幼い頃観たサンリオの「くるみ割り人形」
https://youtu.be/h93RKnD_tkA?feature=shared
この映画を劇場で観たとき、ポポロン(昔々映画館で売っていたお菓子)を落としてしまうほどの衝撃でした。
ずっと忘れられず、ずっと想い続けて、大人になってからVHSを手に入れて2回目が観れたときの感動は今でも忘れられません。
2014年、
声優さんたちを変えて新しく撮り直された作品も観ましたが、それは全く別もので、現代風に映像を楽しむスタイルのもので、

(こちらはリメイク版)
昔々に作られた「くるみ割り人形」の「人の心」や「愛」を丁寧に語り刺激する作品が、どれだけ素晴らしかったかを思い知らされたのでした。
今では、昔々の作品がサンリオオンラインストアで本もブルーレイも普通に買えます。
サンリオオンラインショップ本店 - 公式通販サイト https://shop.sanrio.co.jp/
主人公の声優さんは「鳥の詩」の杉田かおるさんで、各国の名士役の声優は、昔のテレビ司会者達がズラ〜り。
そして私は相手役の王子様より、このドロッセルマイヤーおじさんにずっと恋をしていたのでした。
ドロッセルマイヤーおじさんの声は水戸黄門の西村晃さんです。
だから、こんなシーンより
こんなシーンにドキドキさせられ、
(夜中にドロセルマイヤーおじさんが訪ねてきて楽しい話をしてくれる)
夜にベットで寝転ぶたびにドロッセルマイヤーおじさんが訪ねてこないかな?なんて想像したりして切なくなっていました。
森の中で「愛」とは何かと答えをだすときも、ずっとずっとそばで成長を見守ってくれるドロッセルマイヤーおじさん。
夢から覚めて目覚めたとき、こんなふうにそばにいてくれる。
王子様(従兄弟のフリッツ)がお見舞いにきたら席を譲って、
窓際で微笑むドロッセルマイヤーおじさんの表情と佇まいが、どれだけ紳士的で、どれだけ深くゾクゾクさせられるほど魅力的だったことか。
私を色んな世界に連れて行って、、といつも思っていました。
つい最近、この映画のLPが発売されていたことを初めて知って必死で探して手に入れることができました。(リメイク版は音楽もなにもかも違うので、昔々のレコードでしか聴けないのです。)
ずっとフルで聴きたかった、時計の唄(私のなかでドロッセルマイヤーおじさんのテーマ曲)
お月様に目隠ししておいて〜♪
って、この歌詞だけで妄想は膨らみドキドキ倍増
レコードからUSBにダビングできるステレオ?も買って、初めて音楽として聴けたときは「ヤバーイ♡(˃͈ ˂͈ )」と声をあげてしまいました。
これで私は満月の夜に、車を森にとめて、この曲を何度もリピートすることができるようになりました。
ずっと、お城より森に行って、たくさんの謎を解きたかった私。
クララも幼い私も「愛とは何か」の答えにはたどり着いたけれど、その愛が後に人間を最も苦しめる人質になることは知らない。
その先の答えを出すときも、ドロッセルマイヤーおじさんがずっとそばにいてくれたらどんなに幸せだろうか。
6月12日、レコードを初めて聴いた日、主人公クララと私の幼い頃の恋をイメージして作った花束がこれ
近所の日比谷花壇に、あんまりにもイメージにぴったりの「クララのワンピース色」のガーベラが売っていて、それ以外もう考えられなくて、それだけの花束を作ったのでした。
追記
【AMV】くるみ割り人形「時計の唄」 - ニコニコ動画 https://sp.nicovideo.jp/watch/sm28783669
↑これすごい!なんでこんな動画があるの!?
Posted at 2025/06/26 18:48:17 | |
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