1月にブログで書いた
https://minkara.carview.co.jp/userid/2621418/blog/48214426/
ライフ•オブ•パイ/トラと漂流した227日
が、TVで放送されることを知って、偶然に驚き録画予約をしていたのですが、つい最近それを観てさらに驚きます。
私は好きな作品がTVで放映されるときは必ずCMもしっかりみるのですが、そのCMのなかに2013年の映画「謎解きはディナーのあとで」が入っていたのです。
シンガポールの客船のなかで事件が起きるお話ですが、私はその映画の7年前(今から19年前)に、その客船のなかで4日間謎解きをしていたんです。
https://locationjapan.net/newss/20130813/
それは、船の中にいる人のなかから変装して乗船している特定の人物を探し出すことでした。
まだ子供も幼く、なるべく離れないようにしていた時期なので、滞在していたオーチャードブルバードのホテルから一緒に連れて乗船していましたし、
「ゲームだと思って、この人だと感じた人を、下船する直前に電話で教えてくれればいい」
と言われていましたから、後にこれがきっかけで、また違った世界に引きずり込まれていくとは思ってもいませんでした。
こんなにたくさんの客室から、
10001と10008の二部屋が用意され、
部屋がキャプテンの客室の真下、ディナーの席もキャプテンの近くだったことから、探し出す人物はもしかしてキャプテン?と簡単に思っていましたが、二日目から怪しい人物が次々に現れて、少林寺ショー、クルーによる女装ショー、避難訓練、子供プールのタコ等まで関係ありましたし、出会う物や人から感じた全てを覚えていなければ解けないようなかなり難しいものでした。
度々こんなゲームをやらされていましたが、遊びだよ!って言われてたのに実は違っていて、怒ってもいいところですが、全ての国での思い出がめちゃくちゃ楽しいので、今となっては良かったと思っています。
とても懐かしく、あまりの偶然に驚いて、アルバムやコレクションケースを探してみると、
日本語のパンフレットや、(私が乗船した頃は日本人はほとんどいませんでしたが、後にツアー等ができて?日本人がたくさん乗船したそうです。)
30ページのガイド冊子

(確か船の客室に英語と日本語のパンフレットが置かれていて、アルバムには英語版が貼られていました)
荷物のタグ、
ルームキーまででてきました。
そういえば、、、
ピアノの上にある置き物のなかの船もその船でした!
リンクで張った記事に、なぜか豪華客船と書いてありますが、そんなことはなくてとてもリーズナブルな船室が9割で、レストランもカジュアルなお店が多くほとんどの場所でドレスコードはありませんでした。
でも二部屋ともバルコニーも広く、リビングもベットルームもおしゃれで、10001のお風呂なんかはジャクジーになっていて、とても大きく快適だったことを覚えてます。
そして、TV版ライフ・オブ・パイを観た次の日、近所の駅ビルへいくと、、、、、インドフェア!?

(子供にもプレゼント出来そうな本でした)
本、ハンガーに掛けられた洋服、敷物、置き物まで、
この写真の20倍くらいのスペースにびっしり並べられていました。
私はずっとインドに能力という宝を持って、信仰の謎を解きに行きたかったのですが、それは死について答えを出してみたかったからでもありました。
でもこの頃は、謎解きなんて、正解がはっきり分かる、死んだあとでいいのかもしれないと思っていました。
が、それも間違いなの?
今年になって毎日のように、本当に書ききれないくらいのセレンディピティを感じて、
うわぁ、嬉しいな、って何度も思わせてもらっているのに、それを超える悲しみでどんどん心は閉ざされていきました。
誰かが強く寄り添ってくれているような共感性もびしびし感じて、「ありがとう」と何度も何度も涙したというのに、邪悪な世界から足を洗うことができません。
自分を慰め守ってくれるものが現れてるのだとしたら、これほどの裏切りはなく、私は本当に愚かで傲慢で罪深い人間だと思いました。
だけど、どうしたらいいんだろう、この憎しみは、守るべきものを傷つけられた痛みなのに。
Posted at 2025/04/07 00:23:47 | |
トラックバック(0)