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今シーズン最後の渓流ルアーフィッシングに行って来ました。戦績は2戦2敗のボウズ。いいサイズのイワナが追って来たけどミノーを食わず。友人も小さいイワナが何度か追って来たけど、やはりルアーを食わずボウズ。まっ！釣れなかったけど楽しかったな。それとちょっと恐い体験したので書いておこっと。


朝5時過ぎに入渓して数分後に目の前の崖が、ガサガサ、ガラガラと音がして何か黒い動物が落ちて来た。

薄暗い中、茂みの向こうに見える黒い何かは、四足で動いているし、大きさ的に子熊くらい…。

ヤバい！子熊だったら親が降りて来るに違いないと思い、釣りストップ！近くに鉄パイプとかないか辺りを見渡したけど、そんなのある訳ない。

黒い何かが茂みの向こうから、こっちを見てる…。リュックからフィッシングナイフを取りだし、熊よけの鈴(ベル)をリンリンとめっちゃ鳴らし、おーっ！と声を出したけど、まだ見てる。いや、逆に茂みから出て来そう。鈴は鳴れど熊よけにならん！(上手い！)

そして黒い何かが茂みから出て来る…。出て来た…。

えっ！？イノシシ？おーっ！イノシシだ！子熊じゃないから親は出て来ないなと少し安心したけれど、イノシシも初遭遇だし、こっちに来そうな気配だし、イノシシの牙に刺されて死亡的なニュースが頭の中をよぎる…。

右手にフィッシングナイフ、左手に拳よりひと回りほど大きい石を握りしめ、川を挟んでイノシシと対峙。

ほんの数秒間対峙した後、イノシシは上流側へ逃げた！川をバシャバシャ渡りまた茂みの中へ。これから俺も釣り上がるのに…。10分以上時間を空けて釣り上がったけど、落ち着かない。

そして次はこんな足跡を発見。




この大きさと形的に熊かな？俺、手は大きい方だけど、この足跡は更に大きい。釣果に期待した午前中は、周囲の物音に過敏になって、釣りに集中出来なかった。

最終釣行は釣れなかったけど、今シーズンもケガもなく無事に楽しくルアーフィッシングが出来ました。また来年も行こう♪