2022年03月12日
戦争とコロナウイルス2
海外のボランティアのなかに、病院でお年寄りや障害のある人のお世話をするというものがあります。毎年お年寄りは、世界中で、たかが風邪やインフルエンザで容態が急変して簡単に亡くなっていますので、そういうボランティアに参加すると悲しい現実にいつも触れることになります。
だから最初の頃、たくさんの人が「コロナウイルスは急に容態が悪化して亡くなるらしい!」と騒いでいたとき、それは今までの風邪やインフルエンザと何が違うんだろうか、、、と考えていました。
みんなに免疫のないものは感染力が強いので、←新型インフルエンザパンデミックのときは一ヶ月前とかにインフルエンザにかかっていた子供たちまで次々に感染しました。
コロナウイルスはみんなに免疫のない風邪なのだから、今まで風邪やインフルエンザでたくさんの死者を出しているような、米国みたいな国はものすごく大変なことになるんだろうな、、とも。
でも、ここで不思議な話があります。
あれほど病院では亡くなってしまうお年寄りが、ボランティアが病院にすら行けない人の自宅をまわったり、集めてもらって看病したりすると悪化どころか、今まで一人も亡くならなかったんです。
それが薬害であるとはいいません。
西洋医学は、今まで漢方薬では助けられない、たくさんのお年寄りの命を救ってくれましたから。
だけど、どうしてもその事実は解明したかったです。
世界には、本当にたくさんの薬草があって、病院にたよらない風邪の治し方がいろいろあります。
それぞれの国が、このようなものを調べて、実践して、世界中で共有し協力しあって、お互いの資源を称え合えていたなら、今の戦争も起きなかったのでは、とずっと考えてしまいます。
小さなマイナスの感情を放置し続けると、重大な事件が起きてしまうことは歴史をみてもあきらかですが、
コロナウイルスは、たくさんの悲しみを私達に与えましたが、本当は国のリーダー達が、たくさんの国とコミュニケーションをとり仲良くなるチャンスも与えてくれていたのでは。そしてそれができていたなら世界平和も夢ではなかったのでは、と思ってしまいます。
だって、人間を支配しているものはやっぱり感情で、それは地道に努力して築き上げてきたものすら破壊させるスイッチにもなるけれど、人間には仲間や愛するものを守ろうとする感情もあり、その感情はかなり大きく、驚くほどに強いもので、
人間の「自分なんかどうなってもいい」という感情は、
実は破滅にむかうときより、誰かを愛するときの方が強いように、いつも感じているからです。
そんななかで、
この頃コロナウイルスに感染している人達にたくさん会わせてもらって、いろんな発見がありました。
それは舌です。
通常の風邪でも、舌は、たくさんの種類がありすぎる漢方薬を飲むときのヒントになるのですが、
このコロナウイルス、舌が白くなる人が多すぎます。
舌が白くなる理由は免疫力低下など、風邪をこじらせニ次感染が起きやすい体になっているサインであったり、いろいろな理由があるのですが、コロナの場合はむしろ胃腸の冷えの可能性があるのではないかと考えました。
なぜなら、手足もつめたくなく、熱も出ていないというのに、舌が白い人達の寒気をうったえる人の多さです。
それは、特にワクチンを2回以上接種して感染した人と、ワクチンを接種せず、軽い症状が時間差でダラダラと続いていた人に起きていました。
そこで思い出す、コロナウイルスの漢方薬のなかのリストにあった胃苓湯
このリストをみたとき、何故、胃腸症状がない人が多いのに、中国で患者さんを集めて治療にあたった漢方医たちが、最終的に胃苓湯を入れることを選んだんだろう?と不思議だったのです。
もしかして、この舌と変な寒気がほかでもたくさん確認されているの?
いわゆる普通の風邪で体をあたためるものなら、即効性のある、他に優秀な漢方薬がたくさんあるのに、あえて胃苓湯ならば、胃腸を冷やす水毒が考えられ、それには舌の白さは絶対に関係があるんです。
今まで自宅待機させていた人達に、せめて、
どんな症状でどんな薬をのんでいたか等、経過をたくさん記録させてほしかった。
2年もあればそこに必ずたくさんのヒントがあったはずなのに。
コロナウイルスは不発弾みたいだと思ったことがありますが、くしゃみ鼻水、鼻詰まりもないのに、嗅覚に影響をあたえたり、胃腸症状が全くないのに胃腸を冷やしているのなら、本当に不発弾です。
もしそれが後遺症と言われるような、長引く咳、倦怠感や味覚障害を引き起こしているなら、風邪の初期に飲ませるような、体に熱を起こさせて発症させる薬を試してみる価値はあるかもしれません。
素人だから、こんなことを図々しく考えることができるのですが、、、
実は、チャレンジしてくれるというので、咳が続いている人に咳とは関係ない、体をあたためる系の漢方薬を飲んでみてもらいました。←一人は医師です
不思議です。
喘息のような咳だったのに、翌日から痰が出始めて、咳が治りました。
ワクチンを接種して感染した人達は一度高熱がでて発症したはずなのに、、、
やはり直ぐに発症する1号と一緒に、発症しないまま体に残る不発弾2号、3号が存在していて、それがアレルギーのようなものを引き起こしていたりして?!と考えてしまいます。
実は私も感染中に、熱もなく体温も正常、手足も触ると温かいのに、なぜか寒気が続いたあと、寒気がなくなって嗅覚障害が起き始めた一日だけ、舌が白くなり驚いたんです。
ですが、嗅覚障害で飲み始めた漢方薬はまさに体をあたためるものだったからか、一日で白さはなくなりました。
私は、風邪をひくと熱を起こさせる漢方薬を直ぐに飲んできたからか、風邪で舌が白くなるのは初めてのことでした。
あ、熱は下げなくちゃいけないときもたくさんあるので、全て温めればいいというわけではないですし、同じ病でも、熱をどうするかのタイミングはそのときどきの症状で変わります。
風邪は、その人の体の弱いところを教えてくれます。ひいたときに、自分の舌がどうなっているのか、どんな症状のときにどんな薬がどのように効いて、どのように効かなかったのか、を記録していくと、病気にまではなっていない自分の体の弱点を知ることができちゃいます。
特に自分だけを悪化させた薬、自分だけに効かなかった薬は、とても大切なヒントになるな、といつも感じます。
コロナウイルスは、世界中の医師やウイルス学者等がまだまだ正しいこたえを出せないでいます。
だったら、こんなお医者さんごっこレベルだって、ていうかだからこそ??いつかなにかの役に立つかもしれません。
だって私達は、利害関係なく、世界平和を望みながら、ただ大切な人を守りたいと願っている、風邪の経験者なのだから。
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Posted at
2022/03/12 09:47:58
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