Grande Violaのブログ一覧

元特捜検事・宗光彬。高度な法律関連事案の解決を請け負う彼は、裏社会で「非弁護人」と呼ばれる。六年前の冤罪により、表向き弁護士活動はできなくなった身の上だ。
ふとした経緯で、ひとりのパキスタン人少年から「いなくなったクラスメイトを捜して欲しい」という依頼を受けた。失踪した少女とその家族の行方を追ううちに、底辺の元ヤクザ達とその家族を食い物にする男の存在を知る。おびただしい数の失踪した者達はことごとく惨殺され、子ども達は人身売買組織に売り払われた。
ヤクザを文字通り骨まで食い物にする〈ヤクザ喰い〉。奇跡的にその男の手を脱した女性の手掛かりから男の指紋を検出することに成功した。その名は蜷川功一。宗光は因縁の元同僚弁護士・篠田と共に反撃を開始する。
悪魔のような連続大量殺人犯に、いまなお確執を抱え、恩讐を越えたふたりが挑む！



国力が疲弊して他者に対する不寛容と無関心がはびこる現代日本において、あながち空想の話とはいえないくらいリアル感を伴う設定で面白かった。

表紙の意味はラストで明かされるわけですけれども、そこんとこはちょっとありがちなタネ明かしで、あそこまで慎重だった犯人ならもう一捻り欲しかったような気もしました。

いや、まあ、それでも面白かったですよ。

愛用の1999年製キネクロ2ndのおはなし。

ベルトが千切れて純正新品に交換したのが14年前の2008年！

ウレタンとメタルのコンビベルトは気に入っているのですが、ウレタンの経年劣化は避けられないわけで、今回もひび割れが出現しました。

セイコーのオフィシャルショップにて交換を依頼するも「もう在庫がありません」とのこと。

仕方ないのでベルトを外して重曹水で洗浄。
14年分の汚れで真っ黒でした。。。（ついでに他のデイリーウォッチも5本洗ってピカピカに）


密林で汎用品の支那製ステンレスベルトを購入。

なんと902円！
文句はダサいけど箱はしっかりしてるし、怪しいけど日本語の説明書はついてるし、専用工具までついてるしで意外や意外に良心的な製品。


良い感じにイメチェンできて嬉しい！　

という自己満時計ブログ。

第一戦で「時間の使い方が下手だった」と申し上げたら、90分ひたすら時間の使い方を見せられてスコアレスドロー、決勝進出でござる笑

ホントは自軍のファールをこちらのダイブ呼ばわりする指揮官のチーム（サポはサポで準決勝なのにデカいカップのゲーフラ出してしまうのは痛くないかなw）にはきっちり勝ってやりたかったんですが、挑発に乗らず次に進むというミッションが一番大事なのは選手がよくわかってたみたいですね。

MOMはスパイダーマンセーブでクリーンシートを達成した大迫で文句なし。



やってやりましょう！

勝ったのに
負けたような表情
はー、何やってんだ
時間の使い方が下手だった
のつだのがみは良かった
運命の第二戦は今週末
るきあん。



攻守の切り替えで圧倒して川村塩谷川村で3-0。
本来ならこのまま何もできない感を植え付けたまま終わらせないといけないとこでしたが、ルキアンさんとフアンマさんの個人能力に屈して2点献上。
アビスパさんにまだまだやれる印象を与えてしまったのはかなり悔やまれるところ。
アウェイゴール3はもちろん悪くないんだけど時の運で何が起こるかわからないからなあ。


日曜、もう一度ふんどし締め直して勝ちましょー！

大学病院で、手術支援ロボット「ミカエル」を推進する心臓外科医・西條。そこへ、ドイツ帰りの天才医師・真木が現れ、西條の目の前で「ミカエル」を用いない手術を、とてつもない速さで完遂する。
あるとき、難病の少年の治療方針をめぐって、二人は対立。
「ミカエル」を用いた最先端医療か、従来の術式による開胸手術か。
そんな中、西條を慕っていた若手医師が、自らの命を絶った。
大学病院の闇を暴こうとする記者は、「ミカエルは人を救う天使じゃない。偽物だ」と西條に迫る。
天才心臓外科医の正義と葛藤を描く。


柚月さんの小説はどんな分野においても取材がしっかりしていて読み応えがあります。
本作も最先端の医療技術と難病の病態や治療法、病院経営の内幕などかなりリアルに深いところまで描かれており、少年と西條が心を通わせるさまも彼女らしい筆致。


ただねー、ミカエルに不具合の可能性が浮上した時点で即座に隠蔽され、充分な調査もなく全国的に使用が継続される？？
西條だけが名声を捨てて少年の命を守るなんてやや現実離れした設定には白けてしまいました。
医は仁術か算術かという古典的プロットは物語として成立させやすいんでしょうけどね。


西條が心臓外科の教授なのにやたらと胸ぐら掴んでしまうところは孤狼の血風味が抜けてないし（笑）