昔からカエルが大好きなズグロン。
童話「カエルの王子様」も大好きだったし、
薬局前に置いてあったコルゲンコーワ?のケロちゃんの前にもいつも立ち止まり、
35年前くらい?には「けろけろけろっぴ」というサンリオのキャラクターにハマり、
お弁当箱から鉛筆まで、学校のものは全〜部けろっぴにしちゃってたくらいです。
そんな私が2011年から2013年に田舎暮らしができたときは毎日どれだけ幸せだったか。
お買い物に行く先に必ず田んぼがあって、いつもいろんなカエルに出会えるのですから。
とはいえ、絵本の中のカエルといったらグリーン。

↑あ、これ購入した置物です。
それ以外の茶色い巨大なカエルに会えばズグロンだってビビリます。
2012年、カエルの王様モリアオガエルに出会い飼育♡🐸♡毎日、王子様!と呼んで、幸せな日々を過ごしていたなか、2泊3日で鳥取県の皆生温泉に行くことになりました。
モリアオガエルは近所のペットショップが、ペットホテルとしてあずかってくれました。
夕方、米子自動車道につくと、急に怖いくらいの豪雨で通行止めに。なんとか一般道で海沿いのホテルに到着。そして翌日、美しいくらいの晴れた空の下、海を散歩していると、、、
?!?!?!トノサマガエル!!
あり得ない、砂浜にトノサマガエルがいるなんて!!
しかも、見たことがないくらいに凄く大きい!!
きっとあの豪雨で流されてきたんだ!!と思いました。蛙がこんな暑い日に海になんていたら、死んでしまうのでは??
弱っているのか、とてもおとなしい、、なんとか 3匹捕まえて、初めてトノサマガエルを飼育することに。
だけど、、トノサマガエルって、ジャンプ力が本当に凄いんです!!ケージを毎日洗うたびに高さがかなりあるフタに向かってみんなで体当たりするんです。
ときには口に血がにじむくらいに。
(>0<;)ひえーごめんなさい!!と何度もおもいましたし、
一番怖かったのは、一匹が私をみると、みんなでサッと向きを変えて私をみるんです!!
この光景は、SFホラーの「光る眼」そのものです。
怖いよー、もう、無理だわ!
モリアオガエルは私と仲良く←勝手に
幸せそうに暮らしているというのに、、、
生態を考えて、その何倍もの快適な←勝手に
ケージや環境を与えているというのに、まるで恨んでいる仇のような目で毎日私をみる巨大トノサマガエルたち。
みんなで私の動きを追って、みんなでサッサッと向きをかえて常に私をロックオン。
トノサマガエルって、こんな生態なの?!
それとも何か特別に訓練されたカエルが豪雨でなんらかの施設から逃げたしたの?!
ま、まさか、光る眼のカエル版?!
もしかして、海にはなにか目的があって来ていたの?!
もう考えすぎて、怖いし疲れるし、、、
市の施設やいろんなところに相談して、海に返すのはやはり危険と言うことで、皆生温泉に一番近い田んぼに返すことになりました。
生物の本当の気持ちなんて、いつだってわからない。
どんなに大切に思っていたって、相手の気持ちは全てが自分の思い込みにすぎない。
人間同士もそう。
だからこそ、みんな孤独で、共感に救いを求めたり、すべてを投げ出してしまうほど強く惹かれてしまうのかも、、、
と深く考えさせられたカエルとの出会いでした。
Posted at 2022/06/30 11:36:16 | |
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