れる涙が止められなかった…
今でも、良かったのか分からない。
が、良かったはずだと思いたい。
連絡を貰う友達からの電話に出るのがこれから怖い
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Posted at
2009/10/29 00:15:02
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